れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤブカンゾウ(藪甘草)キリ(桐)の実キキョウ(桔梗)まり・クワコを飼う

2022-06-30 05:19:50 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


ヤブカンゾウ(藪甘草)
<ツルボラン科ワスレグサ属>
私の図鑑ではユリ科になっていて、
一番新しいのでは、ススキノ科になっている。
検索ではツルボラン科になっていました。
こんなに華やかな花なのに、有史以前に中国から観賞用、食用
として渡来したと考えられている。
実は・画像のヤブカンゾウは我が家に咲いたものです。

       
     今年はたくさん茎を伸ばして、蕾をつけているので、
     花は一日花だけれど、暫く楽しめそうです。


  里山の田畑や畔土手などに生え、特に人家の周りに咲く。
  (あぁ‥行きたいなぁ。里山へ🍙もってわんこと一緒に。)
  草丈は80~100センチ。
  花は直径8センチで、橙黄色の大輪の花を咲かせる。

▲因みに、上はノカンゾウ

     
      一重咲きのノカンゾウに比べて、花は八重咲きで華やか。
      八重咲の花の先端は雄しべ状になっているものがあり、
      雄しべと雌しべが花弁に変化したものだと解る。


  ▲キキョウ(桔梗)
  <キキョウ科キキョウ属>
秋の七草のひとつ
万葉集で山上憶良が詠んだ
   秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば 七草の花
  萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花

おすきなふくは おおきなはかまはく ハスキーなお袋 フナオ君は好き?
など、色々覚え方があります((´∀`))ケラケラ

この中の朝顔が桔梗。
茎の先に4~5センチの青紫色の花を数個つける。
花の花弁は5つに分かれている。

開花直前の蕾は膨らむ。
雄しべが先に熟し、雌しべは雄しべが花粉を出した後、受粉可能になる。
花が開くと、雄しべが開くが、雌しべは閉じたまま。
雄しべが枯れると、雌しべが開く。
時間差によって自家受粉しないような仕組みになっている。

    

 

▲キリ(桐)の実
 <ノウゼンカツラ科キリ属>
落葉高木。樹皮は灰白色で皮目が多く、成長が早い。
葉は対生し、長さ10~20センチの広卵形で、
両面に粘り気のある毛が密生する。

  
蒴果は長さ葯センチの尖った卵形で、熟すと二裂し、
翼のある小さな種子を多数出す。


※上は花
  5月頃、長さ5~6センチの紫色の花を多数つける。

               休憩
   
     甘えん坊のまり

★昆虫コーナー
昨日、散歩途中で桑の木にクワコ‼を発見!
一度、育ててみたかったので、持ち帰る。💘


結構、ぐしゃぐしゃの貌で、可愛いのかブスなのか?
暑いので、シャワーの霧吹きで水をかけてやる。
体長を計ったら、約3センチだった。




本日6月30日の朝、フンは少なくて5粒ぐらいだったが、
昨日より断然成長している。
4センチはあった!
新鮮な桑の葉は近くに沢山ある(今のところ)
沢山食べて大きくなって!(#^.^#)
今が何齢なのか解らないのだが、そんなに食欲旺盛と言う感じがしない。
明日が楽しみ♪

       俳句季語蚕(かいこ)
     春蚕(はるご)毛蚕(けご)捨蚕(すてご)
       養蚕 蚕の眠り 蚕棚などと使う。

    わがのぞきこみて蚕を暗くせり  今瀬 剛一

 

 

 


 

      

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アカショウマ(赤升麻)ヤマブキショウマ(山吹升麻)ギンバイソウ(銀梅草)ウラナミアカシジミ・ハエトリグモ?ホタルガ・俳句鑑賞

2022-06-29 07:23:27 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲アカショウマ(赤升麻)
 <ユキノシタ科チダケサシ属>
赤みを帯びた花茎を伸ばして花を咲かせるのでこの名があると言うが
同定するのは難しいと思った。
図鑑には、地下茎の根皮の色が赤黄色~赤であるので
この名があると書かれている。


