れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の実

2018-12-31 06:23:56 | 野の花日記

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)の実
<ナス科ナス属>
つる性多年草。
全体に軟毛を密生し、葉柄で他の植物に絡みついて伸びる。


この時期に、葉を落とし赤い実だけが残っていた。
ここは、毎年この時期になっても赤い実が楽しめる。
ヒバの垣根に絡まってなっています。

でも、もう干からびているものも多く見られます。

葉は互生し、長さ3~10センチの卵形。
下部の葉は深い切れ込みがある。

花の咲く枝は葉と対生の位地にでて、二又状に枝分かれする。
果実は液果で径8ミリほどで赤く熟す。

今はこんな状態。

↓はヒヨドリジョウゴの花

花冠は白色で1センチほど、5個の花弁が反り返る。

 


 

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ソシンロウバイ(素心蝋梅)

2018-12-30 07:54:08 | 野の花日記

ソシンロウバイ(素心蝋梅)
<ロウバイ科ロウバイ属>
日本には江戸時代に初期に渡来し、
観賞用によく植えられている。


葉は対生し、長さ15センチの卵形または卵状楕円形で、
両端が尖る。
質はやや薄く、表面はざらつく。

葉が出る前に香りのよい黄色い花を下向き
または、横向きに開く。

花びらが重なって2センチくらいの花をたくさんつける。

花の少ない時期に咲くので、
好まれて植えられる。

 


 

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ユリノキ(百合木)の実

2018-12-29 12:06:31 | 木の実

ユリノキ(百合木)の実
<モクレン科オガタマノキ属>
春にチューリップのような花を咲かせていた。
今は、翼果が集まった集合果の実の後だけが残っている。

落葉高木で、
葉は半纏に似た形で、ハンテンボクとも言うが、
今の人に半纏は解らないので、
観察会などでは、Tシャツの木などと言う事もある。
軍配木(グンバイノキ)とも言うが、
これも今は死語かも・・・。

青空に枯れた実の後が残る風景は
今時見られる。

 

これはこれで風情があるものだ。

上は春の花で、
花弁は6個で基部に橙赤色の斑紋がある。
萼片は淡緑色で3個あり、反り返る。

ユリノキの花は、5月2日に掲載してある。

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=04efc278640e6166abe7768566d73ae3&p=24&disp=10
 

 

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ナギイカダ(梛筏)の実

2018-12-28 08:04:39 | 野の花日記

ナギイカダ(梛筏)の実
<ユリ科ナギイカダ属>
常緑小低木。
高さは20~90センチ。
葉はごく小さな鱗片状で目立たず、
葉のように見えるのは枝の変化した葉状枝で、
長さ1,5~3,5センチの卵形。

花は↓3~5月に咲き、
帯白色で小さい。
雌雄異株。

花被片は6個で外側の3個が大きい。
ナギイカダの雌花↓




果実は10月頃、赤く熟す。

今はもう、葉状枝に蕾が見えている。

ここのナギイカダはたくさん実をつけているが、
下は赤塚植物園で、
見つけたナギイカダの実です。








 

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ヒサカキ(姫榊)の実

2018-12-27 06:23:33 | 木の実

ヒサカキ(姫榊)の実
<ツバキ科ヒサカキ属>
山地に生える常緑小高木。
垣根などによく見られる。


樹皮は灰褐色。
葉は互生し、長さ3~8センチの楕円形でやや厚く、
ふちに鋸歯がある。

3~4月、葉脈に直径5~6センチの白い花を束生する。
雌雄異株。

ヒサカキの花の匂いは遠くまで匂い、
ガスの匂いとか、シナチクの匂いとか、
言われている。
花弁は5個、雄花には雄しべが10~15個、
雌花には雌しべが1個ある。

果実は直径4~5ミリの球形で、
10月~12月に黒紫色に熟す。

 






 

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ヤブラン(藪蘭)の実

2018-12-26 07:49:31 | 野の花日記

ヤブラン(藪蘭)の実
<ユリ科ヤブラン属>
だんだん、花も実もなくなってきた。
山地の木陰に生える多年草。


葉は線形で長さ30~50センチ、
深緑色で光沢がある。



果実は種子が露出し、
径6~7ミリあり、紫黒色に熟す。
和名は藪に生え、蘭の葉に似ていることに寄る。

下は花

 

石神井公園の野草園ではオオバジャノヒゲ↓と名札があったが、
オオバジャノヒゲと、ヤブランの違いがよく解らない。


 

 


 

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フユイチゴ(冬苺)

2018-12-25 06:00:25 | 野の花日記

フユイチゴ(冬苺)
<バラ科キイチゴ属>
つる性常緑小低木。
山野や沿海の林縁や林下に生え、
茎や枝に褐色の短毛が密生し、棘のあるものと無いものがある。

葉は互生。
長さ幅とも5~10センチのほぼ円形で浅く3~5裂する。
縁には細かい歯牙状の鋸歯がある。

表面には毛が少ないが、裏面の脈上や葉柄には短毛が多い。


枝先や葉腋に白い花が5~10個集まって咲く。
下はフユイチゴの花。

花弁は長さ、7~8ミリ。
萼片とほぼ同じ長さ。
萼の外面や花柄には短毛が密生する。

果実は集合果。
直径約1センチの球形で、
11月~1月頃、赤く熟す。


☆よく似たミヤマフユイチゴは、
11月11日の(高尾山にて)に掲載しているが、

https://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=088b88b10175a7a411fecb438ac7770d&p=5&disp=10

葉の先が尖り、葉の裏、葉柄や茎に棘が多い。
萼の外側はほとんど無毛。

解りづらい・・。
ミヤマの方が・小型のような気がするが。




 



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ツワブキ(石蕗)

2018-12-24 06:05:57 | 野の花日記

ツワブキ(石蕗・艶蕗)
<キク科ツワブキ属>
海岸や海辺の山などに生える常緑の多年草。

よく庭などに植えてある。

直径5センチほどの頭花を散房状につける。
葉は蕗に似て、厚く表面に艶があるのでこの名がある。

古くから綿毛をかぶった若い葉柄を佃煮にするのが、
キャラブキ。

また、葉はあぶって腫れ物などに張る。
祖母がよくおできなどに葉を炙って、
薄皮を剥いて張ってくれたことなど思い出す。

 

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クチナシ(梔子)の実

2018-12-23 06:30:00 | 木の実

クチナシ(梔子)の実
<アカネ科クチナシ属>
果実は長さ約センチの楕円形で5~7個の稜があり、
先に5~7個の細い萼片が残る。


冬、赤橙色に熟す。
中に小さな種子が多数ある。

将棋盤や碁盤の脚はこの実の形を真似している。

葉は対生し、長楕円形で革質。

表面は光沢がある。

基部に小さな托葉がある。

上は花で、6~7月、
枝先の葉脈に芳香のある白い花が1個ずつ付く。

八重咲の園芸品種のオオヤエクチナシ。

 

 


 

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タイワンツバキ(台湾椿)

2018-12-22 06:52:38 | 木の花

タイワンツバキ(台湾椿)
<ツバキ科タイワンツバキ属>
常緑小高木。
葉は光沢をもつ濃緑色。
葉形は長楕円形で葉の上部には僅かな鋸歯がある。

葉の先端は丸みがあり、先端に凹みがある。
葉は枝に互生する。

10月~2月頃、
10センチ前後で白色の花を開く。



花弁が白色で、雄しべが黄色いため、
地上に落下した様子から、英名に見られるように
「卵焼きの木」とも呼ばれる。


タイワンツバキは花の中央部分に雌しべの柱頭が突き出ている。






 

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