れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヤブミョウガ

2008-07-31 06:07:25 | 野の花日記
ヤブミョウガ
(ツユクサ科・ヤブミョウガ属)
山地の林の下に生える。

葉は、長い楕円形、立ち上がった茎から
小さな白い花をつける。
暑い夏に、
楚々として、涼しげに咲く。

お茶花の一輪挿しなどに映えそう。
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ヤブガラシ

2008-07-30 06:43:15 | 野の花日記
ヤブガラシ
(ブドウ科)
私の植物図鑑に載ってない。

要するに、
藪でも、垣根でもどこにでも繁茂して、
元の木を枯らしてしまうから「藪枯らし」。

でも、
蝶や蜂がよく集まっているので、
きっと甘い蜜を出すのかもしれないと思う。
淡い緑の小さな花に、時々橙色が混ざっているのが愛らしい。

「俳句歳時記」秋
  藪からし
(貧乏かずら・貧乏づる)

 やぶからし己も枯れてしまひけり   辻田克己

 藪からし花の傍若無人かな      上田きよ

 雨脚のあかるき陸奥のやぶからし   向山隆峰

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ホウズキ

2008-07-29 04:57:39 | 野の花日記
ホウズキ
<ナス科・ホウズキ属>
普通は、栽培されるが、野生のものもあるそうだ。

伸びた茎の葉の下に、小さな淡い黄白色の花を咲かせた後、
青い袋の実をつける。

青い袋の実が大きくなって、赤く色づくと目立つ。

幼い頃、
袋を破って中の球形の実を破らないように、
種を抜き、口に含んで鳴らして遊んだものでした。

「俳句歳時記」秋
鬼灯(ほおずき・ほほづき)
酸漿(ほおづき)・かがち

  鬼灯鳴らす村の灯し頃遅し       原子公平

  少年に鬼灯くるる少女かな       高野素十

  ほほづきは暮れてなほ朱のたしかなり  及川 貞 

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ムラサキシキブの花

2008-07-28 04:58:42 | 野の花日記
ムラサキシキブの花
(クマツヅラ科・ムラサキシキブ属)

別名(ミムラサキ・コメゴメ)
 
山野に生えたり、庭木などにも見られる。

花は、あまり目立たない地味な小さな薄紫色の花。

なんと言っても、
秋につける球形の紫の小さな実が、美しい。
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キンミズヒキ

2008-07-27 07:22:34 | 野の花日記
キンミズヒキ
<バラ科・ワレモコウ属>

山野でもよく見られる。

我が家のプランターでも元気に育っている。
細い茎に、黄色い小さな5弁の花穂が多数ついて咲く。

実になると、鉤形の棘で、
くっついたら離れない。
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ニガナ

2008-07-26 06:59:37 | 野の花日記
ニガナ
<キク科ニガナ属>

図鑑には、いたるところに生える~ってあるけれど、
コンクリートでビルだらけの東京で見つけるのは難しいわ。

一本見つけて嬉しがってるほどです。

5枚の黄色い花びらからなる。
葉や茎に、苦味の在る白い乳液を含む。

シロバナのニガナもあります。
ハナニガナは、花びらもおおきくて花びらの数が多い。



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ミソハギ

2008-07-25 14:27:44 | 野の花日記
ミソハギ
(ミソハギ科)
里山の水辺や湿地に、はえる。
お寺や、田圃、畑の近くに咲いているのをよく見ます。
淡い紅紫色の花が、穂状に集まって咲きます。

「俳句歳時記」秋
千屈菜、鼠尾草(みそはぎ)聖霊花、溝萩

 みそはぎやバケツで洗ふ登山靴   皆川盤水

 溝萩やかがむになれし農婦の腰   石原八束

 ながき穂の溝萩いつも濡るる役   能村登四郎
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カヤツリグサ

2008-07-24 07:18:41 | 野の花日記
カヤツリグサ
(マスクサ)
田圃の畦や、空地に生える草です。
いまや都会の空地でもなかなか見つかりません。

幼い頃、
赤い縁どりの、
緑色の蚊帳を吊ってもらって布団に入ったものでしたが・・

蚊帳を吊るのも仕舞うのも、今から考えれば大変な事?でした。

蚊に、入られぬようそっと入ったつもりでも、
結局、蚊にさされたりしていましたね。
なんとも懐かしい思い出です。

その蚊帳を吊ったような四角を作ってよく遊んだものです。

「俳句歳時記」夏
 蚊帳吊草(かやつりぐさ)

 ながらへて蚊帳吊草を吊り遊ぶ     和田祥子

 手折らんとすれば蚊帳吊ぬけて来し   杉田久女

 かたくなに一人遊ぶ子蚊帳吊草     富安風生

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キツネノボタン

2008-07-23 05:35:02 | 野の花日記
キツネノボタン
(キンポウゲ科キンポウゲ属)

里山に行くと、よく見つけたものだったが、
今はなかなか見つけられない。
当たり前に、生えているものだと思っていたけれど、
東京では見つからない。

田圃の畦や、溝のそば、道端などに生える。
黄色い花と、
花後のまるい形が愛らしい。

でも実は有毒だそうですので、要注意。

和名の「狐の牡丹」は、
葉が、牡丹を思わせるから・とあるが、
私は、決して牡丹の葉を連想するからとは思わないのだ。

それより花後のまるい形が、
狐の毛皮に似合うボタン(釦)の形をしているからだと・・・
ずっと思っていた。
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ヒメヤブラン

2008-07-22 05:38:44 | 野の花日記
ヒメヤブラン
(ユリ科・ヤブラン属)
里山に出かけたときに、沼の近くに生えているのを見つけた。
なんの花だろうと思っていた。

ヤブランや、リュウノヒゲをとても小さくしたようなもので、
それが少しまばらに生えていた。

花の薄紫色が、小さいけれどパッチリ咲いて、
とても愛らしかった。

先日、図鑑を見ていたら
やっとこれが、ヒメヤブランだと、確信できた。

図鑑にもあるけれど、本当に小さくて可愛らしい花です。

気をつけて、眺めていないと、
どこに咲いているかさえ、見逃しそうです。

少なくても、私は始めてみつけた花でした。

コメント (2)
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