れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

クサギの花

2013-07-31 03:53:21 | 野の花日記

クサギ(臭木)の花
<クマツヅラ科クサギ属>

山野の林縁や川岸などの
日あたりのよいところにはえる落葉小低木。
樹皮は灰色で丸い皮芽が多く、
老木では縦に割れ目ができる。
葉は対生し、
三角状心形または広卵形。
枝や葉に臭気がある。
8~9月、
枝先の葉脈から長い柄のある集散花序をだし、
白い花をつける。
果期には、
平開して紅色になり、
果実は球形で光沢のある美しい藍色に熟す。

↓はクサギの花に黒揚羽

☆臭木の名が可愛そうと思うほど、
花はいい匂いだと・私は思う。
ましてあの赤い萼片の中
に藍色の実がなった姿はとても美しいのです。

<俳句歳時記>秋
臭木(くさぎ)の実
[定山木(くさぎ)の実・臭木の花]

旅の鼻歌青さはじける臭木の実   藤原 啓

川岸へ臭木咲く坂よけれ       波多野爽波

療養所古びて茂る花臭木      松崎鉄之介

水懈く臭木の花を浮かべをり    轡田 進 

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ハエドクソウ

2013-07-30 04:41:55 | 野の花日記

ハエドクソウ
<ハエドクソウ科ハエドクソウ属>

低い山などの林の下に多い多年草。
根のしぼり汁でハエ取り紙を作ったことからハエドクソウ、
または、ハエトリソウと呼ばれる。
花は5ミリほどで目立たず、
実は先がカギ形になった萼に包まれ、
イノコズチによく似て衣服につく。

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アカホシゴマダラ

2013-07-28 02:13:18 | 野の花日記

アカホシゴマダラ
<タテハチョウ科>


古い図鑑では、日本では奄美大島にしか見られないとあった。
エノキにとまっていたので始め、
オオムラサキの雄かと思った。
しかし、羽音の力強さ”と書いてあり・・
??あれ
とても優雅に品よく飛んだので、違うのかと思って調べたら、
外来種の要注意侵入生物のアカホシゴマダラだった。

日本の国蝶のオオムラサキのエノキの葉を食する。

 




食草のエノキ

 

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イヌビワの実

2013-07-27 06:13:32 | 野の花日記

イヌビワの実
<クワ科イチジク属>

山地や丘陵にはえる落葉高木。
小枝を傷つけると、白い乳液がでる。
葉は倒卵形。
4~5月、
本年枝の葉腋に花のうが1個ずつつく。
雌雄異株
秋に雌花のうは赤くなり食べられる。
雄花のうは赤くなるが食べられない。

下は、雌花のう

 

 

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チョウトンボ

2013-07-26 03:37:27 | 野の花日記

チョウトンボ
<トンボ科>

金属光沢の強い藍青色の中型のトンボで、
一見、蝶のようにみえることから名づけられた。
また、高所をとぶことから、
ヒコーキトンボとも呼ばれる。
主として、
平地の池沼や溝川などに生息し、
雄は水域で水辺の植物や
浮葉植物の水面を1メートルほどの高さで
回り、縄ばりを持つ。

 


☆蓮池に、数匹飛んでいた。
なかなかとまろうとしなかったのだが、
縄張り意識が強いので、
同じような場所にとまるのを見計らって写真に収めることができた。

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ハス(蓮)の花

2013-07-25 06:38:26 | 野の花日記

ハス(蓮)の花
<スイレン科ハス属>

古い時代に中国から渡来した多年草の水草。
池沼や水田に栽培される。
根茎は蓮根になる。
葉は扁円形。
長い花柄が水上に抜き出て、
大きくて美しい花を咲かす。
果実は楕円形で果皮は固い。
和名は蜂巣(はちす)の略で、
果実の入った花床がハチの巣に似ていることによる。

<俳句歳時記>夏
蓮(はす)
[はちす・蓮の花・蓮華他]

 一つ残る雨の白蓮娘の婚期     神道 静

 蓮の花揺れているのは僕の方    後藤 章

 蓮ひらく一人の鬼がくる夕べ     菊川 貞夫

 蓮咲くや幻想列車通り過ぎ      高田 律子

 

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ラセイタソウ

2013-07-24 05:56:03 | 野の花日記

ラセイタソウ
<イラクサ科カラムシ属>

海岸にはえる多年草。
茎は太く株立ちになりる。
葉は対生し、ゆがんだ広卵状楕円形で、
長さ6~15センチ。
質は暑く、
葉の表面がポルトガルでラシャに似た毛織物に似ていることによる。
雄花穂は糸状で、下部の葉の付け根につき、
雌花穂は上部の葉の付け根につく。
花は葉より上にでないので目立たない。

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ナワシロイチゴ

2013-07-23 05:07:29 | 野の花日記

ナワシロイチゴ
<バラ科キイチゴ属>
[別名サツキイチゴ]

道端や川原の土手、丘陵などの
日当たりの良い所に生える。
茎は長く伸びて所々で根を生やす。
枝は直立し、
茎と枝には短い軟毛と棘がある。
葉は互生し、
3出複葉だが、時に5小葉のものもある。
小葉は菱形状倒卵形で先は丸い。
裏面は白い綿毛におおわれ、ふちに鋸歯がある。
葉柄は長く、基部に線形の杔葉がある。
5~6月、
枝先や葉のわきから集散花序をだし紅紫色の花を
上向きに開く。
↓は花



果実は
直径1,5センチの球形。
6月の苗代の頃に熟し、食べられる。


私が知る限りでは、公園のそばの学校の校庭横に
見るのみで、いつも楽しみにしているのだが・
いつ無くなるか解らない。

 

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ニワウルシ(シンジュ)の実

2013-07-22 05:23:13 | 野の花日記

ニワウルシ(シンジュ)の実
<ニガキ科ニワウルシ属>

高さ10~20メートルになる落葉高木。
葉は大形の奇数羽状複葉で、互生する。
小葉は6~12対あり、
長卵形または卵状披針形で先はとがり、
基部に1~2個の歯牙があり、
歯牙の先に腺点がある。
7~8月、枝先の円錐花序に緑白色の小さな花を多数つける。
雌雄異株。
果実は長さ4~4,5センチの翼果で、
中央に種子がある。

この木の名前がずっとわからずじまいだったのが、
やっと解った。



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ハマボウフウ

2013-07-21 05:48:57 | 野の花日記

ハマボウフウ
<セリ科イブキボウフウ属>

海岸の砂地にはえる多年草。
高さは5~15センチになる。
葉は厚く光沢があり、
2回3出羽状複葉。
茎の先端に小さな白い花を密に咲かせる。
若葉は刺身のつまにする。

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