ハコベ（繁縷）
＜ナデシコ科ハコベ属＞
単にハコベと言うときにはコハコベのことを言う。
葉は対生。
小さな5弁の白い花を咲かす。
春の七草のひとつで、
何処にでも見られる。
＜俳句歳時記＞春
はこべ（はこべら）
石垣にはこべの花や橋普請 永井 荷風
はこべ咲くにも頷く男 短命の髭 伊丹三樹彦
はこべらや地球丸ごときな臭し 斉藤良夫
足もとにありししあわせ花はこべ 山瀬 成子
トベラ（扉・海桐花）の実
＜トベラ科トベラ属＞
暖地の海岸に多い常緑低木。
海岸沿いのトベラは、
庭木などに見られるトベラとは比べものにならないほど
大きくて見事だ。
フウトウカズラ（風藤蔓）
＜コショウ科コショウ属＞
海岸近くの林内にはえる常緑つる性。
節から気根をだして岩に這い上る。
葉は互生し卵形または長卵形で先がとがる。
質はやや厚い。
５～６月、穂状の花序を垂らす。
雌雄異株。
果実は球形で橙色に熟す。
伊豆旅行にて。
ジャノメエリカの花
＜ツツジ科＞
お散歩途中、
花の無い季節に
けなげに咲いていた小さなピンクの花が愛らしい。
園芸品種ではあるけれど、
他に白い花のスズランエリカがある。
タラノキの冬芽
＜ウコギ科タラノキ属＞
日当たりのよい山野にはえる落葉低木。
枝や葉に鋭い棘がある。
春の若芽は山菜として食べられる。
ボタン（牡丹）の冬芽
＜ボタン科ボタン属＞
ボタン科はボタン属一種の落葉低木だ。
この冬芽の中にあの大輪の花を隠しているなんて
慎ましい。
春を待っています。
オニグルミ（鬼胡桃）の冬芽
＜クルミ科クルミ属＞
一年枝は非常に太い。
頂芽は大きく、黄褐色の毛が密生している。
髄も太い。
落葉高木で樹皮は暗灰褐色で深く縦に裂ける。
川沿いに多くはえる。
ガガイモの実
＜ガガイモ科ガガイモ属＞
この実が見たくて里山へでかけた。
去年もこの場所で見つけたのだ。
もうこの１個しか
この莢の中に綿毛のついた実をつけているものは無かった。
上は綿毛が飛んだあと。
実は・・
ここでまた調べているうち、
解らなくなった。
イケマの実を調べたら、同じガガイモ科で
実の付き方がそっくりだったことだ。
定点観測できない悲しさ・・を思う。
アオギリの冬芽
＜アオギリ科アオギリ属＞
落葉高木。
樹皮は緑色。
頂芽は太く、半球形。
褐色でビロード状の毛が密生する。
葉痕は円形または楕円形で、
維管束痕は多く杔葉痕がある。
髄は太く黄白色。
ハンノキ（榛の木）の実
＜カバノキ科ハンノキ属＞
低地の湿ったところに生える落葉高木。
☆穂状に垂れているのが雄花序と
枝にポチンと付いているのが雌花序
前年度の果歩がついている。