草丈は1メートル程度で、葉は根出し、3回3出複葉で、
小葉の縁には重鋸歯がある。

長い花茎を伸ばし、上方に10~20センチ程度の複総状花序をつけ、
白色の小さな花を沢山つける。


ヤマブキショウマ(山吹升麻)
 <バラ科ヤマブキショウマ属>
葉が山吹の葉に似ているからこの名がある。
雌雄異株の多年草。
茎は2回3出複葉で9枚の小葉からなる。

茎の上部に円錐状に総状花序をつくり、白色(または黄白色の)
小さな5弁の花をつける。
雄花の雄しべは花粉をつけず、子房は3個で熟して袋果となる。


そういわれても・・
アカショウマとヤマブキショウマ・トリアシショウマとを見分けるのは、
結構難しいかな。


▲ギンバイソウ(銀梅草)
<ユキノシタ科ギンバイソウ属>
茎は直立して枝分かれせず、高さ50~80センチになる。
全体にまばらに毛が生える。
葉は対生し、楕円形または倒卵形。


(右上にクモがいます♪)

右上の蕾にクモがいますね♪
茎の上に集散花序をだし、10~20個の花を開く。
花序ははじめ数個の苞に包まれ、球状をしている。


装飾花(中世花)が数個あり、
白色または淡紫紅色の花びら状の萼片を3個もつ。
両性花は白色で径2センチほどあり、梅花状をしている。

               休憩

     
     ※アオサギ
     じつとたたづんで、小魚を狙っていることが多い。

昆虫コーナーウラナミアカシジミ
  


ちょっと、ぶれました。



ハエトリグモ?かな

💘himeちゃんから、ネコハエトリグモの♂と教えてもらいました♪
ありがとう~(#^.^#)

▲ネアカヨシヤンマ
(私のカメラでは撮れないので、望遠鏡を借りて写させてもらいました。)
いいの♪見れただけでも!
それに、ウチワトンボも見ることが出来ました!

         俳句季語蜻蛉(とんぼ)
    
     とんぼう・あきつ・やんま・鬼やんま・銀やんま

     などと使う。


       とんぼうの空の弾力その連山   阿保 恭子


     

  

 

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ヤマモモ(山桃)ハクウンボク(白雲木)ギンナン(銀杏)カラスアゲハの幼虫・ハサミツノカメムシ・

2022-06-28 05:06:44 | 木の実・カラスアゲハの幼虫・ハサミカメムシ・俳句鑑賞・絵手紙

ヤマモモ(山桃)
<ヤマモモ科ヤマモモ属>
この頃は都会のグリーンベルトに見つけたりするが、
実が落ちて誰も拾わないので、踏まれたりして・嫌われていたりする。
葉は互生し、長さ6~12センチの倒披針形。


雌雄異株。


4月の雄花序
長さ2~4センチ。
(雌花の花柱は赤い)


果実は直径1~2センチの卵形で突起が多く、夏に赤く熟し食べられる。


ハクウンボク(白雲木)の実
 <エゴノキ科エゴノキ属>
花はエゴノキの花に似るが房のようになって垂れ下がって咲く。
葉は互生し、長さ10~20センチの総状花序をだして、
白い花を多数、下垂する。


5月の白いハクウンボクの花


果実は長さ1~1,2センチの楕円形。


▲イチョウ(銀杏)の実
<イチョウ科イチョウ属>
所謂、銀杏(ぎんなん)である。
まだ今は、青い実。


9月頃になると、直径約2,5センチの球形で、
外皮種は黄色で悪臭がし、白くてかたい内皮種がギンナンになる・

               休憩

  <北原白秋の五十音絵葉書>   画・渡辺リリコさん
 私はこの絵がなんだか懐かしくて好きなのです。

   昆虫コーナーは、コクサギにカラスアゲハの幼虫

元気に育ってね♪


▲ハサミツノカメムシ
<カメムシ亜目ツノカメムシ科>
緑色で翅の膜質部は暗褐色。

画像ではよく見えないが・・前胸の両側が赤い。
★オス♂の生殖節には、1対の赤いハサミ状の突起がある。

          俳句季語(蛞蝓)なめくじ
        なめくじら・なめくじりなどとも使う
      
      たそがれは微光とならむ蛞蝓  能村 登四郎



  
            

