れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イボタノキの花

2011-05-31 06:02:03 | 野の花日記

イボタノキの花
<モクセイ科・イボタノキ属>
(水蝋の木)

山野に生える落葉低木。

枝は灰白色。

葉は対生し長楕円形で、
5~6月、本年度の枝先に白い花を総状似咲かせる。

果実は楕円形で黒く熟す。

イボタノキの仲間の樹皮にはイボタロウムシがつき、
イボタロウがとれる。

 

 

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ホタルブクロ

2011-05-30 07:35:14 | 野の花日記

ホタルブクロ
<キキョウ科・ボタルブクロ属>

各地の山野に見られる多年草。
チョウチンバナ・トッカンバナなどの呼び名で親しまれている。

蛍袋の名も昔の呼び名「火垂る袋」によると言われている。

     シロバナもある。

昔は、この中にホタルを入れて遊んだそうだ。

      <俳句歳時記>夏
          蛍袋(ほたるぶくろ)
        <釣鐘草・提灯花・風鈴草>

           毀れそうな橋ですほたる袋が咲き       山田 諒子

            蛍袋うつむき雨を聴く老女            富田 勇

           蜜月を蛍袋の花で指す              中村草田男 

           おさなくて蛍袋のなかに棲む           野沢 節子
        

            蛍袋雨はためずにぶらさがる           平 赤絵

 

 

         


 

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スイカズラ

2011-05-29 05:14:38 | 野の花日記

スイカズラ
<スイカズラ科・スイカズラ属>
別名キンギンカ

各地の山や道端にはえる。
半落葉つる性。

樹皮は帯状赤褐色で、茎はよく伸びて分岐する。
髄は中空。

5~6月、枝先の葉腋に二個づつ花を咲かす。
くちびる状に2裂して、
上弁は4裂、下弁は線形。

はじめ白色でのちに黄色になる。

液果は球状で2個つき黒く熟す。

<俳句歳時記>夏
忍冬の花(すひかづらのはな)
<忍冬(にんどう)>
 
  忍冬の花のこぼせる言葉かな       後藤比奈男

  すいかずらなだれ咲くとき世のかげり   村井 国男

  すいかずら恋の迷路に入りしかな     坂巻 純子



  
 

  
  
  

 

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センダンの花

2011-05-28 06:35:42 | 野の花日記

センダン(栴檀)の花
<センダン科・センダン属>
別名(楝・樗)おうちの花

暖地の海岸近くに自生する落葉高木。

街路樹や公園にもよく植えられている。

樹皮は紫黒褐色で縦に裂ける。

葉は大形の羽状複葉で互生する。
小葉は卵状楕円形で先がとがる。

5~6月、新しく伸びた枝の葉脈から長さ10~15センチの複葉集散花序をだし
淡紫色の小さな花を多数開く。

果実は核果で楕円形
10月頃に黄色く変色して葉が落ちた後も長く枝に残る。
果実は薬用にし、
核は数珠の玉に使われる。

樹皮は苦楝皮といって、駆虫剤にする。

<俳句歳時記>
楝(おうち)の花
(樗の花・花楝・栴檀の花・楝咲く)

  旅人の旅に倦むとき花樗    森 澄雄

  地に書いて道を教えて花樗   松本雨生

  花樗旅人われも侘ち憩う      大竹孤愁

   

 

 

 

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たらようの花

2011-05-27 06:41:49 | 野の花日記

たらよう(多羅葉)の花
<モチノキ科・モチノキ属>

山地に生え、庭や寺院などによくみられる常緑高木。

樹皮は灰黒色で浅く裂ける。

葉は互生し、
長さ10~18センチの長楕円形で質は厚く、表面に光沢がある。

4~5月、葉腋に淡黄緑色の小さな花を密につける。

雌雄異株。

果実は球形で、多数集まってつき、赤く熟す。

 

 

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クスノキの花

2011-05-23 06:44:39 | 野の花日記

クスノキの花
<クスノキ科・クスノキ属>

関東以南の暖地に自生する常緑高木で巨木になる。

葉は互生し、切ると(☆特に枯れ葉がよくう)樟脳の匂いがする。

今、葉の付け根から円錐花序をだし、
黄白色の小さな花を多数つけている。

果実は球形で、
秋に黒く熟す。


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ムシトリナデシコ

2011-05-22 07:21:05 | 野の花日記

ムシトリナデシコ
<ナデシコ科・フシグロ属>
ヨーロッパ原産の1年草または越年草。

茎は直立し、花のつく節の下に粘液を分泌する。

葉は対生し、基部は茎を抱く。

集散花序で紅色の花を多数開く。

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ヤマボウシ

2011-05-21 06:53:19 | 野の花日記

ヤマボウシ(山法師)
<ミズキ科・ミズキ属>
各地の山野に生える落葉小高木。

樹皮は暗朱紅色、
葉は対生し卵状楕円形で、
小さな花が20~30個集まった球状の頭状花序をつくる。
花弁のように見える白い4個は総萼片。


果実は集合果で球形、
10月頃に赤く熟し食べられる。

<俳句歳時記>
山法師の花(やまぼふしのはな)
山法師・山桑

  山法師妻籠は雨に変わりけり  松本陽平

  一里ゆき半里を戻る山法師   進藤一考

  遥か見るとき遥かなる山法師  篠崎圭介

 

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エゴノキの花

2011-05-20 05:54:01 | 野の花日記

エゴノキの花
(エゴノキ科・エゴノキ属)
雑木林などにふつうに生える。

幹はあまり太くならず、根元から何本も出て株立ち状のよく目立つ樹形になる。
樹皮は暗紫色でなめらか。

葉は互生して長楕円形で先端がとがり
基部は楔形。

今年伸びた枝の先に白い花を下垂させる。

果実は卵球形で灰白色だが、
縦に裂けて褐色の堅い種子が1個残る。

果皮にはサポニンが含まれていて、
新鮮な果実を洗濯石鹸にしたり、
麻酔効果があるので、
すりつぶして川に流し、魚とりに使ったりするそうだ。

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ツルマンネングサ

2011-05-19 06:24:37 | 野の花日記

ツルマンネングサ
<ベンケイソウ科・キリンソウ属>

多肉質の多年草。

都市近郊の石垣や河原などに生える。

葉は二枚づつ輪生し、
花序は傘型にひろがり、黄色で5弁の花をつける。

 

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