れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ユキワリイチゲ(雪割一華)とミミナグサ(耳菜草)とフユシャク♀の産卵

2022-02-28 08:22:07 | 野の花と昆虫

ユキワリイチゲ(雪割一華)
<キンポウゲ科イチリンソウ属>
山の林のふちや竹林の中などに生える多年草。
根茎は太く多肉質で横に這い、

しばしば紫色を帯びる。


根生葉は3小葉からなり、小葉は三角状卵形で鋸歯がある。


表面には白い斑紋があり、裏面は紫色を帯びる。


茎葉は3枚が輪生する。
花は淡紫色で径3~3,5センチ。
花びら状の萼片が12~22個ある。



下はミミナグサ

ミミナグサ(耳菜草)
<ナデシコ科ミミナグサ属>
道端、畑などに生える越年草。
ミミナグサ(耳菜草)は、葉をネズミの耳に例えた名前と言われる。



茎は暗紫色を帯び全体に軟毛と腺毛が多く生える。
葉は対生し卵形または長楕円状披針形、両面に毛がある。


白色の小さな花をまばらに開く。
花弁は5個で先端は2浅裂する。
萼片も5個。小花柄は萼片より長い。
若葉の時は食用にもなる。

             休憩

オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)
<オオバコ科クワガタソウ属>
ブルーの花が可愛い!

★昆虫コーナーは、フユシャクの♀

昨日は、久しぶりに晴れて暖かかったので、S公園まで、
花はまだだったけれど、フユシャクに逢えるかと出かけた。



産卵中だったらしいのだが、
暫く見ていても動かないので、(もしかしたらお亡くなりになっているのかと・)
枯れ葉でつんつんとしたら、
え~~素早く逃げ出した!思ったより動きは、早いのだが、
普段あまり動いていないせいか・・斜面は苦手のようで、前足で必死に
落ちそうな身体を支えていました。


卵を産むとお尻のブラシのような毛を抜いて、
卵を毛で覆う。

体のバランスをとるのはヘタのようです。

1月17日、フユシャクの交尾・クロテンフユシャクと思われる。


以前、出会ったフユシャク たぶん、ナミスジフユナミシャク


チャバネエダフユシャク?


愉しい、一人観察でした。

     

 

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カワヅザクラ(河津桜)とシロバナタンポポ(白花蒲公英)と俳句鑑賞

2022-02-27 06:26:29 | 野の花日記

カワヅザクラ(河津桜)
<バラ科サクラ属>
カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配種。
樹皮は紫褐色で光沢がある。


淡い紅紫色の5弁花で、径3センチほどで、花弁は円形~広卵形で
先端に切れ込みがある。




下はシロバナタンポポ(白花蒲公英)


シロバナタンポポ(白花蒲公英)
<キク科タンポポ属>
多年草。
人家の近くに生える。
花茎は30~40センチになり、先端にに白い花を1個つける。

葉は披針形で、羽状に深裂する。


             休憩

     ハルジョオン(春紫苑)
      <キ
ク科ムカシヨモギ属>

         俳句は季語冬桜
      寒桜とも使う。

    山の日は鏡のごとし寒桜   高浜 虚子

  どっしりとした俳句らしい俳句だなぁ・   
  鏡のようだ・と言うのはどんな感じなのだろうか?
  私にはよく解らないけれど・なぜか語感の後ろから
  たちあがってくるものが感じられる。
 

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ツバキ(椿)とナズナ(薺)とパンジーと短歌(河野裕子)

2022-02-26 08:06:24 | 野の花日記

ツバキ(椿)
<ツバキ科ツバキ属>
何ツバキなのか解りません。
園芸品種の椿だと思われます。
ちょっと小さめで、侘助かと思いましたが・
侘助は花がすぼまって咲くので、違うと思いました。
画像で見ると普通のツバキぐらいに見えますが、
少し小さめの花でした。

シロヤブツバキを小さめにしたような花でした。


これも、少し小さめのツバキの花でした。
シロバナの近くに咲いていたので同じ種類かと思われます。


寒い日が続いたので、花びらも痛んでいるものが多かった。

下はナズナ(薺)

