れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

シロバナシナガワハギ(白花品川萩)

2016-08-31 07:00:46 | 野の花日記

シロバナシナガワハギ(白花品川萩)
<マメ科シナガワハギ属>
この花の名が解らなくて、「花調べ」に投稿して
教えてもらったものだ。


日本古来のものかと思ったが、
中央アジアの原産で
マメ科の飼料作物として栽培されるほか
世界各地で帰化している一年生草本。


茎は直立して基部からよく分岐し、
高さ1,5メートル以上
になる。


葉は倒披針形で3小葉からなる複葉で、
托葉は線形。

夏に葉脈に長さ10センチほどの花穂をだし
長さ5ミリほどの白色の蝶形花を密につける。
スイートクローバーの名で牧草として導入されたが、
経済的に栽培されるには至らなかった。
全国的に道端や荒れ地に発生。
コゴメハギの別名がある。


 

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ママコナ(飯子菜)

2016-08-30 05:29:58 | 野の花日記

ママコナ(飯子菜)
<ゴマノハグサ科ママコナ属>
乾き気味の山地の林下に
生える半寄生の1年草。


先端に刺状の鋸歯のある苞があり、
付け根に紅紫色の花を1個ずつつける。

花は片側だけにつき、
長い筒を持っている。



和名は飯子菜(ままこな)で、
若い種子が米粒に似ているからとか、
花弁ののどの部分に米粒を二つ並べたような
盛り上がりがあるからとかの説がある。

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ミヤマニガウリ(深山苦瓜)

2016-08-29 10:36:22 | 野の花日記

ミヤマニガウリ(深山苦瓜)
<ウリ科ミヤマニガウリ属>
深山に生える1年生のか細いつる草。
私はゴキズルは知っていたので、
そうかな?と思ったが、花の小ささは同じでも、
ゴキズルの花は小さいけど跳ねてたはずだし、
実も合器蔓じゃない、ただの青い小さな実だったので、
いったい何だろうと思った。
帰宅して調べたら、ゴキズルの隣にミヤマニガウリとあった!

私ははじめて出会った。
巻きひげは先が二つに分かれる。
雄株と両性株がある。

雄花は白色で径5ミリほど、
葉のわきから立ち上がって花序に数個が総状につく。



両性花は長い柄の先に1個ついて垂れ下がり、
やがて卵形で長さ約1センチの液果になる。
熟すと3烈するのだそうだ。
是非、一度見てみたい♪
信州菅平近辺のペンションにて。



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タチコゴメグサ(立小米草)

2016-08-28 09:37:01 | 野の花日記

タチコゴメグサ(立小米草)
<ゴマノハグサ科コゴメグサ属>
日当たりのよい山の草地に
生える半寄生の1年草。

茎は細く、
直立し20~30センチとなる。
中ほどから枝分かれし、
下向きの短毛がはえる。

葉は無柄で対生し、広卵形。
ふちは先がとがった鋸歯がある。

上部の葉のわきに無柄の小さな花が咲く。


花冠は白色で紫の筋があり、上唇は先が凹み、
下唇には黄色の斑点がある。



小さな目立たない草です。

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オヤマリンドウ(御山竜胆)

2016-08-27 08:34:44 | 野の花日記

オヤマリンドウ(御山竜胆)
<リンドウ科リンドウ属>
高山帯の草地や低木林のふちに生える多年草。


花は青紫色、茎の先の葉脈に1~7個つき、
花冠は長さ1,8~3センチで浅く五裂するが、
開花時に完全に開ききることはない。

山の急登で疲れているときに、
目の前の濃い紫の涼やかな濃いリンドウの花は、
何と疲れをいやしてくれることだろうと思った。

何度も何度も、リンドウの花の写真を撮りながら、
山を登った。



五個の萼片は倒披針状線形。



オヤマリンドウは日本固有のもの。

 

 

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ハナイカリ(花碇)

2016-08-26 09:43:21 | 野の花日記

ハナイカリ(花碇)
<リンドウ科ハナイカリ属>
アジア、ヨーロッパの温帯に
広く分布する2年草。
山地の日当たりのいい草原に生える。


茎は直立し枝分かれして
20~50センチになる。


葉は対生して長楕円形で先がとがり、
質はやわらかい。


葉のわきに細い花柄を数本立て、
淡黄色の花を多数つける。


花冠は長さ6~10ミリあり、
深く4裂する。


花の名前は、
花の形が船の碇(いかり)に
似ていることによる。

 

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ガガイモ(羅摩)

2016-08-22 08:48:32 | 野の花日記

ガガイモ(羅摩)
<ガガイモ科ガガイモ属>
河原や山野の草地に生えるつる植物。


葉は長いハート形で5~10センチ。



葉のつけ根から枝をだし、
小さな星形の花を十数個つける。


花色は淡紅紫色~白色で径1センチほど。
花弁の内側に細かい毛が密生して白っぽく見える。

葉が亀の甲羅のように見えることから、
「亀」の方言「ゴガミ」から転訛して、
「ガガ」に。
果実の色や形が芋に似ていることから
ガガイモになったようだ。
漢字の「蘿摩(らま)」は生薬名から。


上はガガイモの実

 

下は熟れて割れて中から畳まれた種が
風にのって飛ぶ。

 

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エノキ(榎)の実

2016-08-21 04:29:12 | 野の花日記

エノキ(榎)の実
<ニレ科エノキ属>
山地に生える落葉高木。
昔は一里塚として植えられた。


葉は互生し、4~10センチの広卵形。

春に淡黄褐色の小さな雄花と両性花が開く。
今は果実になって青色から色づいて赤褐色に
なっている。



日当たりのいい、
他に邪魔になる木が無い場所にあったので
たくさんの実をつけていた。

本来は秋の10月ごろに赤くなる。



美味しそうだが、食べられない。

 

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ママコノシリヌグイ(継子尻拭)

2016-08-20 05:27:44 | 野の花日記

ママコノシリヌグイ(継子尻拭)
<タデ科イヌタデ属>
道端や野原などにはえるつる性の1年草。



茎や葉の裏、葉柄、花序の柄には
下向きのとげがあり、
この茎葉で尻を拭ったらさぞ痛いであろう
と言うのがこの花の名の由来。




この棘には他の草木に絡まリ成長する
役目がある。



棘のある葉柄の先に、
三角形で基部が心形の葉をつける。
托葉は腎円形で茎を抱く。




盛んに枝分かれしながら広がり、
その枝先に十数個の小花が丸く集まって咲く。



小さな頭状の花の上部は薄紅色で下は白い。

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イシミカワ(杠板帰)

2016-08-19 04:28:46 | 野の花日記

イシミカワ(杠板帰)
<タデ科イヌタデ属>
河原や道端などに
生えるつる性の一年草。


茎には鋭い下向きの棘があり、
これで他のものに絡みつき伸びる。



つけ根に皿状の托葉がついて茎を抱く。


三角形の葉や、
葉柄のつけ根にある丸い托葉が特徴的。



果時には萼が藍色の肉質となって
果実を包む。



漢字表記は、杠板帰(コウバンキ)と書き、
イシミカワとも読む。
他に石膠、石見川などと書く。


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