れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ボケ(木瓜)の花と実

2018-10-29 05:49:48 | 木の実

ボケ(木瓜)の花と実
<バラ科ボケ属>
本来は、3~4月に花を咲かせるのだが、
今年の異常気象もあり、
よく狂い咲きするボケの花だが、ほんの数輪ではなく、
しっかり花をつけて咲いていた。



中国原産で日本には古く平安時代に渡来し、
広く庭木として植えられるが、
野生化するものもある。

赤や白、薄桃色などの花を咲かす。
多くの園芸品がある。

 

果実は長さ8~10センチの楕円形で、黄色に熟す。

中国名は貼梗木瓜。

花と実が同時になっていた。

 

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サンザシ(山査子)の実

2018-10-28 05:36:25 | 木の実

サンザシ(山査子)の実
<バラ科サンザシ属>
中国原産で日本には享保19年に薬用木として、
朝鮮から渡来した落葉低木。


高さは2~3メートル。
よく分岐し、小枝の変形した棘が多い。

 

葉は有柄で互生し、
長さ2~6,5センチの倒卵形。
ふちは3~5裂し、不揃いの鋸歯がある。


4~5月、枝先に散房花序をだし、直径2センチの白い花を2~6個開く。
雄しべは20個。
花柱は5~6個で基部に白い毛がある。
果実は直径1,5~2センチの球形で赤く熟し、薬用になる。




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モッコク(木斛)の実

2018-10-27 06:11:24 | 木の実

モッコク(木斛)の実
<ツバキ科モッコク属>
海岸に近い山地に生える常緑高木。
樹皮は帯黒褐灰色でなめらか。

葉は長さ3~7センチの狭倒卵形で、厚くて光沢がある。

上は花。
6~7月、葉腋に直径1,5センチのほぼ白い花を下向きにつける。
花弁は5個。雄しべは多数。



果実は長さ1,5センチのほぼ球形で、
熟すと厚い果皮が裂けて、
赤い種子を出す。



庭木や公園などによく植えられている。







 


 

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チカラシバ(力芝)

2018-10-26 05:05:59 | 野の花日記

チカラシバ(力芝)
<イネ科チカラシバ属>
道端や草地の日当たりのよい場所に生える。
根がしっかりと張り、簡単には引き抜けない事から、
名づけられた。

たくさん集まって生え、大きな株になる。



二つの花が集まったものが、小穂で、
小穂が集まったものが花序になる。
花序は長さ10~20センチ。
小穂に紫色の毛があるので、花序はブラシのように見える。

草丈は50~80センチ。
根元の葉は細く、長さは30~70センチで、
表面を触るとザラザラしている。

毛が淡緑色のものもあり、
アオチカラシバと言う。
しばしば、群生する。



 

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ジュウガツザクラ(十月桜)

2018-10-25 05:45:08 | 木の花

ジュウガツザクラ(十月桜)
<バラ科サクラ属>
コヒガンザクラの園芸種で、
4月上旬と10月~12月の二回花が咲く。

冬に咲く花は小形で小花柄が短く、
春咲く花はやや大形で小花柄も長い。

花は白色のものが多いが、淡紅色、濃紅色もあり、
3~5個が散形状または散房状に咲く。

花は直径1,5~3,5センチ。
花弁は楕円形または卵円形で、5~15個、
時には16~18個あるものもある。



雄しべは50~60個。
雌しべは1個で雄しべよりやや長い。
萼筒は長さ7~8ミリで膨らみ、無毛または少し毛がある。
果実はまれにつく。


 

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ミチヤナギ(路柳)

2018-10-24 07:28:51 | 野の花日記

ミチヤナギ(路柳)
<タデ科ミチヤナギ属>
道端や荒れ地に生える高さ10~40センチの1年草。
茎は枝分かれし、
這うかまたは直立する。

葉はほとんど柄がなく、
細長い楕円形で長さ1,5~3センチ。



鞘状の托葉がある。
花は葉のわきに1~5個付く。



花弁は無く、萼片は5個で長さ約2ミリ。
緑色でふちが白または淡紅色となる。

ほとんど目立たない雑草♪

 


 


 

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チジミザサ(縮笹)

2018-10-23 07:30:46 | 野の花日記

チジミザサ(縮笹)
<イネ科チヂミザサ属>
山野の林内に生える多年草。
葉全体にしわがあって織物の「縮み織り」に
似ている事、葉の長さがイネ科の草としては、
3~7センチと短く「笹」に似ていることから、
「縮笹」と名付けられた。

風で花粉を運ぶ風媒花のイネ科植物は、
花が地味な印象ではあるが、
本種は小さいながらもきれいな花を咲かせる。


草丈10~30センチ、
暗い林中から、草地、道端など広い環境でよく見られる。



変異も大きく、
葉や花序の軸などに毛が多いものをケチジミザサ
、少ないものをコチジミザサとして区別することもある。

茎は細く、下部は地を這い、
上部は斜上して高さ10~30センチになる。



花序は長さ6~12センチで密に小穂をつける。
長い芒(ノギ)があり、
先は粘って衣服につく。

 


 

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カラタチ(枳殻・唐橘)の実

2018-10-22 06:56:27 | 木の実

カラタチ(枳殻・唐橘)の実
<ミカン科カラタチ属>
別名キコク
古い時代に渡来し、この頃はすっかり見なくなったが、
よく生垣に植えられていた。落葉高木または落葉小高木。

いつも、お散歩道で見るのだが、
今年はよく実っています。



暖地では野生化している。
枝は稜があり、長さ2~5センチの扁平で
鋭い棘が互生する。



葉は3出複葉で、葉柄に狭い翼がある。
小葉は長さ4~7センチの楕円形または倒卵形で、
ふちに鈍鋸歯がある。

4~5月、葉より早く直径3,5~5センチの白い花が咲く。
花弁は5個。
果実は径3センチの球形で黄色に熟す。
薬用にする。





 

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フユイチゴ(冬苺)

2018-10-21 06:05:54 | 野の花日記

フユイチゴ(冬苺)
<バラ科フユイチゴ属>
山地に生え、全体に毛がある。
棘は無く、長い這枝を伸ばし、その先に新苗をつくる。

葉は互生し、長さ5~10センチの心形でふちは5裂し、
歯牙状の鋸歯がある。

今年は時期が遅れてしまったようで、
イチゴがついているものが少なかった。



9~10月、枝先に白い花をつける。
花弁は5個、長さ7~9ミリで萼片より長い。

果実は球形で赤く熟し食べられます。




 



 

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ダンギク(段菊)

2018-10-20 05:13:06 | 野の花日記

ダンギク(段菊)
<クマツヅラ科カリガネソウ属>

日当たりのよい草地に生える60センチほどの多年草。
全体に軟毛がある。

葉は対生し卵形で、ふちにはあらい鋸歯があり、
裏面には毛が密生する。

植物園のダンギクはもう終わりに近かった。

茎の上部に集散花序をだし、紫色まれに白色の
小さな花を多数密生する。

和名は段菊で、
花が段になって咲く。

 






 

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