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ミヤママタタビ(深山木天蓼)の花・ヒメコウゾ(姫楮)の花・カヤ(榧)の実・カタツムリ・ミミズ・俳句鑑賞

2022-06-27 06:12:56 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞

▲ミヤママタタビ(深山木天蓼)の花
<マタタビ科マタタビ属>
いつも、遠くのマタタビの木を眺めていた。
今は、葉が白く染まって見える。
これは、道沿いに咲いていたので、葉が白くなっているものが無かった。
葉は互生し、長さ約5~10センチの卵円形で、先端は尖り、
基部は心形。ふちに細かい鋸歯がある。


葉脈に直径約1,5センチほどの5弁の白い花を開く。
雌雄異株だがまれに両生花がつく。


雄花は1~3個、雌花は普通1個づつつく・と、図鑑にはあるが・
これは・・雄花がたくさんついている。


間違いなく・・マタタビの花だと思うのだけれど、
図鑑の解説と違うと自信が無くなってくる。

▲ヒメコウゾ(姫楮)の実
 <クワ科コウゾ属>
以前は、コウゾと呼ばれたが、今はヒメコウゾが一般的な呼び名。
落葉高木。和紙製造のため各地で栽培されていた。
樹皮は非常に強い。
葉は互生し、長さ5~15センチの卵形または卵円形で先は尖り、
基部は丸くて浅い心形。


ふちに鋸歯があり、しばしば深く2~3裂あるいは、5裂する。
質は薄く、表面はざらつき、裏面は淡色。


集合果は球形で、赤く熟し甘味がある。
樹皮の繊維から和紙を作る。


カヤ(榧)の実
 <イチイ科カヤ属>
私は、カヤの葉に触れて痛いけれど、この清浄な香りが好きだ。
常緑高木。
樹皮は青灰色で、老木になると縦に薄くはがれる。
葉は長さ2~3センチの線形で硬く、先は鋭く尖る。


雌雄異株。

果実は長さ2~4センチの楕円形で肉質の仮種皮に包まれ、楕円形で翌年の
10月頃、紫褐色に熟して裂ける
炒って、食することが出来る。カシューナツツのような味がします。


将棋盤に使う。

             休憩


↑オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
これから、茎が伸びて咲きだします。

        俳句は秋の季語榧の実

    榧の木に榧の実のつくさびしさよ 北原 白秋

    榧の実はひとなつかしく径に降る  長谷川 素逝

   

 昆虫コーナーカタツムリ

 
 ※ミスジマイマイ

 
 高尾山のミミズは太くて長くて大きい!

   ★リリコさんの北原白秋の「まみむめもイラスト」・まいまいかたつむり♪

 

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ギンレイカ(銀鈴花)イチヤクソウ(一薬草)ウメガサソウ(梅笠草)クモキリソウ(雲切草)アサギマダラ・俳句鑑賞

2022-06-26 06:09:47 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲ギンレイカ(銀鈴花)
 <サクラソウ科オカトラノオ属>
私の古い植物辞典ではミヤマタゴボウとある。
湿った日陰にはえる多年草。
銀鈴花(ぎんれいか)の名は花を銀の鈴に見立てたもの。

       
         高さ30~60センチ、葉の裏や茎に紫色の腺点が一面にある。

       

        花は長さ5~6ミリで薄く紅をさし、半開きのまま終わる。

      

       

    イチヤクソウ(一薬草)
      <ツツジ科イチヤクソウ属>
      低山の林内で見られる多年草。
      葉はロゼツト状につく単葉で縁に細かい鋸歯がある。


   まぁ‥遠いのだけれど・・見られただけでも嬉しかった(笑)
        花は長い柄の先に2個下向きにつく。

    

ピンボケだけど・・。

 

 

    

 ウメガサソウ(梅笠草)
<ツツジ科ウメガサソウ属>
常緑小低木。林の縁に咲く。葉は楕円形、厚くて光沢があり
2-3枚かたまつてつく。
花は長い柄の先に2個下向きに開き白色。


和名は梅花型の花を下向きに開花させることから。

 

  

  ▲クモキリソウ(雲切草)
   <ラン科クモキリソウ属>

  遠かったけど‥クモキリソウ(雲切草)を見ただけでも良しとしよう~。

       
              お口直しのアサギマダラ
  

 優雅に飛んでいたアサギマダラだった・
   産卵しているのかしら?


