れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ウスユキソウ(薄雪草)

2015-08-31 05:14:16 | 野の花日記

ウスユキソウ(薄雪草
<キク科ウスユキソウ属>

低山帯の乾いた草地や岩礫地などに
はえる多年草。



全体に白っぽい。


夏から秋にかけて
白色の綿毛のはえた苞葉が数個つき
放射状に並んで、花びらのように見える。



この苞葉内に
白い(今は褐色になっている)小さな頭花が
かたまって咲く。

山梨県飯盛山にて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イヌゴマ(犬胡麻)

2015-08-30 05:18:17 | 野の花日記

イヌゴマ(犬胡麻)
<シソ科イヌゴマ属>

名前に似合わずとても美しい花だ。
緑の夏草の間に紅紫色の花は、
優しげで、心魅かれる。

花は筒型で大きく上下に分かれ
下弁はさらに3つに分かれる。

葉は十字に対生し、
表面の葉脈部はくぼみ、
裏面には棘がありざらつく。


茎は四角で直立し、
枝分かれしない。


淡紫紅色の花穂に
唇形花を輪生状につける。




和名は果実の形が胡麻に似ているが
役にたたないと言うことによる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イタチササゲ(鼬大角豆)

2015-08-29 04:55:31 | 野の花日記

イタチササゲ(鼬大角豆)
<マメ科レンリソウ属>
山地の日当たりのよい草原に生える多年草。
私は初めて見た。



葉は互生し、
2~4対の小葉をもつ羽状複葉。
葉軸の先は巻き髭になる。


蝶形の花を下向きに開く。
はじめは黄色だが、
のちに褐色に変わる。



和名のイタチササゲ(鼬大角豆)は、
花の色がイタチの毛に似ていることからついた。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イケマ(生馬)の花と実

2015-08-28 05:58:51 | 野の花日記

イケマ(生馬)の花と実
<ガガイモ科カモメズル属>
多年草のつる草。

葉は長い柄があり、対生し、卵形で先がとがる。


長い柄の先に
白い小さな花を多数つける。

 

 

 

花冠は5裂し、
裂片は反り返る。


内側に細い毛がはえる。


袋果は細長く、
はじめは緑色だが、冬には下の様に枯れる。



名前のイケマは、アイヌ語で大きな根のことで、
これにイケマ(生馬)の字をあて馬の薬にしたとか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

2015-08-27 04:49:27 | 野の花日記

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
<キク科アキノキリンソウ属>

日当たりの良い山地によく見られる多年草。


秋に咲く黄色い花の代表のひとつでもある。



下部の葉は卵形、上部の葉は披心形。

茎の先に黄金色の花を多数つけ、
舌状花と筒状花があり、
内側の筒状花が結実する。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アサマフウロ(浅間風露)

2015-08-26 05:43:06 | 野の花日記

アサマフウロ(浅間風露)
<フウロソウ科フウロソウ属>

フウロの中では色が濃い。


湿り気のある高原の草地にはえる多年草。



花は濃紅紫色で徑3~4センチあり、
フウロの中ではもっとも大形で色が濃い。


高さ60~80センチになり、
葉は基部近くまで切れ込み、
表面および裏面脈上に密に毛が生える。



群生していると、見事です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アキカラマツ(秋唐松)

2015-08-25 06:51:59 | 野の花日記

アキカラマツ(秋唐松)
<キンポウゲ科カラマツソウ属>
山野に普通に生える多年草。
茎の先に円錐花序をだし、
淡黄白色の小さな花を多数つける。



茎は丈高くなり、
よく枝分かれする。



葉は3出複葉で、
小葉は円形または楕円形。


花は徑8ミリほど。
萼は花びら状で3~4個あり、
長さ4ミリで早く落ちる。



素朴に咲いているのがいじらしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカバナシモツケソウ(赤花下野草)

2015-08-24 06:46:42 | 野の花日記

アカバナシモツケソウ(赤花下野草)
<バラ科シモツケソウ属>
山地の日当たりの良い乾いた草地に生える。
多年草。




茎先に最初の花が枝先につき、
その下に次々と側枝を出して、
紅色の花をたくさんつける。
1つ1つの花は、花弁は5枚で、
たくさんある雄しべが花から突き出る。



葉は奇数羽状複葉。
頂小葉が大きく、5つから7つに浅く裂ける。
縁は大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある。
脇につく小葉は3対から5対くらいで小さい。



花は徑4~5センチで散房状につく。



園芸にも好まれて、
キョウカノコ(京鹿子)と呼ばれよく育てられている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シラヤマギク(白山菊)

2015-08-23 06:19:19 | 野の花日記

シラヤマギク(白山菊)
<キク科シオン属>

キク科の花の中では一番お気に入りの花だ。
山地や丘陵によくみられる。

丈高くなるのがまた気に入っている。
多年草。



葉や茎はざらざらしている。
下部の葉は大きな心形をしている。



花は徑2センチほどで、
茎の上に白い花を咲かす。



夏草の緑の中で白い花が美しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コオニユリ(小鬼百合)

2015-08-22 09:43:54 | 野の花日記

コオニユリ(小鬼百合)
<ユリ科ユリ属>

山梨の飯盛山にハイキング途中で
見つける。
山地の少し湿ったところに生える多年草。

茎の先に黄赤色の花を下向きに
つける。
花弁は6枚で披針形で、
上部が反り返る。


花披片の内側には、
黒紫色の斑がちりばめたように入る。

 
葉は線形の披針形で、互生。
葉の先は鋭くとがり、
つけねの部分はくさび形。


葉には柄がなく、茎を抱く。



山の中で見つけると、橙色に斑点の入った
反り返ったコオニユリの花はとても目立つ。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする