サネカズラ(実葛)の実
<マツブサ科サネカズラ属>
山野に生える常緑つる性。
葉は互生し長楕円形。
雌雄異株または同株、まれに両性花がつくと・
ややこしい・。
何と言っても、京菓子の鹿の子にそっくりで、
食べたくなります。
雌花は花後に花床が球状に膨らみ、
球形の赤い実をつける。
たぶん・
下の画像の中央が赤いのは雄しべの集合体。
下の画像は雌花だと思いますが、
確かではありません。
ついでに、以前はモクレン科だったのですが、
今はマツブサ科のようです。
サネカズラ(実葛)の実
<マツブサ科サネカズラ属>
山野に生える常緑つる性。
葉は互生し長楕円形。
雌雄異株または同株、まれに両性花がつくと・
ややこしい・。
何と言っても、京菓子の鹿の子にそっくりで、
食べたくなります。
雌花は花後に花床が球状に膨らみ、
球形の赤い実をつける。
たぶん・
下の画像の中央が赤いのは雄しべの集合体。
下の画像は雌花だと思いますが、
確かではありません。
ついでに、以前はモクレン科だったのですが、
今はマツブサ科のようです。
シロダモ(白椨)の実
<クスノキ科シロダモ属>
実は、シロダモの漢字は無い。
シロダモの別名がシロタブであることで、
白椨を使っている。
山野に生える常緑高木。
葉は長さ8~18センチの長楕円形で革質。
3脈が目立ち、画像のように裏葉が白い。
画像は、葉が病気で傷んでいるようです。
雌雄異株。
果実は長さ1,2~1,5センチの楕円形で翌年の10月~11月に赤く熟す。
ハナイバナ(葉内花)
<ムラサキ科ハナイバナ属>
花柄が葉柄の腋から出る事から「葉内花」と名づけられた。
径2~3ミリほどの、
先が5つの分かれた淡青紫色の花。
キュウリグサに似るが、花の中心は白く、
ワスレナグサに似ている。
花序には葉状の苞が発達するが、
キュウリグサの花序には苞がない。
草丈は10~15センチとキュウリグサよりも小さい。
茎には上向きの毛がはえている。
道端や畑に普通に生える。
里山の帰り道、ワンコのお散歩で畑の道端で、
出会いました。
ゴボウ(牛蒡)の花
<キク科ゴボウ属>
以前から、ゴボウの花が薊に似ていると、聞いていたので、
是非、見たいと思っていた。
あの、根をきんぴらや肉巻きにするシャキシャキ感のある、根菜の・
牛蒡の花。畑の方に聞いたら、本来は夏に咲くそうで、ゴボウの収穫の後に、
花が咲くので見ることが少ないとの話でした。
本来は7月頃、2~3メートルの花茎の先にアザミに似た花つける。
根元から出る葉は大形で長さ40センチ。
葉はハート形。
根はご存知のように、食用。
食用にするのは日本だけで、原産の中国では薬用として使用される。
花は華道などに使われたりする。
花言葉は「いじめないで」だそうだ。
ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)
<キク科ベニバナボロギク属>
道端や山林の伐採跡地などに生える1年草。
葉はやわらかく、シュンギクのような強い香りがある。
枝先の頭花はうなだれたように下を向く。
頭花はすべて筒状花で、
花弁の上部は紅赤色から橙赤色に変化し、
下部は白いまま。
茎は上部で枝分かれし、草丈は50~70センチになる。
サンシュユ(山茱萸)の実
<ミズキ科ミズキ属>
落葉小・高木。
樹皮は帯褐色で、麟片状にはがれるので見分けやすい。
葉は長さ3~10センチの卵状楕円形で、
先が尖る。
裏面は毛があり、主脈の基部に褐色の毛の塊がある。
果実は長さ1,5センチの楕円形で赤く熟す。
実は果実酒になるようです。
ちなみに枝を牛乳に入れるとヨーグルトになるとか・
ただし、これは自己責任で食べて下さいとの事です。
森林公園のサンシュユは実がたくさんなっていました。
ちょっと・・生りすぎ・・。
春3月には、葉に先立って枝一面に散形花序をだし、
黄色い小さな花を咲かせます。
冬の花芽は球形で先が尖ります。
クスノキ(楠)の実
<クスノキ科クスノキ属>
常緑高木。樟とも書き葉を切ると樟脳の匂いがする。
特に枯れて落ちた葉がよく匂うと私は思います。
果実は直径8~9ミリの球形で、
黒く熟します。
葉は互生し、長さ5~12センチの楕円形で先が尖り、
基部は広い楔形。
3脈が目立ちます。
下は花で葉の付け根から円錐花序をだし、
黄白色で直径約5ミリの花を多数つけます。
トベラ(扉・海桐花)の実
<トベラ科トベラ属>
暖地の海岸に多く見られる常緑低木。
枝や葉に臭気がある。
葉は枝の上部に蜜に互生し、
長さ5~10センチの長楕円形で革質。
光沢があり、裏面は淡緑色。
雌雄異株。
蒴果は直径1~1,5センチの球形で灰褐色に熟して、
3つに裂け、赤い粘った種子をだす。
トベラの実はヒヨドリなどが食べるが、
種子の粘着性を生かして鳥の体にくっついて
種を運んでもらうそうです。
トベラの名前の由来は、
節分の鬼除けとして扉に挟む風習があったことから。
英名では「チーズの木」に表せるようにチーズのような腐った匂いがする。
サルトリイバラ(猿捕茨)の実
<ユリ科シオデ属>
山野にごく普通に生える。
サルトリイバラの葉は私はよく見つけるのだが、
今の時期、綺麗な実になっているのにはなかなか出会えない。
雌雄異株だ。
やっと見つけたのがこれでした。
赤い実は目立つから、
クリスマスリースや飾りに採られてしまうことが多いのかもしれない。
よく似たものに実の黒いシオデがあるが、
あちらは野草図鑑で、サルトリイバラは樹木図鑑で調べます。
上は去年の新宿御苑にて。
シロバナセンダングサ(白花栴檀草)とあったが・オオバナノセンダングサ(大花栴檀草)?
<キク科センダングサ属>
武蔵丘陵森林公園に行った。
名札には、「シロバナセンダングサ」とあった。
センダングサには、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、コシロノセンダングサ
などがあるが、
こんなにきれいな白い花びらのセンダングサは、
始めて見た。
熱帯から亜熱帯に生えるが侵入的外来植物の1年草で、
アワユキセンダングサとも言う。
キク科特有の花で白い舌状花と黄色の官状花でできている。
オオバナノセンダングサの舌状花は白色で、
5~7枚、頭花の直径は3センチほど。
花期後の実(痩果)をつける。
センダングサ自体が絶滅危惧種らしいのに、
綺麗だけれど外来種のこの花を植えて増殖してしまってもいいのかしら・・
などと、思った事も確かです。