      俳句は夏の季語銀竜草(ぎんりょうそう)↑上
        幽霊草(ゆうれいそう)とも言う。



     またの名のゆうれい草と遊びけり  後藤 夜半

    滝の上に水現れて落ちにけり    後藤 夜半
  


      

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キヨスミウツボ(清澄靭)ギンリョウソウ(銀龍草)ツチアケビ(土木通)フクラスズメ・俳句鑑賞

2022-06-25 05:58:22 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

▲キヨスミウツボ(清澄靭)
 <ハマウツボ科キヨスミウツボ属>
やっと高尾山へ行った。
週二の接骨院通いの中、医師に言ったら叱られそうなので、
秘密で行く。行は、もうロープウエイね。

葉緑素を持たずカシ類やアジサイ類に寄生する背丈2センチほど。

ちょっと、痛んでいたけれど、見事に生えていました。




タマアジサイなどの根に寄生するとあったので、
タマアジサイの根元を探しました。
実は、私は名前は知っていても実際に出会えたのは今年が初めてでした!)


     
   ▲ギンリョウソウ(銀龍草)
   <イチヤクソウ科ギンリョウソウ属>
     湿り気のある腐葉土の上に生える腐生植物。
    高さ8~20センチになる。根以外はすべて白。
    鱗片葉に包まれた姿を竜に見立てた名前。

   
   白色の花を1個、下向きにつける。

  



   
   ★ツチアケビ(土木通)
    <ラン科ツチアケビ属>
  山野の落葉樹林下や、笹藪などに生える。
  根の中にナラタケの菌糸束をとりこみ、菌と共生する。
  花は黄褐色で、半分ほど開く。

       
     果実のウインナソーセージの時にまた、掲載したいと思います。

      

 



                    休憩
     
    ※
下山して599のカフエラスにて休憩

 

            俳句は夏の季語かき氷

     シャッター街かき氷の旗一つ揺れ  棚橋 香水

  

   

昆虫コーナーフクラスズメなので嫌いな方は要注意ね♪


フクラスズメ
ヤガ科
幼虫の食草はイラクサやカラムシ刺激を与えるとメトロノームのように
身体を動かして威嚇するのが面白いです(#^.^#)

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ゴボウ(牛蒡)の花・ソバ(蕎麦)の花・キジムシロ(雉筵)・クサノオウ(草黄‣瘡王)オオクモヘリカメムシ・チュウサギ・俳句鑑賞

2022-06-24 13:30:39 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

ゴボウ(牛蒡)の花
<キク科ゴボウ属>
私もゴボウの花はつい最近知った。
赤紫色のとげとげのアザミのような花だ。

里山で、あれ?何お花だろうかと悩んでいたら・・
思い出した!ゴボウの花の花後だ。
高さ3メートルにもなる二年草。
地下に所謂、ゴボウが長く伸びます。
葉は互生する単葉で長さ30センチにもなる卵形~心臓形となり、
裏面に軟毛がある。



径4,5センチほどの頭花が散房状に集まってつく。
紅紫色の筒状花なのだが、(花後の状態です)。
総苞は球形で先端が鉤状の刺になる総苞片が多数並ぶ。

    
 
 
 ▲ソバ(蕎麦)の花
  <タデ科ソバ属>
葉は三角形又は心形で互生し、長い柄がある。
    
     
   茎の先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し
   花径6ミリぐらいの白またはピンクの小さな花を沢山つける。

   

 




