れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)アケボノソウ(曙草)ゴマナ(胡麻菜)サワギキョウ(沢桔梗)キノコ・ゆみこさんのクワコのイラスト・

2022-08-31 08:28:42 | 野の花と昆虫

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
 <キク科メタカラコウ属>
葉は大きくて丸く、蕗の葉に似ている。
高さは1メートル以上に育つ大形の多年草。

深山のやや湿り気のある所によく見られる。


散房状につける頭花も大形で直径8センチもある。



長さ、幅とも20~40センチの丸みを持った腎円形で、
縁部には粗い鋸歯がある。

アケボノソウ(曙草)
 <リンドウ科センブリ属>
数年ぶりに出会えた花でした。
山野の湿り気のある所に生える2年草。
茎は直立して枝分かれし50~80センチになる。


根生葉は長楕円形で長い柄があり、花の頃には枯れる。

茎葉は卵状長楕円形で先が尖る。


茎の先は枝を分けて、有柄の白い花を開く。


花冠は深く5裂し、裂片には径1,5ミリの黄緑色の蜜腺溝が2個と、
濃い緑色の斑点が多数ある。

和名の曙草(あけぼのそう)は、花冠の斑点を夜明けの星空に例えたもの。
なんてロマンチック!🌸な命名🌼!


 

ゴマナ(胡麻菜)
 <キク科シオン属>
山地の日当たりのよい草原によく見られる多年草。

茎は葉とともに細かい毛がありざらつく。


葉は互生して短い柄があり、長楕円形で縁には荒い鋸歯があり、
両面に短毛がある。

茎の先に多数の小枝を分けて、小形の頭花を散房状に
多数つける。頭花は1,5センチほどで、舌状花は白く、
筒状花は黄色で、ともに冠毛を持つ。


サワギキョウ(沢桔梗)
 <キキョウ科ミゾカクシ属>
山野の湿地に生える多年草。

茎は中空で、無毛、枝分かれしない。
葉は無柄で互生し、披針形で縁には細かい鋸歯がある。

茎の上部に総状花序を作り、濃紫色で長さ3センチ内外の唇形の花をつける。
上唇は2深裂、下唇は3唇裂し、縁には長い軟毛がまばらに生える。

             休憩
 

この夏に桑の葉にクワコを見つけて、育てた。
小さな繭を作って、やがてもふもふの小さな(3センチぐらい)の
クワゴに育った!
ちょうど、兄弟だったのか?姉妹だったのか??二匹同じ葉にいたので、
毎日、桑の葉を替えてやり育てて羽化させた。
このブログでお友達になってくださった、イラストレーターの
絵ときのこと虫たちブログやぐちゆみこさんが、
それをポストカードにしてくれました(#^.^#)
親しい友人にこのカードで、残暑見舞いを出しました♪


きのこ

※今朝の我が家のナミアゲハの幼虫🐝

しっかり、ミカンの葉を食べてフンもしてこれから、
成長します♪


始めは1匹だけと思ってたのに・たぶん卵でついていたのでしょう~
仕方ないなぁ~♪
貴方も育てます(#^.^#)

     俳句秋の季語新涼(しんりょう)
  涼新た(りょうあらた)・秋涼(しゅうりょう)・秋涼し
  などと使う。
    たっぷりと水を絵筆に涼新た  石野 幸子

 

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ハバヤマボクチ(葉場山火口)ハナイカリ(花碇)トモエシオガマ(巴塩竃)ツノアオカメムシ

2022-08-30 09:19:22 | 野の花日記と昆虫

ハバヤマボクチ(葉場山火口)
 <キク科ヤマボクチ属>
山地のススキの草原などに生える1~2メートルの多年草。

葉は長さ、10~20センチの三角形で、ふちに粗い鋸歯があり、
裏面には白い綿毛が密生する。


頭花は径4~5センチあり、総苞は球形でくも毛が絡む。


和名のハバヤマは葉場(草刈り山)のことで、ボクチは火口
(火をうつしとるもの)で、乾燥したこの葉から綿毛を取り出して、
使ったことに寄る。



ハナイカリ(花碇)
 <リンドウ科ハナイカリ属>
ハナイカリに出会ったのは何年ぶりだろう・
私にとっては、なかなか出会えない高原の花だ。
山地の日当たりのよい草原にはえる。
茎は直立し枝分かれして20~50センチになる。



