れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ニワトコの蕾

2014-03-31 05:35:33 | 木の花

ニワトコの蕾
<スイカズラ科ニワトコ属>
別名セッコツボク



各地の山野に普通にはえる落葉低木。
枝や幹の黒焼きは骨折、打ち身などの薬になるといわれ、
接骨木とも言う。

葉は奇数羽状複葉で互生する。

若葉とともに本年度の枝先に円錐花序をだし、
淡黄白色の小さな花をたくさんつける。



若芽は山菜とするが、
多くは毒になるので注意。




 

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ダンコウバイ

2014-03-30 06:00:38 | 木の花

ダンコウバイ(壇香梅)
<クスノキ科クロモジ属>

山地にはえる落葉小低木。
春、葉に先だって無柄の散形花序を開く。
芳香がある黄色い花で雌雄異株。

アブラチャンやサンシュユの花に似ているので
間違えそうだ。

枝が太く花がぽっちゃりつくので
なんとか識別している。

これはたぶん・雄花だろう。

 

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クサイチゴ

2014-03-29 05:29:03 | 木の花

クサイチゴ(草苺)
<バラ科キイチゴ科>

木なのにクサイチゴと言うややこしい名がついている。


山野に普通に生える落葉低木。
地下茎が伸び増える。
茎や枝、葉に軟毛が密生し、
棘がまばらにある。
葉は奇数羽状複葉。

5弁の白い花を1~2個、枝の先に平開する。
果実は球形で赤く熟し食べられる。

 


 

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ザゼンソウ

2014-03-28 04:19:07 | 野の花日記

ザゼンソウ(座禅草)
<サトイモ科ザゼンソウ属>

花の姿を座禅を組んだ達磨大師に見立てた。
別名ダルマソウ。


少し時期が遅かったので、
花は痛んでいて葉もでてきていた。

花は葉がのびないうちに咲く。
仏像の光背に似た苞に包まれ、
痛むと悪臭がある。
湿地に咲く。

<俳句歳時記>春
座禅草(ざぜんそう)
[達磨草(だるまそう)]

涅槃雪たっぷりもらひ座禅草    三嶋 隆英

青き野の割れて水鳴る座禅草   堀口 星眠

座禅草花のかんばせ菩薩像    平林 忠

湿原に仏の在す座禅草       竹中 知一  


 

 

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ショウジョウバカマ

2014-03-27 05:09:35 | 野の花日記

ショウジョウバカマ
<ユリ科ショウジョウバカマ属>


山野のやや湿ったところや
渓流沿いにはえる多年草。

根生葉の間から円筒形の花茎をだして花をつける。
花は淡紅色・白・濃紅色まで変化がある。

和名は猩々袴(しょうじょうばかま)で、
花の色を猩々(中国の伝説上の生き物)の顔の色に、
下部の根生葉を袴にみたてたもの。


栃木星野のカタクリの里近くで

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キクザキイチゲ

2014-03-26 04:57:24 | 野の花日記

キクザキイチゲ
<キンポウゲ科イチリンソウ属>



何と言っても、
春に会いたい花のひとつ。
可憐で美しい。

山地の林の中にはえる多年草。
根生葉は2回3出複葉で、
小葉は羽状に裂ける。
早春、
淡紫色または白色の直径2,5~3センチの花をひとつ開く。

萼片は花びら状で
10~13個あり、花弁は無い。


栃木の星野の里にて
(ここは、節分草で有名だが、
この場所では、終わっていたが他の畑の斜面で沢山見る事ができた)


節分草
<2月22日の野の花日記を見てね♪>







 

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ハルノノゲシ

2014-03-25 05:01:36 | 野の花日記

ハルノノゲシ
<キク科ハチジョウナ属>

各地の道端などに見られる。


茎は太くてやわらかく中空で、
枝分かれする。
葉は不規則な羽状に切り込み、
不揃いの鋸歯があり、
基部は茎を抱く。


黄色い頭花を咲かす。

大きくなると高さ1メートルにもなる。
まだ咲きたてだ。


 

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ハクモクレン(白木蓮)

2014-03-24 06:28:00 | 木の花

ハクモクレン(白木蓮)
<モクレン科モクレン属>


大きいものは15メートル以上になる落葉高木。
芳香のある白い花を開く。
花弁は6個。萼片は3個。
花弁と萼片は区別しにくい。


<俳句歳時記>春
木蓮(もくれん)
[白木蓮(はくもくれん)紫木蓮(しもくれん)はくれん]

白木蓮咲きしを閨のあかりとす      井上 雪

白木蓮開けば飽きてしまいけり      辻 桃子

はくれんの一弁飛んで昼の月       片山由美子

はくれんのいつか飛び立つかたちかな  馬場ひろみ

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オランダミミナグサ

2014-03-23 06:02:55 | 野の花日記

オランダミミナグサ
<ナデシコ科ミミナグサ属>



ヨーロッパ原産の帰化植物。
道端や畑などに生える越年草。
全体に灰黄色の軟毛と腺毛が密生する。


茎に接して白い花を密に咲かす。

日が当らないと花は閉じる。

 

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シキミ(樒)の花

2014-03-22 05:58:45 | 木の花

シキミ(樒)の花
<モクレン科シキミ属>



山地に自生し、墓地によく植えられている。
常緑小低木。

葉は互生し密で厚くてなめらか。
花は淡黄白色で、
花弁と萼片は線状披針形。

果実は袋果が星型にならぶ。
熟すと裂け、種子は有毒。



春彼岸のお墓参りに行って撮った画像。

枝や樹皮から抹香や線香を作る。
材は器具や数珠が作られる。


<俳句歳時記>春
樒(しきみ)の花
[花樒(はなしきみ)]

ゆかしさよ樒花さく雨の中     与謝 蕪村

花しきみ遺髪うづめし故郷塚   上村 占魚

花しきみあぐら童子が笛吹く図  古沢 太穂

どの徑も家に終わりぬ花樒    鷲谷七菜子




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