キジムシロ(雉筵)
 <バラ科キジムシロ属>
山野に生える多年草。

葉は根生、5~6枚の小葉を奇数羽状につけ、
花の咲いた後、とくに大きく伸びる。

(下のピンク色はアカバナの萎んだもの)
高さ5~30センチで、集散花序に黄色の5弁花をつける。

              休憩

クサノオウ(草黄‣瘡王)
  

 クサノオウ(草黄‣瘡王)
 <ケシ科クサノオウ属>
茎や蕾に縮れた毛が多く、茎や葉を切ると黄色い乳液(有毒)
が出ることから、草の黄、また皮膚病の薬や鎮静剤、消炎剤に使うので、
瘡の王」との説がある。


チュウサギ
かしら?

          俳句季語黄金虫
    黄金虫(こがねむし)かなぶん・ぶんぶんなどと、使う。

     ふるさとを一人で背負う黄金虫  成宮 颯


★昆虫コーナーは、ゴマダラカミキリ

ゴマダラカミキリ
<甲虫目カミキリムシ科フトカミキリ亜科>
最もよく見られるカミキリムシ


オオクモヘリカメムシ
<カメムシ目ヘリカメムシ科>
細長く緑色で、褐色の羽根を持つ。
ネムノキなどにつく。
成虫は、カキ、ミカンなどの果実を食害する。
交尾中でした。💘

 

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ナンテンハギ(南天萩)オオキンケイギク(大金鶏菊)ハルシャギク(波斯菊)スジグロシロチョウ・俳句鑑賞

2022-06-23 06:21:11 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞


蒸し暑い日の午後から、行きたかった「蛍に会える日帰り温泉」
(私たちだけが知っていてそう呼んでいる)に出かけた。
昏くなるまで、温泉場で待つことが出来る。
そういえば、7時でも空が明るい。今日は夏至だったからだ。

ここは、誰も知らない・蛍のいる場所・
昏い森の中から小さな沢の流れの上に沿って・・

蛍がやってくる場所だ。
何年、この小さな橋の上に立って待ち続けた事だろう。
今年も会えた!
状況がよかったので、よく飛んでくれた。

※もう、来年は来れないかもしれないけれど、ありがとう。


▲ナンテンハギ(南天萩)
<マメ科ソラマメ属>
久しぶりの里山で出会えたナンテンハギ。
線路際に沿って歩いていたら咲いていた。

木質の根茎を持つ多年草。
葉は互生し、2枚の小葉からなる羽状複葉。
小葉は卵形。
葉が南天の葉に似るのでこの名がある。


葉のわきから長さ2~4センチの総状花序をだし、
紅紫色の蝶形の花を多数つける。


 


▲オオキンケイギク(大金鶏菊)
<キク科キンケイギク属>
我が家にも毎年1本だけ咲いてくれる。
観察会の方から聞いた話なのだけれど、今はこの花は飼育禁止なのだそうだ。
道端に群生する姿は美しいのに。
他の植物を犯すからなのだろうか・・
花に罪はないよ・こんなに明るく咲く花のどこが悪いんだろう。


茎の葉は長楕円形~線形で葉は茎のつけ根付近に集まり、長い葉柄がある。


 

ハルシャギク(波斯菊)
 <キク科ハルシャギク属>
ついでだが、毎年我が家の植木鉢に
時期になると生えてきて咲いて楽しませてくれる。
キット、種がこぼれて咲くのだろうが・・
我が家の植木鉢にのみなぜか咲いてくれて楽しんでいる。

(遠くまで種は運ばれていない)図鑑には1年草とある。

ハルシャ(波斯)は、ペルシャの事だから、
ペルシャから来たのだろうか・

別名はジャノメソウ(蛇目草)
これは6月1日には咲いていた我が家のジャノメソウ。

              休憩

     孤高の哲学者
           ゴイサギ

      蛍の歌なら何と言っても、
    
    もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る
                             和泉式部
   を思い出す。

 昆虫コーナーは スジグロシロチョウだと思うんだけれど。
  
交尾中でした。失礼いたします ^^) _旦~~


帰り道、まだ仲良しさんをしておりました。
結構長い時間、お散歩しての帰り道にまたお会いしたのです。
翅も痛んでいて・飛ぶのも大変だろうに・。
人間の側からの下世話な想いでしたね♪