葉は対生し長楕円形で先が尖り、質はやわらかい。


葉のわきに細い花柄を数本立てて淡黄色の花を多数つける。
花冠は長さ6~10ミリ、深く4裂する。
裂片の下部は線形の距となる。

和名は花碇(はないかり)で花の形が船の碇(いかり)
に似ていることから。


トモエシオガマ(巴塩竃)
 <ゴマノハグサ科シオガマギク属>
この花も私はそんなに出会ったことが無い。
シオガマギクの変種で花が枝の先端に集まつて巴形に咲く特徴がある。
花冠は紅色。

葉の幅も母種よりやや広い区別する。


ビジターセンターで、名前を確認した。

             休憩


八島湿原


また、出会ったキビタキ


 ※昆虫コーナーは、ミナミアオカメムシツノアオカメムシ


ミナミアオカメムシ ツノアオカメムシ
himesijimiさんからと教えて戴きました ^^) _旦~~


こっちはちょっと形が違うような気もする・・・?


相変わらず、あちこちに(特にシオデの花によくいた)
アカハナカミキリ


     
※また見つけてしまった!
夏ミカンの木にナミアゲハの幼虫
1匹かと思ったらたぶん卵から孵ったばかりの第一齢も


また、育てます💛

       俳句秋の季語処暑(しょしょ)

    鳰の子のこゑする処暑の淡海かな  森 澄雄

   

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トリカブト(鳥兜)コオニユリ(小鬼百合)サラシナショウマ(晒菜升麻)ツリガネニンジン(釣鐘人参)シロツメエダシャク・茸・俳句鑑賞

2022-08-29 07:18:12 | 野の花日記と昆虫

トリカブト(鳥兜)
 <キンポウゲ科トリカブト属>
不思議な事に、ただのトリカブトで調べると私の図鑑
(山渓の「日本の野草」では出てきてくれない。(他の図鑑でも・)
霧ヶ峰のトリカブトは「ツクバトリカブト」らしいのだけれど、
ツクバトリカブトでも出てきてくれない。
一応、ヤマトリカブトの亜種なので、ヤマトリカブトの説明で
書かせてもらう。

花はこれからだったので、美しかった。
茎葉は円心形で深く3~5裂し、裂片は披針形または卵状披針形で、
あらい鋸歯がある。


青紫色の花の外側には曲がった毛が生え、内面にも曲がった毛が生え、
内面にも曲がった毛と真っすぐな毛が生える。


和名の鳥兜(とりかぶと)は花の形が舞楽のときにかぶる冠(鳥兜)に
似ていることによる。



コオニユリ(小鬼百合)
 <ユリ科ユリ属>
日当たりのよい湿り気のある山地に生える多年草。
葉は線状披針形で長さ8~15センチ、幅5~12ミリほどである。


葉のわきにはオニユリのように珠芽はつかない。
茎の先に黄赤色の花を数個つける。
花の数はオニユリより少なく、形も小さい。


花被片は6個あり、披針形で上部は反り返り、

内側には紫黒色の小点がまばらにある。

サラシナショウマ(晒菜升麻)
 <キンポウゲ科サラシナショウマ属>
落葉樹林内や草原などに生える多年草。
茎は40~150センチになる。
葉は2~3回3出複葉。

茎の先に総状花序を出し、柄のある白い小さな花を密につける。
雄しべは多数、雌しべは2~8個で柄がある。


和名の晒菜升麻(さらしなしょうま)は若菜を茹でて水に晒して食すことによる。

 


