クヌギ(橡・椚)の実
<ブナ科コナラ属>
山地に生える落葉高木。
樹皮は灰褐色で厚く、縦に不規則な裂けめがある。
葉は互生し、
長さ7~15センチの長楕円状披針形で、
縁には針状の鋸歯がある。
実はまだ青い。
堅果は翌年の秋に成熟し径2センチと大形で、
下半部はお椀形の殻斗に包まれている。
↓は成熟して落ちた実です。
4日まで夏休みいたします。
クヌギ(橡・椚)の実
<ブナ科コナラ属>
山地に生える落葉高木。
樹皮は灰褐色で厚く、縦に不規則な裂けめがある。
葉は互生し、
長さ7~15センチの長楕円状披針形で、
縁には針状の鋸歯がある。
実はまだ青い。
堅果は翌年の秋に成熟し径2センチと大形で、
下半部はお椀形の殻斗に包まれている。
↓は成熟して落ちた実です。
4日まで夏休みいたします。
オニドコロ(鬼野老)
<ヤマノイモ科ヤマノイモ属>
山野に生えるつる性の多年草。
葉のわきから長い花序をだし、
淡黄緑色で6花被片の花を多数平開する。
葉は互生し、円心形または三角状心形。
ハート形の葉が可愛い。
雌雄異株。
果実は翼みたいのが3つに割れてつく。
幼い頃はこの実をつまんで鼻につばで
くっつけてテングノハナ(天狗の鼻)などと言って遊んだものです。
同属にヤマノイモやタチドコロ、カエデドコロなどがあるが、
実を見ればすぐわかります。
↓の実は3つの翼になる。
メリケンガヤツリ(米利堅蚊帳吊)
<カヤツリグサ科カヤツリグサ属>
カヤツリグサかと思ったが・・
なんか雰囲気が違う。
花序が太い感じ。
帰化植物のメリケンカヤツリかな?と思うのだ。
高さ30センチ~1メートルにもなるようだ。
3稜形で太い。
木質状で太く短い根をもつ。
葉は茎とほぼ同じ長さを持つ。
縁はざらつき基部は鞘になり茎を包む。
総苞片は茎の先に4~7個付く。
花は総苞の中央部から1~10センチの花柄を数個出し、
小穂が球状に密生する。
小穂は線形、扁平で淡黄緑色。
溝、湿地などに生育する。
カノコユリ(鹿子百合)
<ユリ科ユリ属>
ずっと園芸品種だと思っていたが、
九州や四国では、海岸近くの岸壁や草原などに
見られるようです。
鹿の子百合の漢字で、
紅色の鹿の子絞りの模様が入ることから
この名があります。
開花期は、日本に分布する百合の中では遅めです。
私は一般的な園芸種のユリは6月だと思うので、
開花期の7月終わり~8月中旬は遅い方だと思っている。
径10センチほどで、
どちらかと言えば下向きに花を咲かせる。
草丈も大きく、花もよくつくようだ。
花弁は大きく上に反りかえる、
縁の部分は白で中心にいくにつれて紅色になる。
花色はピンクまれに白もあるそうだ。
オミナエシ(女郎花)
<オミナエシ科オミナエシ属>
高原などでは夏の終わりごろ花をつけるが、
東京の植物園ではもう咲きそろっていた。
我が家のオミナエシはまだだけれど・。
よく見れば、カマキリも写りこんでいました。
黄色い花は粟粒のようで、
高さ1メートルにもなる。
葉は対生し、深く切れ込む。
茎は上部で枝分かれして先端に花をつける。
黄色の小さな花を散房状につける。
万葉の時代から愛される秋の七草のひとつで、
オミナエシ(女郎花)をオミナ(女)、エシ(飯)を
粟の黄色にたとえ、
オトコエシは、エシ(飯)をコメの白さに例えた名前から
きているようだ。
姿は美しいが、草全体、特に花の匂いは臭い・かも。
シロネ(白根)
<シソ科シロネ属>
水辺を好む1メートルにもなる多年草。
葉のわきに白色で小形の唇形花をつける。
花冠は約5ミリ、筒部の上唇が短い唇形で2裂し、
上唇よりやや長い下唇が大きい。
葉は対生し、
広披針形で長さ8~15センチ、幅1,5~4センチ。
ふちに鋸歯がある。
地下茎が太く白いので、
この名がある。
他にヒメシロネ、コシロネ、エゾシロネなどがあるようだ。
アオギリ(青桐)の青い実
<アオギリ科アオギリ属>
アオギリ(青桐)は大好きな木の一つだ。
木肌も青みがかっているし、
木の実の姿も変化があって見ごたえがある。
それに大きな葉も気に入っているのです。
今は、五徳のような5つの実が
熟して割れるのを待っている状態です。
アオギリの下の緑陰が好きだし
風に揺れる大きな葉もまだ青い実も愉しい。
↓は花
落葉高木なので、
花も高い所で咲くのでなかなか私のデジでは撮ることができない。
6,7月に枝先に大形の円錐花序をだし、
帯白黄色の小さな花を多数開く。
花に花弁は無い。
花弁に見えるのは5個の細長い萼片なのだそうだ。
袋果は熟す前に5裂し、
裂片は笹船のような形で、縁に数個の種子がある。
↓
種子は径1センチの球形。
種子はシワがあり、昔はこれを炒って食べたそうだ。
秋の紅葉もきれいだし、冬芽も可愛いです。
エノキグサ(榎草)
<トウダイグサ科エノキグサ属>
道端に普通に生える一年草。
路傍の草だ。
高さは30センチ内外。
葉がエノキ(榎)に似ることでこの名がある。
(私は榎の葉に似てるとは思えないのだが・・)
私はこの棒のような花がエノキタケに似ているから
エノキグサかとずっと思っていた。
葉はエノキに似た長楕円形で、互生する。
編み笠状の苞葉がある雌花序と
穂状の雄花序をつける。
この編み笠状の雌花序があることから、
アミガサソウ(編み笠草)の別名がある。
地味な花だけれど、東京でもよく見る雑草です。
シキミ(樒・梻)の青い実
<モクレン科シキミ属>
暖地の山地やお墓によく植えられていたりする。
常緑小低木~高木。
葉は互生し、倒卵状広披針形(うん・・?)
長さ4~10センチの厚くてなめらか。
春に淡黄白色で、径3センチぐらいの花を咲かす。
花弁も萼片も線状披針形。
↓が春に咲いていた花
果実はこれはまだ青いのだが、
果実は星形に並ぶ。
熟すと裂けて中に橙色の有毒の種子を出す。
お墓参りのお寺の庭にて。
シキミ(樒・梻)の青い実
<モクレン科シキミ属>
暖地の山地やお墓によく植えられていたりする。
常緑小低木~高木。
葉は互生し、倒卵状広披針形(うん・・?)
長さ4~10センチの厚くてなめらか。
春に淡黄白色で、径3センチぐらいの花を咲かす。
花弁も萼片も線状披針形。
↓が春に咲いていた花
果実はこれはまだ青いのだが、
果実は星形に並ぶ。
熟すと裂けて中に橙色の有毒の種子を出す。
お墓参りのお寺の庭にて。