ナズナ(薺)
<アブラナ科ナズナ属>
人里近くの草地に生える春の七草のひとつ。
愛でる菜と言う意味の「撫菜」が由来との説がある。

三角形の果実が三味線のバチの形に似るので、ぺんぺん草の名もある。


直径3ミリほどの小さくて白い花をつける。
花弁は4枚で十字形に並び、アブラナ科の特徴が見られる。

 

               休憩

園芸品の代表のようなパンジー
<スミレ科スミレ属>
     

   昨日はTVで河野裕子の日記を偶然見ることが出来た。
      何と言っても、私の好きな歌がある。
      (たくさんありすぎて書ききれないが)

     ★たっぷりと真水を抱きしづもれる
             昏き器を近江と言へり  

     ★何といふ顔してわれを見るものか
             私はここよ吊り橋じゃない 
     ★手をのべてあなたとあなたに触れたきに
             息が足りないこの世の息が

   確か・最初の短歌は琵琶湖を歌ったもので、
     次は裕子に癌が見つかった時の夫の永田和弘の事、
   最後は死ぬ間際の家族へ終結された愛の歌

    

   

 

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一応、セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)とローズマリーだけど・・

2022-02-25 08:24:09 | 野の花日記

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
<キク科タンポポ属>
ヨーロツパ原産。
葉は、羽状深裂から深い鋸歯まで変化がある。
頭花が大きく、総苞の外片が反り返る。

明治時代に食用や牧草として輸入された帰化植物。
繁殖力が強く、他の株の花粉を受粉しなくても種子ができる。


茎を折ると、白い乳液が出るが食べられる。
昔はサラダ菜として食べられていた。


下はローズマリー


ローズマリー
<シソ科マンネンロウ属>
常緑低木。
茎には4稜あり、株が古くなると枝が下垂する。


葉は短葉で対生し、長さ,1,5~4センチの線形で革質で、裏側に巻く。
裏面には密に白い綿毛がはえ、フエルト状。


花は前年の枝の上部葉腋に集散状につく。
花冠は長さ1~1,5センチほどの二唇形で、淡紫色。

すわ!大変!
本当は、焦っているのだ。
スマホの大事なアプリが消えた。
ラインも携帯用のお助けツールも、
gooのこの場所へ来るアイコンも消えている。
携帯もパソコンもできるところしかできない。
もう、新しい事には慣れないし・・
今日はいそいでドコモのショップに朝一で出かけます(-_-;)

 

 

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ボケ(木瓜)とネモフイラ

2022-02-24 07:23:48 | 野の花日記

ボケ(木瓜)
<バラ科ボケ属>
落葉低木。
よく分岐して小枝刺状になる。
葉は長楕円~楕円形で鋸歯があり、托葉は1~2,3センチの腎臓形。
葉が出る前に短枝の腋に数個ずつ花をつける。

花色は赤・緋・白、褐色など様々。

果実は長さ4~7センチの楕円形で黄色く熟す。

今年はいつまでも寒い。
コロナで観察会も中止。習い事も中止で、ついでの公園に出かけられない。
腰も重いし・・昨日は、ワクチン注射の2日目で、お風呂にじっくり入ったら・
(1日目は無事に済んだのに・・)もう、気分が悪くなって、
ご飯が食べられなかった。
今朝は少し、胃が痛かった。
そんなこんなで・・画像が無い。
本来は野の花なのだが、まぁ今日は園芸品種のネモフイラで楽しもう。

園芸品のネモフィラ


ネモフイラ
<ムラサキ科ルリカラクサ属>
茎や葉に柔らかい毛がある一年草。
草丈は低く、よく枝分かれして、横に広がる。


葉は互生または対生する単葉で、普通羽状に分裂する。

秋まき一年草。

つづく

 

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ホトケノザ(仏の座)とアセビ(馬酔木)の蕾とクリスマスローズと日記

2022-02-23 04:58:30 | 野の花日記

ホトケノザ(仏の座)
<シソ科オドリコソウ属>
半円形の葉が向きあつてつく様子が仏の台座のようなので、
この名がある。
(春の七草のホトケノザは、キク科のコオニタビラコの事なので、
これは食用には出来ない。