ツリガネニンジン(釣鐘人参)
 <キキョウ科ツリガネニンジン属>
葉の多くは輪生し卵状楕円形で、縁には鋸歯がある。


枝先に円錐花序を作り、鐘形で先が5裂した青紫色の花が下を向く。




              休憩

       

      🍄上は、本物のキノコです。

   
  これは、ペンションの方に戴いた

  (ほめちぎった💛し、欲しかった💛)      
    本物そっくりの粘土作り?のキノコ🍄 

※昆虫コーナーは シロツバメエダシャク 

シロツバメエダシャク(白燕枝尺蛾)
シャクガ科
エダシャクの一種で、全体が白く後翅の尾状突起が燕の尾を連想させる
ことに由来する。

         俳句季語秋
        白秋・白帝とも使う。
     階段の途中は長い秋だった  津沢マサ子

 

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私のアカボシゴマダラ日記

2022-08-28 01:38:07 | 昆虫

実は・・今のいま・まで普通に「花日記]を書こうと思っていた。
今日は夜になつてしまうけれど、ブログは書こうと思って
花の画像を処理していた。

でも、よく考えたら・・・卵から育てたアカボシゴマダラが今朝、
羽化して、大空に飛んで行った!

本来なら飼育してはいけないかもしれないアカボシゴマダラの卵を
見つけて、卵から育ててみたいと思ったことが発端で
榎の特に幼木に、幼虫なら何度も見つけていた。
アカボシゴマダラが榎のそばでしきりに卵を産んでいる気配を見ていて、
後から、卵を見つけようと思って・・・蝶の様子が見える場所のベンチで
パンを齧りながら、よしよしと思って待っていたのに・・
いくら探しても、その榎の幼木に卵は見つからなかった。

それが悔しくて、「・・・と言うよりは幼虫との出会いは何度もしているのだが、
あの美しい姿の蛹にはたった一度しか出会ったことが無かった。


もう一度あの片方に翅がついたような美しい蛹に会いたい!と、思ったのが
きっかけでした。

7月27日、ちょっと遠くまで朝散歩に主人とワンコまりと出かけた。
元気そうに太った幼虫は同じ時期に生まれた卵から孵ったものらしいのには
出会った。
願っていた、榎の葉に卵らしきものを見つけた。
あぁ~ここで
  数年来の友が来て、日記は中断して・・あるものでおつまみを作って飲んで食べた。
話の内容は重いものだった・・。

今、帰って行ったけのだど・・いい人なぶん、心配してしまう。
ブログは・・今日中に書けないかも。



卵は白くなくて少し色がついてきているものだった。
中で生きていそうな感じ💛


7月31日幼虫の第一齢となる。
さて、ゴマちゃんのお母さんとしては此れからは、
毎日、新鮮な榎を取ってこなければなりません。


8月1日、定位置があって、そこからあまり動きません。
細かいフンはしています。


8月2日
なんとなく育ってきたかしら?
定位置がお好き💛


8月3日
頭の黒い触覚の部分が、なんとなく見えてきた。



8月4日頭の黒い触覚が、はっきりしてきた。

よく、動くようになってきた。


8月5日背中の白い突起が目立ってきた。


8月6日、やっと目で探せるようになった。


8月7日、細長く見えるし、脱皮殻の頭の触覚部分も見える。



8月8日、頭の触覚部分も、白い斑も目立ってきました。
触覚もよく動きます。


8月9日身体もそれなりに育って見つけやすくなりました。


8月10日、もう立派なアカボシゴマダラの幼虫です。


8月11日
は~い💛
何?僕のこと呼んだ?
愛敬あるなぁ~💘


8月12日
もっとカメラが良ければ、愛らしい貌に写るんだけどね。
それでも、可愛いでしょ(#^.^#)


8月13日

立派にフンをします。

8月14日

綺麗にお面が取れました♪
脱皮が進んで体も大きくなっています。

8月15日

また一回り大きくなったようで、
触覚がまた立派になっている感じだ。
今朝も脱皮したのか、お面が落ちている。
フンも大分大きくなった。



8月16日

ちょっとピンボケですが、触覚も入れれば4センチにもなりました。

8月17日

すっかり、どこから見てもアカボシゴマダラの幼虫となりました。

8月18日

食欲旺盛です!

