れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カラスウリの実

2008-09-30 05:23:20 | 野の花日記
カラスウリの実
(ウリ科・カラスウリ属)
秋に赤い実を吊り下げる。
この時期が楽しい。

里山に行くと、すずなりになっているのを見つけて、
蔓を引っ張っていただいて帰るのが、
毎年、私の楽しみです。

我が家にも、カラスウリはあって花は咲くのだが、
実がならない。
いつも、赤い実を貰って帰っては、
さも我が家のカラスウリがなったように、ぶら下げておくのだ。

それはもう私の毎年の行事のようなものです。


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ムラサキエノコロ

2008-09-29 07:06:42 | 野の花日記
ムラサキエノコロ
(イネ科・エノコログサ属)
乾燥して痩せた土地に生えるとある。
私は、
キンエノコロかと、思ったが・
これは、三浦海岸の岩場の隙に生えていたので、
たぶん・・
ムラサキエノコロ・・だと思った。
確信は無いけれど~。
丈も低くて、小ぶりだった。

「俳句歳時記}
  狗尾草(えのころぐさ・ゑのころぐさ)
えのこ草・猫じゃらし

 秋はまず街の空地の猫じゃらし     森 澄雄

 活けられてゑのころ草の恥づかしそう  三村純也
  
 行き先はあの道端の猫じゃらし     坪内稔典

 
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菩提樹の実

2008-09-28 11:44:22 | 野の花日記
菩提樹
(シナノ木属)

落葉高木
寺院の境内や公園に植えられているのをよく見る。

菩提樹の花はいい香りだと言う・・
あ^^
花が咲いているのは見るが、香りはかいだ事が無い・

花序の柄には、
ヘラ形の翼のような苞がある。
緑から、今は、白灰色の小さな丸い実をつけている。

「俳句歳時記」
 菩提子(菩提樹の実)

   手にしたる菩提樹の実のひぐれかな  加藤楸邨

   掌移しに菩提子の羽折れたるを    下村槐太

   菩提子の羽透き通るまで枯れぬ    加藤三七子




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オヒシバ&メヒシバ

2008-09-27 04:09:45 | 野の花日記
オヒシバ
(イネ科・オヒシバ属)
東京のコンクリートの空地からも生えてくる。
踏みつけられても、
丈夫にまた立ち上がってくる元気な雑草。

穂先をまるめて
よくひっぱりっこして遊んだものです。

「俳句歳時記」三秋
 相撲草(すまふくさ)
 (角力草・相撲取草・力草)

 <尚、春の菫のことを相撲取草(すもうとりそう)
  とも言うので要注意>

 道ほそし相撲とり草(ぐさ)の花の露  芭蕉

 
 
 

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ハマエノコロ

2008-09-26 04:59:14 | 野の花日記
ハマエノコロ
(イネ科・エノコログサ属)

三浦海岸に行った時、
燈台の下に、はえていた。

以前にも見たことはあったけれど・
名前がわからなかった。

エノコログサを見ていたら・
図鑑に、ハマエノコロと、載っていたのでやっと確信が持てた。

風が強いせいもあってか・・
ロゼッタ状になる。
普通のエノコログサのように茎立ちはせず、
丈は低く、横に生えて花穂をのばしていた。
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オミナエシ

2008-09-25 05:07:46 | 野の花日記
オミナエシ
(オミナエシ科・オミナエシ属)
本来は、日当りのいい草原などで見られるそうだが・
野でであったことは無い。
園芸品店で買い求めたオミナエシが、
毎年我が家の狭い庭に咲く。

この画像は、
グリーンベルトで元気に咲いていたオミナエシです。

小さな黄色い花を長く伸びた茎の先に咲かせる。
秋の七草の一つです。

「俳句歳時記」
女郎花(おみなえし)
<おみなめし>

 雨の野や人もすさめぬ女郎花   闌 更

 見るうちや風の吹折る女郎花   樗 良

 ほろびゆく影あり陵の女郎花   板井三輪
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クサギのブルーの実

2008-09-24 07:06:04 | 野の花日記
クサギの実
(臭木の実)
少しお散歩をサボっていたら、
いつの間にか、クサギが花から実になっていた。
このブルーが大好きなのよね。

たまに黒く見えるのがあるけれど・・
その後でブルーになるのかな。

しょっちゅう、見ているわけではないので、
過程はわからないのだけれど。

クサギの花の香りも好きだけれど、
なんと言っても、この色が、大好き。

実の下の星状の赤い萼がまたよりいっそう
藍色を目立たせるわ。

「俳句歳時記」
臭木の実
は、でているけれど・・
例句がでていません。
仕方ないので、草木の花の例句

黒揚羽臭木の花を嗅ぎたがる       富田直治

川舟へ臭木花咲く坂よけれ        波多野爽波

つい霽(は)れぬ空のにごりや花臭木   角田独峰
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白萩の階段

2008-09-23 05:25:15 | 野の花日記
白萩
萩のお寺の階段。

「俳句歳時記」
 萩(はぎ)
 
 萩散って地は暮れ急ぐものばかり  岡本眸

 萩散るやかろく虫死ぬ潦      渡辺水巴

 萩桔梗またまぼろしの行方かな   赤尾兜子

 

 
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キキョウ

2008-09-22 05:31:40 | 野の花日記
キキョウ
(キキョウ科・キキョウ属)

よく考えたら・・
キキョウを野辺で見たことが無い・・
もしかしたら・・
幼い頃、
母親の田舎でみたことがあるような・・
それも定かではないのです。

本来は、野の花なのよね。
秋の七草の一つだから、
掲載してみました。
我が家では、夏の初めに咲いていたわ(笑)

野に咲いたキキョウにあってみたいものです。
これは、キキョウのお寺で撮った画像です。

「俳句歳時記」
 桔梗(ききよう)
(きちかう・沢桔梗)

  山中に一夜の宿り白桔梗      野澤節子

  日暮れとも雨けむるとも白桔梗   藤田湘子

  草深く草の風立ち山桔梗      岩部和子

  
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フジバカマ

2008-09-21 09:27:05 | 野の花日記
フジバカマ
(キク科・フジバカマ属)

フジバカマとして売られていても、
それは本当のフジバカマとは違う事の方が多い。

なぜなら、野生のフジバカマは絶滅危惧種だからだ。
もう数年前のことだが、
荒川沿いに、野生の本当のフジバカマを見たことがあるが・
なんとなく園芸品よりは色白の花だったような気がする。

特徴としては、
葉が三深裂し、
葉に艶があって葉の縁が鋭い鋸状になっているのを特徴と見れば
いいかもしれない。
でも、
見極めは難しい。

これは、一応フジバカマのお寺で撮ったものなので、
そうであろう~と思っている??
茎が香りがよい。

「俳句歳時記」
藤袴(ふじばかま・ふぢばかま)
<蘭草(らんそう)香草(こうそう>

 すがれゆく色を色とし藤袴  稲畑汀子

 聞き流すつもりの雑音藤袴  落合よう子

 
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