ヤマハタザオ(山旗竿)
<アブラナ科ハタザオ属>
日光では、
山道でもよく見かけた。
名前が解って嬉しい。
小さな白い花が可愛い。
山地の草原などにはえる越年草。
茎は1本で直立し、
茎葉は披針形で茎を抱く。
茎の先に白い十字状の花を開く。
日光植物園ならびに滝への道でよく見かけた。
ヤマハタザオ(山旗竿)
<アブラナ科ハタザオ属>
日光では、
山道でもよく見かけた。
名前が解って嬉しい。
小さな白い花が可愛い。
山地の草原などにはえる越年草。
茎は1本で直立し、
茎葉は披針形で茎を抱く。
茎の先に白い十字状の花を開く。
日光植物園ならびに滝への道でよく見かけた。
シライトソウ(白糸草)
<ユリ科シライトソウ属>
日光植物園には今、
あちこちにシライトソウが咲き見ごろでした。
山地の木陰にはえる多年草。
根生葉はロゼッタ状。
花茎を伸ばして穂状の糸のような花を下から咲きあげる。
白糸草(シライトソウ)の名はこの姿による。
日光植物園にて
クワガタソウ(鍬形草)
<ゴマノハグサ科クワガタソウ属>
日光植物園へ。
たぶんクワガタソウだと思ったのだが
私はこの花を実際には初めて見た。
一番、気になる花でした。
滝の途中などでもよく見かけた。
山地の沢沿いなどのやや湿り気のある所に生える。
茎は根もとで枝分かれする。
葉は対生し柄があり、卵形で両面に毛が生える。
上部の葉のわきから花柄をだし、
淡紅紫色で紅紫色の筋のある花をまばらにつける。
鍬形草の名は扇形の果につく萼の形から
つけられたそうだが見てみたいものだ。
日光植物園にて
センダン(栴檀)の花
(別名オオチ)
<センダン科センダン属>
遠くから眺めていて、
もう花が色づいていたのを見ていた。
近くで見ようと公園まで行ってみた。
薄紫の花が満開だった。
花弁は5個で紫色の花糸が合着して筒状になり、
黄色の葯がある。
落葉高木。
樹皮は紫黒褐色で縦に裂ける。
葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。
果実は薬用にし、
核は数珠の玉に使われる。
センダンの実は
2012年12月10日を参照
<俳句歳時記>春
楝の花(おうち)の花
[花楝(はなおうち)楝の花、栴檀(せんだん)の花)]
むら雨や見かけて遠き花楝 加舎 白雄
花楝屋根と同じに暗くなる 中村草田男
長崎は港に音す花楝 森 澄雄
缶蹴りや花楝から二三人 西池 冬扇
ナワシロイチゴ(苗代苺)
<バラ科キイチゴ属>
もう花が咲いているかどうか見に行った。
公園の近くの学校の隅に毎年見つけるのだが、
今年も会えてよかった。
結構、増えているのを見て安心♪
ピンクの小さな花弁が愛らしい。
道端や河原の土手、丘陵などの
日当たりのいい場所にはえる落葉低木。
枝は直立し、
茎と枝に軟毛と棘がある。
葉は互生し3出複葉。
枝先や葉のわきから集散花序をだし
紅紫色の花を上向きに咲かせる。
果実は球形で赤く熟し食べられる。
イヌスギナ(犬杉菜)
<トクサ科トクサ属>
スギナにツクシの穂がついているような植物で
初めて見たものだ。
はじめはスギナも大きく育つとこんなふうに
ツクシの穂がつくのかと思ったが、
茎自体はトクサのようで節を引っ張ると綺麗に抜ける。
調べてみたらイヌスギナと解った。
川岸にこんなふうに群生している。
穂だけみればツクシにそっくりだ。
スギナはスギナと胞子嚢穂を持つツクシに分かれるが
イヌスギナは胞子嚢穂をつける茎とつけない茎が同じ形をしている。
家畜がこれを食べると中毒症状を起こす。
埼玉、都幾川村の雀川にて
川岸に群生していた。
クサフジ
<マメ科ソラマメ属>
日当たりの良い草地に生えるつる状の多年草。
葉は互生し羽状複葉で先端は巻き髭になる。
青紫色の蝶形の花を多数咲かせる。
この場所にはよく群れて咲いていた。
和名は草藤(くさふじ)で
花と全体の形が藤の花に似ている事による。
ムシトリナデシコ
<ナデシコ科マンテマ属>
ヨーロッパ原産の越年草。
よく群生してコンクリートの隙間から生えていたりする。
蟻が関係しているのかも。
茎は直立し、
花のつく節の下に粘液を分泌する。
葉は対生し、基部は茎を抱く。
集散花序に紅色の小さな花を多数開く。
ブタナ(豚菜)
<キク科エゾコウゾリナ属>
豚には悪いけれど可哀想な名前だ。
実は豚のサラダの英訳からきているのだそうだ。
ヨーロッパ原産の帰化植物。
タンポポに似ているが花茎が細く長い。
葉は、全体に粗い毛が密生していて、
根生葉だけからなり、花茎の途中にはつかない。
別名はタンポポモドキ
可愛い花ですが、
根が深く、刈っても駆除できないことから害草とされている。
ハクウンボク(白雲木)
<エゴノキ科エゴノキ属>
山地に生える落葉高木。
エゴノキの花に似ている。
エゴノキの花が葉の下に一つづつぶら下がって咲くのに対して
ハクウンボクの花は枝に総状花序に咲く。
枝先に長さ10~20センチの総状花序をだして
白い花を多数下垂する。