れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

アジサイ(紫陽花)の冬芽

2019-01-31 07:27:57 | 冬芽

アジサイ(紫陽花)の冬芽
<ユキノシタ科アジサイ属>
落葉低木。
頂芽は裸芽で、幼い葉が見える。

側芽は薄い芽麟をかぶる。


枝は無毛で弱い稜がある。

側芽には薄い芽鱗がある。
葉痕は大きく維管束痕は3個。

枝は太く、無毛。
枯れた装飾花が冬も残る。

 

アジサイはガクアジサイの両性花がすべて装飾花に変わったもの。
雪の日のアジサイの装飾花。

 


 

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ザイフリボク(采振木)の冬芽

2019-01-30 05:55:57 | 冬芽

ザイフリボク(采振木)の冬芽
<バラ科ザイフリボク属>
別名シデザクラ

山地に生える落葉小高木。

冬芽は細長い水滴形。
芽鱗は5枚程度で、赤く艶があり、
三大美芽(コクサギ・ネジキ・ザイフリボク)のひとつ。


芽鱗の間から白毛がはみだす。
葉痕は三日月形~V字形で隆起する。

枝は細く、赤みを帯びる。
皮目は多い。
側枝は短枝化しやすい。

この頃、よく庭に植えられているジューンベリーは、
この仲間で、花も実も美しいです。

上は花。

 


 

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トチノキ(橡木・栃木)の冬芽

2019-01-29 07:11:56 | 冬芽

トチノキ(橡木・栃木)の冬芽
<トチノキ科トチノキ属>
山地に生える落葉高木。
冬芽の頂芽は大きく、
水あめ状の樹脂を分泌してべとつく。

側芽は小さく、殆ど発達しない。


樹皮は灰褐色で、
老木になると割れ目ができる。

冬芽は多数の鱗片に包まれ、
樹脂をだしてよく粘る。

頂芽は大きく遠くからでもよく目立つ。
皮目も多く目立つ。

トチノキの花。

トチノキの実

 

 


 

 

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トキリマメ(吐切豆)

2019-01-28 06:40:31 | 野の花日記

トキリマメ(吐切豆)
<マメ科タンキリマメ属>
つる状の多年草。
茎は長く伸び他の植物に絡みつく。

全体に黄褐色の毛がはえている。

葉のわきから葉より短い総状花序をだし、
黄色い蝶形の花を咲かせる。

萼の裂片は三角形で萼筒より短い。

豆果は長楕円形で、中に種子が2個入っている。

豆果が裂開して種子が飛び出したところ。

 

 

 

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アカメガシワ(赤目槲)の冬芽

2019-01-27 16:43:26 | 冬芽

<アカメガシワ属トウダイグサ科>
山野に生える落葉高木。
樹皮は灰褐色で浅い割れ目が縦に細かく入る。。
頂芽は星状毛に覆われる。
葉脈の皺が見える。
側芽は小さい。

葉痕は円形~半円形で隆起する。

枝は太く星状毛が密生する。

幹は縦の筋があり、筋はクロスして縦長の網目模様になる。

 

丘陵の林縁や崩壊地など明るい場所を好む。

上はアカメガシワの新芽。

上はアカメガシワの雌花の実

上はアカメガシワの雄花。

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コクサギ(小臭木)の冬芽

2019-01-26 07:54:51 | 冬芽

コクサギ(小臭木)の冬芽
<ミカン科コクサギ属>
山野の林下に生え、下部からよく分岐する。
落葉低木。


冬芽は三大美芽の一つで、
やや長い水滴形。
芽鱗は多数が整然と並び、縁は白く、
ツートンカラーの赤が美しい。
二個づつ互生する。

葉痕は楕円形から半円形~ハート型。

枝は灰色がかった褐色。

上はコクサギの雄花。

果実は普通、4個に分果するが、
ここの果実は3個です。

葉痕の維管束痕は弧状。

 

 

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ハンノキ(榛木)の実

2019-01-25 08:57:24 | 木の実

ハンノキ(榛木)の実
<カバノキ科ハンノキ属>
低地の湿ったところに生える落葉高木。
樹皮は紫褐色で不揃いに浅く裂けてはがれる。

若枝は灰褐色。
雄花序は尾状に垂れ、上の方に前年の果歩が残っている。

雄花序の先に雌花がつくのだが・・
残念ながら・・ピンボケでした。

ピンボケの雌花・解りづらいです・・。
また、いつか写真に撮ります。

 


 

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ネジキ(捩木)の冬芽

2019-01-24 07:29:44 | 冬芽

ネジキ(捩木)の冬芽
<ツツジ科ネジキ属>
冬芽の美しい三大美芽のひとつ。
(他にザイフリボク、コクサギがある)
日当たりのいい山地に多い落葉低木。
実は・実際に私はネジキを確認したことが無い。

幹が捩じれていることからネジキの名前がある。
若枝と葉は赤みを帯びる。

若枝と葉は赤みを帯びる。
葉は互生し、長さ6~10センチの卵状楕円形で先は尖る。
6月頃、前年枝の葉のわきから総状花序をだし、
白色の花を吊り下げる。
花冠はつぼ形で長さ8~10ミリ。

ネジキの冬芽は、水滴形で2枚の芽鱗に包まれる。
仮頂芽の下の側芽はやや小さい。
枝はつやがある紅色で美しい。


 

 


 

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ヒメウズ(姫烏頭)

2019-01-23 07:55:42 | 野の花日記

ヒメウズ(姫烏頭)
<キンポウゲ科オダマキ属>
山地の草地や土手、道端などに生える多年草。
今年初めて出会えたヒメウズでした。

高さ10~30センチになる。
地中には暗色で楕円形の塊茎があるそうだ。

早春に白色でやや紅紫色を帯びた小さな花を下向きにつける。
花弁は長さ2,5ミリほど。
萼片は長楕円形で長さ5~6ミリ。

花茎を伸ばして日が当たるころ、花を咲かせるが、
茎がやわらかいので倒れていることが多く、
花が開いている写真を撮るのが難しい。
よく見ると、オダマキ属と言うのが、納得できます。

根生葉は長い柄のある3出複葉で裏面は紫色を帯びる。
葉は2回3出複葉で葉柄は短く、基部は茎を抱く。



花は5ミリ程度。

白い花は小さく可愛らしい。


 

 


 

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アオダモ(青梻)の冬芽

2019-01-22 07:26:52 | 野の花日記

アオダモ(青梻)の冬芽
<モクセイ科トネリコ属>
落葉高木。


芽鱗は粉状の毛におおわれる。
皮目は小さいが目立つ。

頂芽の両横に側芽がつく。

幅広の卵形。
芽鱗は2枚。

下はアオダモの花です。

 



 

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