ハルシャギク(波斯菊)
<キク科ハルシャギク属>
毎年、我が家に勝手にこぼれ種で
はえてきて楽しませてくれる。
春から秋にかけて3~4センチ前後の花を咲かす。
舌状花の花びらは8個ぐらい。
上半分は橙黄色で下半分が赤いものが多い。
実は里の河原で群生しているのを
数年前に戴いてきたものが
毎年、勝手に生えるのだが年々、
少なくなっているので心配だ。
花びらが反転した色もある。
本当は里の河原で逢いたかった。
画像は一昨年のものだ。
私はジャノメソウの別名で覚えた。
たまに真っ赤なものが咲く。
コマツヨイグサ(小待宵草)
<アカバナ科マツヨイグサ属>
実は北アメリカ原産の帰化植物なのだが、
昭和に入ってからは道端や荒れ地などに
すっかりなじんで生えている。
茎は地面を這うか斜めにたつ。
花は日中でも咲いている事がある。
しぼむと黄赤色になる。
葉は羽状に深く裂けるか、
または浅く裂ける。
萼は4個で反り返る。
徑2~3センチの薄黄色の小さな花を咲かす。
都会の空き地や道端などにも
群生している。
ヤブカンゾウ(藪萓草)
<ユリ科ワスレグサ属>
我が家のヤブカンゾウが咲いた。
本当は・
里山のヤブカンゾウに逢いたかった。
ヤブカンゾウは一日花だ。
次々と咲くので
一日花だなんて思ってない人もいるかも。
橙色の花は八重咲きする。
雄蕊が全部、花びらのようになるからだ。
クサアジサイ(草紫陽花)
<ユキノシタ科クサアジサイ属>
やや湿った林内にはえる多年草。
葉は互生し、
蝶楕円形または広披針形。
木科の紫陽花の葉に似る。
高さは20~70センチの草本。
茎の先に白色の小さな花をつける。
花は紫陽花によく似ている。
お散歩途中の小さな庭に咲いていた。
ボタンクサギ(牡丹臭木)
<クマツヅラ科クサギ属>
いつもの年より、
早く花が咲いている。
花だけアップ。
枝先に集散花序をだし、
半手まりのような形で淡紫色の2センチくらいの
5深裂の花で4本の雄蕊が長い。
葉や枝に臭気があるが、
私は好きな花である。
薄暗い所でも咲く
満開で花も終わりに近かった。
アレチハナガサ(荒地花傘)
<クマツヅラ科アレチハナガサ属>
南アメリカ原産の帰化植物で多年草。
自転車での帰り、
道路のグリーンベルトの隅に群生しているのを見つけた。
先っちょに小さなピンクの花が咲いていた。
花冠は3ミリほどで淡青紫色で5裂する。
全体にざらついている。
よく分岐して葉は細長い。
茎の頂で長い穂状花穂を多数つけていた。
タイサンボク(泰山木)
<モクレン科モクレン属>
花は5月頃から咲いていたが、
高い所に咲くので私のカメラ技術では写せなかった。
近くで匂いを嗅ぐととても優しいいい匂いがする。
下の方に咲いてくれると写真が撮れやすくて
ありがたい。
今年はよく咲いていた。
あともう少し・
まだ蕾
秋の実
割れると中から赤い実が飛び出す。
引っ張って見ると糸を引く。
↓こんなに赤くなったかな・・
まぁ・こんな感じになります
(私の画像から)
アカメガシワ(赤目槲)
<トウダイグサ科アカメガシワ属>
よく見る木で、
とても地味な花だけれど新芽の赤さが可愛かったり
弾ける実が面白かったりする。
花弁の無い小さな花を多数つける。
これはたぶん雄花。
葉は互生し倒卵状円形で先がとがる。
けなげに咲いているのがいい。
下は冬芽
けっこう見分けやすい。
赤い新芽でよく解る。
下はやわらかい棘が多い実
下は爆ぜて黒い実が飛び出している
ヤマモモ(山桃)
<ヤマモモ科ヤマモモ属>
東京でも公園などによく見られる。
本来は暖地の山地にはえる。
葉は互生し、倒披針形。
雌雄異株。
去年より今年の方が元気になっている。
もう少し熟すと食べられる。
下は花(3月中旬)
ヤワタソウ(八幡草)
<ユキノシタ科ヤワタソウ属>
林中や湿った谷間の斜面などにはえる
多年草。
混生葉は1~2枚、
大形で長い柄があり、円形または卵円形。
太い花茎を出し2~3枚の葉を互生する。
先端に、帯黄白色の花を数個つけ、
花弁は5個。
なぜ?八幡草の名なのかが解らなかった。