葉が段々につくのでサンガイグサ(三界草)とも呼ぶ。

長さ2センチほど細長い紅紫色の花には、上唇と下唇があり、
下唇には模様が入っている。
この模様で蜂に蜜のありかを教える。

草丈は10~30センチで道端に生える。


下はアセビ(馬酔木)の蕾

アセビ(馬酔木)の蕾
<ツツジ科アセビ属>
常緑低木~小高木
やや乾燥した山地に生え、群生する。
葉は互生し、厚い革質。ふちに鋭い鋸歯がある。
3~5月、枝先に円錐花序をだし、白い花を多数垂れ下がつてつける。


花冠は長さ6~8ミリの壺型で先は浅く5裂する。
(また、花の時期に掲載しよう。もうすぐだから・)


             休憩

クリスマスローズ

       

 昨日は、3回目のワクチンだった。
 1,2回目はフアイバーで、3回目はモデルナだった。
 周りの人達の中には、腕が上がらなくなったり、高熱を出したり
 する人もいたので、結構用心していたが、
 久しぶりに風が冷たくない日だったので、 
 接種後、気になっていた花苗を植えた。
 毎年、植えるニゲラとカンパネラとレースフラワー・デルフイニューム
 ・アネモネ・ポピー等など、 私の春の庭(プランター)は豪華絢爛に咲く。
 ワクチン接種後の後遺症もなく済みそうだった。
 

   葱坊主どこをふり向きても故郷   寺山修司

 

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ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)の冬芽とオニノゲシ(鬼野罌粟)とクリスマスローズと俳句鑑賞

2022-02-22 08:41:23 | 野の花日記

ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星)
<ツツジ科ドウダンツツジ属>
落葉低木
丁芽は水滴形で芽鱗は6枚ほど。

葉痕は三角形で側芽は発達しない。長枝には稜がある。
枝は2~4本の枝が輪生状に出る。


無毛で果実が残ることがある。


紅葉が美しい。


下はオニノゲシ(鬼野罌粟)

オニノゲシ(鬼野罌粟)

<キク科ノゲシ属>
明治時代にヨーロツパから日本に入つてきた帰化植物。
同属のノゲシに似ているが、大形。


葉は固くて光沢があり、縁には触ると痛い多数の刺をもつ。



ノゲシと異なり、遅くまで咲いている。
オニノゲシは葉が茎を深く抱き、茎よりも後ろの部分は
下向きに伸びて巻く。
葉の縁の刺は鋭い。

             休憩

クリスマスローズ



         俳句は季語または蝶々
   初蝶・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・蝶の昼・蝶生るなどと使う。

       眼帯に死蝶かくして山河こゆ  寺山 修司

    どんなふうに観賞すればいいんだろうか?
      天才の句は意味不明だ。
    なんで?眼帯なんだろう。目の中そのものに・でいいんじゃないの?
    なんで?死んだ蝶なの?生きてる蝶じゃいけないわけ?
    山河こえるのね・・う~ん♪生きてる蝶の方が山河を越えられるのに?
    鑑賞になりません。(-_-;)
        
       蝶生れて地球はひとつ歳をとる 一井 魁仙

        魁仙さんの句集「三連音符」より
       私もそんな気がしてくる・。
      

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ムラサキシキブ(紫式部)の冬姿とタネツケバナ(種付花)とオニノゲシ(鬼野罌粟)

2022-02-21 06:19:07 | 野の花日記

ムラサキシキブ(紫式部)の冬姿
<クマツヅラ科ムラサキシキブ属>
落葉低木。

若枝は細くて星状毛がある。
冬芽は裸芽で2枚の葉が向き合う。


葉痕は、半円形~円形で小さい。
維管束痕は1個で突出する。

枝には、(かっては・紫色だった)果実や果柄が残っている。



下はタネツケバナ(種付花)


タネツケバナ(種付花)
<アブラナ科タネツケバナ属>
農耕の目安になった植物。
稲の苗を植える時に、まず種子を水に漬けて発芽させ
田植えの準備をするがこの時期の田で花が咲くのが名前の由来。


