フユイチゴ(冬苺)
<バラ科キイチゴ属>
常緑小低木。
山地に生え、棘はない。
長い匐枝を伸ばし、
その先に新苗をつくる。
葉は互生し、5~10センチの心形で、
ふちは5浅裂し鋸歯がある。
表面は軟毛が少ないが、
裏面には軟毛が多い。
花は枝先に白い花を5~10個開く。
花弁は5個。
果実は球形で赤く熟し食べられる。
フユイチゴ(冬苺)
<バラ科キイチゴ属>
常緑小低木。
山地に生え、棘はない。
長い匐枝を伸ばし、
その先に新苗をつくる。
葉は互生し、5~10センチの心形で、
ふちは5浅裂し鋸歯がある。
表面は軟毛が少ないが、
裏面には軟毛が多い。
花は枝先に白い花を5~10個開く。
花弁は5個。
果実は球形で赤く熟し食べられる。
サルトリイバラ(猿捕茨)の実
<ユリ科シオデ属>
落葉つる性。
節ごとに屈曲し、まばらに棘がある。
葉は互生し円形または楕円形。
質は厚く光沢がある。
黄緑色の小さな花を多数つける。
葉柄は短く、両側が翼状になり巻きひげがある。
果実は球形で紅色に熟す。
葉は餅を包む。
クスノキ(楠)の実
<クスノキ科クスノキ属>
常緑高木。
葉は互生し、
葉を切ると樟脳の匂いがする。
中国名では樟(クス)
雌雄異株。
春に黄白色の円錐花序の小さな花を
たくさんつける。
果実は径8~9ミリの球形で
黒く熟す。
ナツツバキ(夏椿)の実
<ツバキ属ナツツバキ属>
別名はシャラノキ。
落葉高木。
樹皮は黒赤褐色で薄くはがれる。
葉は互生、やや厚い膜質。
裏面はまばらに毛がある。
6~7月に
5~6センチの5弁の白い美しい花を咲かす。
朔果は木質で長さ1,5~2センチの
先の尖った卵形で、熟すと5裂する。
庭木や公園樹によく見られる。
キミノシロダモ(黄実のシロダモ)の実
<クスノキ科シロダモ属>
山野に生える常緑高木。
葉は革質で3脈が目立ち、
裏面は白色。
普通のシロダモの実は赤く熟す。
シロダモの漢字を探したが・
漢字表記は無いと書いてあった。
今年は川沿いの木にたくさん実がなった。
ヤブミョウガ(藪茗荷)
<ツユクサ科ヤブミョウガ属>
山地の林内にはえる多年草。
根は白色で横に這う。
茎は50~90センチになり、
中ほどに葉を6~7枚集めてつける。
花は白色で、
果実は青藍色に熟す。
実を割ってルーペで見ると
丸い種子があるのかと思いきや・・
たくさんのボルトのような形が見える。
是非お試しください。
また違った世界が楽しめます。
コクサギ(小臭木)の実
<ミカン科コクサギ属>
果実は4個の分果に分かれる。
今はこの状態だが、
熟すと分果は2つに裂ける。
樹皮は薄い鱗片状にはがれる。
葉は互生だが、枝の同じ側に2個づつ
続いて付くのが特徴。
春、葉が伸びきらないうちに
黄緑色の花をつける。
チジミザサ(縮み笹)
<イネ科チジミザサ属>
葉にしわがあり織物の「縮み織り」
に似ていることによる。
葉の長さは短く、笹に似ている。
果実はノギで、熟すと粘液をだし
衣服につく引っ付き虫。
暗い林中から、
草地、道端など広い環境でよく見られる。
ハゼノキ(黄櫨)の実
<ウルシ科ウルシ属>
山野にはえる落葉高木。
雌雄異株。
紅葉が綺麗だった。
葉は奇数羽状複葉で互生。
小葉は4~6対あり、
先が長くとがる。
黄緑色の小さな花を多数咲かす。
核果は径1センチほどで
偏球形。
果皮からロウをとる。
センダン(栴檀)の実
<センダン科センダン属>
花は淡紫色の小さな花が集まって咲く。
今はまだ青い実。
果実は核化で楕円形。
これから枯れて褐色になり
木の葉が落ちてもまだ木に残っている。
今はまだ青い実で、
大形の奇数羽状複葉で互生する葉が残っている。
こんな感じ。