 

           


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ウツボグサ(靭草)アゼナルコ(畔鳴子)カメノコテントウ・蜘蛛・俳句鑑賞

2022-06-22 06:55:05 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

ウツボグサ(靭草)
<シソ科ウツボグサ属>
矢を入れる武器を空穂(ウツボ)と言う事に見たててこの名がある。
草丈は低く、葉は対生し茎の断面はシソ科特有の四角形。
里山の道端や草地に以前はよく見られたが、
この頃は、なかなか出会えない・。

     

  茎の先端に長さ3~8センチの花序を作り、紅紫色の花を咲かす。
  花序にある苞葉には白い短毛が多い。


花序を利尿剤として飲んだ。

   

 アゼナルコ(畔鳴子)
<カヤツリグサ科スゲ属>
川原の湿地や平地に生える多年草。
和名は田の畔に生え、小穂が鳴子のように並んで垂れ下がることによる。
茎の上部に5~6個の小穂をつける。


上部の2~4個は先端部に雄花、基部に雌花をつける。
雌花の鱗片は先がへこみ、中央がざらつく。




                 休憩

アカツメクサ(赤詰草)
殆ど、シロツメクサに近くあった。


シロツメクサ(白詰草)にベニシジミ


★昆虫コーナーは、カメノコテントウ


やっと、写真に撮れたカメノコテントウ!


たぶん・・虫瘤(ムシコブ)だと思う。

           俳句季語芙美子の忌

      6月28日。林芙美子の忌日。放浪記・浮雲など小説家。

        芙美子の忌時計の音の耳につく  荒木 みね子

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ヤマブキショウマ(山吹升麻)ハエドクソウ(蠅毒草)コシアキトンボ・俳句鑑賞

2022-06-21 06:58:39 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

ヤマブキショウマ(山吹升麻)
 <バラ科ヤマブキショウマ属>
 和名の由来は葉が山吹に似ていることからこの名がある。
 ヤマブキショウマ属は1種のみ。
葉は2回3出複葉。
小葉は長さ5~13センチ、幅2~8センチの卵形で先が尖り、
鋭くてよく揃った重鋸歯がある。


円錐花序に多数の小花をつける。
花は直径2~4ミリ、花柄は2ミリ。
雌雄異株。
雄株の雄しべは20個、長さは花弁の2倍。
雌株の花柱は3個。

      
    ▲ハエドクソウ(蠅毒草)
    <ハエドクソウ科ハエドクソウ属>
      全草に殺虫成分があるので、
        昔の便所などに入れたのが名前の由来です。
       ※一属一種で仲間はいない。
   殺虫成分が強い根を煮詰めた汁でかつてはハエ取り紙を作っていた。

     
  花は筒状で、長さが5~6ミリと小さくて目立たない。
花冠は唇形で上下に分かれ、上部は反り、下部は平らで比較的大きい。
       
       
        花は白~淡紅色で、蕾では上を向いているが、
        開花すると横を向き、実になると下を向く。



                    休憩


   シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)
  実は成熟して水色になった♂オスにつけられた名前で、
  ♀メスは、ムギワラトンボと言う。
  

誰でもが知っているシオカラトンボ💘
でも,メス♀がムギワラトンボだったなんて!
実の事を言えば‥私だってつい最近ぐらい知った事なのです。

★昆虫コーナーは、コシアキトンボ(腰空蜻蛉)

私が幼い頃は、コシマキトンボなんて知らなかったし
その頃から居たのかしら?
オニヤンマ
ギンヤンマは意識して見ていたけれど・・
※コシアキトンボ
は、つい最近知ったトンボです。

いやぁ~
こんな写真を撮るだけでも、ボート池の板張りの道に結構、
じっとして待っていました。
そういう意味では、花は動かず咲いていることを、
考えさせられますね(#^.^#)
与えられた場所で生きなさい・・って。

        俳句季語サングラス

     別な人見ている彼のサングラス  黛 まどか

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