たぶん・
これはミチタネツケバナ(道種漬花)
帰化植物で、花よりも果実が高く伸び、
花期に根生葉が残る。

まだ、花がほんの少し咲きだしたぐらい。
まだまだ寒い日が続くこの頃です。

 

下はオニノゲシ           

オニノゲシ(鬼野罌粟)
<キク科ノゲシ属>
ノゲシに似るが葉が茎を抱き、
茎よりも後ろの部分は下向きに伸びて巻く。
葉の縁の刺は鋭い。

綿毛

         俳句は季語啓蟄(けいちつ)
      蛇穴を出る・地虫穴を出る・などと使う。

     蛇穴を出てアトリエの裸婦となる  さらん

     昨日の句会の最高点、さらんちゃんの高点句。
  季語にぶつけた”アトリエの裸婦”のセンスの良さ💛
  お洒落な句でした。(#^.^#)
  
    

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クロマツ(黒松)とタイサンボク(泰山木)の新芽

2022-02-20 05:18:13 | 樹木

クロマツ(黒松)の松ぼっくり
<マツ科マツ属>
常緑高木。
樹皮は灰黒色で、幼木では浅く裂けるが、老木になると深い亀甲状に
裂け目が出来て、やや厚い不規則な鱗片となって剥がれ落ちる。


葉は2個づつ束生し、
長さ5~16センチの針状でかたく、基部は褐色の鞘に覆われている。

雄花は今年伸びた枝の下部に多数群がつて付き、
雌花は紫紅色でほぼ球形。

球果は、翌年の秋に成熟し、
長さ5~7センチの卵状円錐形で淡褐色。

下はタイサンボク(泰山木)の新芽

タイサンボク(泰山木)
<モクレン科モクレン属>
常緑高木
葉は長さ12~25センチ長楕円形で革質。
表面は光沢があり、裏面にはさび色の毛が密生する。


5~6月、直径12~15センチの芳香のある大きな6個の花弁を持つ
白い花を咲かす。
真ん中で膨らんでいるのは、花芽だと思う。

                休憩

ナツミカン(夏蜜柑)

         


 

 

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ベニカナメモチ(紅要黐)の新芽とフキノトウ(蕗薹)とナミアゲハの蛹?みっけ!と俳句鑑賞

2022-02-18 07:57:55 | 木の新芽・野の花・昆虫・俳句鑑賞

ベニカナメモチ(紅要黐)
<バラ科カナメモチ属>
新芽の紅色が美しく垣根に利用されることが多かった。


カナメモチの変種で、カナメモチ自体も新芽が赤いので
混乱しやすい。
特に新芽が赤いのをベニカナメモチと言う。



下はフキノトウ(蕗薹)

フキノトウ(蕗薹)
<キク科フキ属>
早春の蕾をフキノトウ(蕗の薹)として食す。
毎年、田舎から送ってくるので蕗味噌にして、瓶詰にしている。
低山ハイクや里山歩きには欠かせないおにぎりの具にしている。
もう、送り主も歳を重ねているので「送らないで」と伝えたので、
今年は、少ししかできないかもしれない。

去年の分がまだ一瓶残っている。


私は、茎も葉も茹でてみじん切りにして味噌と砂糖で
ごま油で炒めて保存している。


雌雄異株で黄色っぽいのが、雄花で
白っぽく見えるのが雌花。
雌花は花後に花茎が伸びて、綿毛で飛んでいく。

                
                休憩

クレソン
肉の添え物にしたりする。

★昆虫コーナーは、
我が家の薔薇の枝で見つけたもの。

たぶん、ナミアゲハの蛹?
この冬を越してアゲハになれるのか?もう駄目なのか?
私には解らない・

この薔薇にメジロのためのミカンを差しておいたので、
見つけたものだ。

            俳句は季語椿
    藪椿・山椿・紅椿・白椿・落椿・雪椿などとも使う。
    
       椿葬るひと言が聞けぬまま  
       ごうごうと椿の闇は量られる
       椿山繕い過ぎし妹よ       金谷 サダ子

   サダ子さんの「早口家族」の中の「椿」から。
   私の好きな椿の句は

     落ち椿水に浮かべてもう一度  作者不明

       

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