れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

梅の花

2013-01-31 05:56:19 | 野の花日記

梅の花
<バラ科サクラ属>

庭や畑で栽培されるが、
暖地では野生化している。
若枝は緑色で無毛。
葉は互生し、
倒卵形で先端はとがる。
花は2~3月、
葉にさきだって開き白、紅色、淡紅色のものがある。
花弁と萼片は5個。
雄蕊は多数で、花弁より短い。
雌蕊は1個で、子房に密毛がある。
果実はほぼ球形で
6月頃、黄色に熟す。


<俳句歳時記>春
梅(うめ)
[白梅・野梅(やばい)梅林・梅が香・盆梅]

夜の畦を匍ふ梅ありて行きがたし   水原 秋桜子


匂ひくる梅に吾より寄って行く      梅木 景太郎

東より春は来ると植ゑし梅        高浜 虚子

崖急に梅ことごとく斜めなり        正岡 子規


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオギリの冬芽

2013-01-30 05:44:51 | 野の花日記

アオギリの冬芽
<アオギリ科アオギリ属>

樹皮は緑色で滑らかな落葉高木。
頂芽は太く半球形、
チョコレート色でビロード状の毛が密生する。

老木の幹は灰白色になる。
一年枝は太く、枝先に褐色の星状毛が少し残ることがある。
写真は
側芽で、小さく半球形で
葉痕は円形~楕円形で大きく、褐色~暗紫色。
維管束痕は多く杔葉痕がある。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マンサク(金縷梅)の花芽

2013-01-29 11:50:08 | 野の花日記

マンサク(金縷梅)の花芽
<マンサク科マンサク属>

早春、山では一番早く花を咲かせる落葉小高木。
樹皮は灰褐色で小さい皮目があり、
星状毛が残る。
葉芽は二列互生し、
杔葉の変わった二枚の薄い芽鱗は落ちやすく、裸芽となる。
冬芽のできるのは早く、
6月にはもう葉芽や花芽が見られる。
花芽は卵球形で2~4個つき4~9ミリの柄がある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

センダン(栴檀)の実

2013-01-28 08:17:55 | 野の花日記

センダン(栴檀)の実
<センダン科センダン属>

暖地の海岸近くに自生する落葉高木。
樹皮は紫黒褐色で縦に裂ける。
枝は太く、四方に伸びる。
葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。
小葉は卵形または卵状楕円形で先は長くとがる。

5~6月
新しく伸びた枝の葉腋から複集散花序をだし、
淡紫色の小さな花を多数開く。

果実は核果で、10月頃、
黄色に熟し、葉が落ちた後も長く枝に残る。
核は数珠の玉に使われ、
樹皮は苦楝皮と言い駆虫剤にする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンシュユの冬芽

2013-01-27 05:15:39 | 野の花日記

サンシュユ(山茱萸)の冬芽
<ミズキ科ミズキ属>

落葉小高木。
樹皮は帯褐色で、鱗片状にはがれる。
葉は卵状楕円形で、先は鋭くとがる。
裏面は有毛で
主脈の基部に褐色の毛のかたまりがある。
3月頃、
葉に先だって枝一面に散形花序をつけ、
黄色の小さな花を20~30密につける。
花序の基部に褐色の総萼片が4個ある。
花弁と雄蕊は4個。
果実は長さ1,5センチの楕円形で赤く熟す。


<冬芽の見方>
葉芽は細長くて先はとがり、
花芽は球形で先がとがり、基部に小さい芽鱗が2枚つく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イボタノキの実

2013-01-26 03:28:43 | 野の花日記

イボタノキ(水蝋の木)の実
<モクセイ科イボタノキ属>

山野に生える落葉低木。
葉は対生し長楕円形。
5~6月、
本年度の枝先に白い花が総状に多数咲く。
花冠は長さ7~8ミリの筒状漏斗形で先は4裂する。
果実は
楕円形で黒く熟す。


☆イボタノキの仲間の樹皮にはイボタロウムシがつき、
イボタロウがとれる。
カイガラムシの一種で、枝に白いガマの穂状のようなもの

を作る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニシキギの実

2013-01-25 07:12:42 | 野の花日記

ニシキギ(錦木)の実
<ニシキギ科ニシキギ属>

山野にはえる落葉高木。
和名の錦木は紅葉の美しさによる。
枝にコルク質の翼が発達するのが特徴。
葉は対生し、
倒卵形または広倒卵形で先は鋭くとがり、ふちに鋸歯がある。
5~6月、
葉腋から葉より短い柄のある集散花序をだし、
淡緑色の花を数個開く。
腋果は、
8ミリくらいの狭倒卵形で、
熟して裂けると橙赤色の仮種子に包まれた種子が1個現れる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒマラヤスギの球果

2013-01-24 09:38:49 | 野の花日記

ヒマラヤスギの球果
<マツ科ヒマラヤスギ属>
別名(ヒマラヤシーダ)

緑高木。
原産地では、高さ50メートルにもなる。
枝は水平に広がり、
樹冠は円錐形になる。
樹皮は灰褐色で鱗片状にはがれる。
葉は短い枝では多数束成し、針状。
10月~11月に開花。
雄花は穂状で長さ3センチほど。

↓雄花

雌花は円錐形で淡緑色。

球果は卵形で
翌年の10~11月に成熟すると果鱗が立ち、
果軸だけが残る。

↓ヒマラヤスギの雄花



↓雪の中のヒマラヤスギの松ぼっくり


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トチの冬芽

2013-01-23 07:45:12 | 野の花日記

トチの冬芽
<トチノキ科トチノキ属>

山地に生える落葉高木。
樹皮は灰褐色で、
老木になると割れ目ができる。
冬芽は
多数の鱗片に包まれ、
樹脂をだしてよく粘る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロモジの冬芽

2013-01-22 07:51:39 | 野の花日記

クロモジの冬芽
<クスノキ科クロモジ属>

山地に生える落葉低木。
枝は暗緑色で黒い斑点が多い。
葉は枝先に集まってつき、
卵状長楕円形で先はとがる。
若葉には白い長毛が密生する。
裏面は帯白色。
3~4月、
葉と同時に小枝の節に散形花序をだして、
淡黄緑色の小さな花を多数つける。
雌雄異株。

果実は球形で9~10月に黒く熟す。
樹皮や材に独特の香気があるので、
楊枝や細工物に使う。
葉や種子からも香油がとれる。



くろもじの冬芽は解りやすい。
細長くとがったような形のものが葉芽で、
先のとがった球状のものは花芽です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする