れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ソヨゴの実

2008-11-30 10:34:40 | 野の花日記
ソヨゴ
(冬青)
別名フクラシバ
<モチノキ科・モチノキ属>

山地に、はえるが、庭木にもみられる。

葉は互生して、
光沢のある緑色、樹皮は灰渇色の常緑樹です。

花は殆ど目立たない地味な白い小さな花を咲かせる。

雌雄異株で、
なんと言っても♪
長い柄の先にたれさがる真っ赤な球形の実が可憐です。

俳句歳時記に、ソヨゴが載ってないのが残念です。
「そよごの実」で、秋に使えそう。

ソヨゴの語源は、
葉がそよそよと風に吹かれるからとの説があるが、
私は、ぶら下がった紅い実が、
風に揺れるから~の説を唱えたいくらいです。


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ゲンノショウコの紅葉

2008-11-29 09:02:26 | 野の花日記
ゲンノショウコ
(フウロソウ科・フウロソウ属)

今、里山を歩くと、
ゲンノショウコの紅葉が鮮やかだ。

また、春になって花が・
秋には、
別名ミコシグサの名の由来の、
はぜた実の形も楽しみです。
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銀杏の黄

2008-11-26 05:35:45 | 野の花日記
一枚の一枚の葉に
悪戯書き・
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七味売り

2008-11-25 07:11:20 | Weblog
七味売り

たまには、違う画像でもいいかな~♪

二の酉にて。
七味売り
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桐の蕾

2008-11-24 06:43:35 | 野の花日記
桐の蕾
(キリ)
ノウゼンカツラ科キリ属

春のあの薄紫色の花はなんとも美しい。
昔は、
女の子が産まれると桐の木を庭に植えて、
お嫁に行くときに桐の箪笥に作って
持参するという事があったが・
今では、桐の木は、育つのが早いので、
なかなか東京では邪魔にされて、
大きな木が見られないし・
今時、
植える事もなくなった。

公園や里山に出かけたときに見かけるくらいだ。

本来なら、実がついていてもよさそうなものなのだが・
この木には、
もう暖かそうな蕾のみをつけていた。

蕾は花材に使ったりする。

春の、あの大きな薄紫色の花を待とう。
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蔦紅葉

2008-11-22 08:26:07 | 野の花日記
ツタ(蔦)
(ブドウ科・ツタ属)

山野や空地に、はえる。
秋の紅葉が美しい。

巻きヒゲで、岩や壁を伝ってはりつく。

花は黄緑色でめだたない。
果実は黒く熟す。

今年は・・花も実も見つけなかった。

和名は伝うから・「ツタ」。

「俳句歳時記」秋
 蔦(つた)
<蔦かづら・蔦紅葉・錦蔦>

  桟(かけはし)やいのちをからむつたかずら 松尾 芭蕉

  天辺に蔦行きつけず紅葉せり        福田甲子雄

  夕映え呼んで肋骨(あばら)へ絡む蔦もみじ 山村  祐

  


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公孫樹(いちょう)

2008-11-21 07:22:12 | 野の花日記
イチョウ(公孫樹)
<イチョウ属>

古い時代に渡来したものだそうだ。
社寺によく植えられ、古い幹には、
お乳のような気根ができる。

雌雄異株で、
街路樹には、銀杏がならない雄株が多く植えられるそうだ。
なぜって、銀杏の実が異臭を放つからだ。

私は、平気だけど♪

春のイチョウの花は目立たない。

古い株だと、
それは何が落ちてきているのかと思うほど、
降りしきる花房は、感動的なのだ。

今は、葉が黄色く色づいて青空に映えている。

「俳句歳時記」冬
 銀杏落葉(いてふおちば)

 銀杏落葉日のおとろへのにはかなり 武田知子

 落葉踏む音の一人になりたがり   後藤比奈夫

 蹴散らしてまばゆき銀杏落葉かな  鈴木花蓑

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センリョウの実

2008-11-20 08:39:15 | 野の花日記
センリョウ(千両)
<センリョウ属>

お正月の生け花によく使われる。

葉の縁にはあらい鋸歯がある。
春に目立たない小さな薄緑色の花をつける。

まだ、緑色の実もあるが、
寒くなってきて、球形の赤い実がよく目立つようになった。

「俳句歳時記」冬
 千両(せんりゃう)
 実千両・千蓼・草珊瑚

 千両の実だけが紅し日照雨(そばえ)過ぎ  細田 寿郎

 山より日ほとぼしりきぬ実千両       永田耕一郎

 いくたび病みいくたび癒えき実千両     石田 波郷

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ガマズミ

2008-11-19 07:13:40 | 野の花日記
ガマズミ
(スイカズラ科・ガマズミ属)

山野にはえる。
葉は対生して、広卵形。表裏に毛がはえる。
春に、
枝先から、ちいさな白い花を沢山咲かす。

赤い小さな楕円形の実は、霜が降りる頃になると
白い粉を吹いて甘くなり食べられる。

漬物を赤く染める為に漬物桶に入れるそうだ。

「俳句歳時記」仲秋
 筴蓮(がまずみ)の実

 がまずみや峠に冷えて女ごゑ  大村龍瓜

 


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ニシキギの実

2008-11-18 07:41:40 | 野の花日記
ニシキギ(錦木)の実
(ニシキギ科・ニシキギ属)

山野に生えるニシキギは、見事に紅葉してたくさんの実をつけるが、
東京のニシキギは、部分紅葉はしても、
全部の葉が紅葉すると言う事は無いし、
実も少なくて、
結構見つけるのに苦労する。

なんと言っても特徴は、枝にコルク質の羽が生えることだ。
まぁ、羽というか・・
板状のものなのだが・。

ニシキギの花も目立たない黄緑色の花が愛らしい。

朔果は、小さな細長い卵形で、
熟すと赤橙色の仮種皮から、
これまた赤い種子が現れる。

「俳句歳時記」秋
 錦木(にしきぎ)
 錦木紅葉・錦木の実

  深寝して錦木紅葉きはまりぬ  加藤三七子
   
  錦木の一気に暮れてしまいけり 日美清史

  錦木や野仏も夜を経たまゐぬ  森 澄雄

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