8月19日

すごい食欲です!
結構あげたつもりの榎の枝の葉は、すっかり食い散ら
かされておりました。

8月20日

今日も元気でたくさんの葉をモリモリ食べています。

8月21日

蛹へと変化しつつあります。
籠の上にぶら下がって体をくねらせて脱皮中です。

ほんの数分で脱皮終わり、抜け殻です。

まだ、身体を動かしながら体制を変えて、体形も
少し変化しつつの状態。


私が、蛹の形の中では(知っている限りの少数ですが)
一番美しい形と思っています。💛
蛹になってくれてよかった!
明日から2泊3日の夏休みなのでした。
なんて、良い子でしよう.(#^.^#)
榎の新鮮な葉をやらずに済みます。

8月27日

早朝
籠の中で静かに羽化したばかりのアカボシゴマダラ
ぶら下がっていました。


そっと外の葉の上に置いてやるとまだ明るくならないう
(5時半ごろまで)は、じっとしていました。
7時過ぎ、外を見たら飛んで行ったようでした。
卵から羽化するまでの愉しい
7月27日~8月27日
までのちょうどひと月、

始めて、アカボシゴマダラを育て上げることが出来ました。
とりとめもなく、言葉足らずな解説に付き合って下さり、
本当にありがとうございました。


 

 

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マツムシソウ(松虫草)ハクサンフウロ(白山風露)ヤナギラン(柳蘭)ヤマハハコ(山母子)ワレモコウ(吾亦紅)アカハナカミキリ・ミナミアオカメムシ

2022-08-26 17:18:16 | 野の花日記と昆虫

マツムシソウ(松虫草)
 <スイカズラ科マツムシソウ属>
霧ヶ峰自然保護センター。
まずは、一般的に高原の花をあげてみます。
淡い紫色の花を涼し気に咲かせて迎えてくれました。
高原の秋を感じさせる花。


高原の草地に生える。
低山や平地にも咲く。頭花は多数の小花からなるが、周りを取り巻く小花
だけは先が5つに分かれ、外側の萼片が大きく発達して頭花の花びらの
役目をし、4本の雄しべは小花から突き出す。






▲ハクサンフウロ(白山風露)
 <フウロソウ科フウロソウ属>
高原や鉱山の草地に生える多年草。
紅紫色花は径,2,5~3センチ。萼片は長さ1~1,2センチで全面に伏毛がある。

和名は石川県の白山に産することによる。




ヤナギラン(柳蘭)
 <アカバナ科アカバナ属>
大分時期は終わっていたが、やはり高原に来たらこの花に会いたくなる。
茎の先に大きな総状花序を出し、紅紫色の花を咲かせる。
名前は葉が柳に似て、花が、蘭に似ることから。


葉は多数互生し、細長い披針形で、葉柄が無い。

中ほどの葉が最も大きく、下部の葉は花の咲く頃には枯れる。
葉の先は尖り、縁にごく小さな鋸歯があるが目立たない。




夏に周辺の草より高く立ち、先端に総状花序をつけ、
多数の紅紫色の花が下から順に咲きあがる。



ヤマハハコ(山母子)
 <キク科ヤマハハコ属>
ハハコグサに似ているのでこの名がある。
山地や鉱山の草地に見られる。
茎は直立して分岐は見られない。


葉は線形で互生する。葉質は厚みがあり白色の綿毛が密生する。


茎の頂に散房状の小さな頭花が集まって開花する。



ワレモコウ(吾亦紅)
 <バラ科ワレモコウ属>
日当たりのよい山野に生える多年草。
葉は2~6対の小葉からなる奇数羽状複葉。


枝先に暗赤色で円頭状の直立した果穂をつける。
花弁は無く、4個の萼片があり、上から下へと咲き進む。



            休憩タイム

 まり、お母さんもちょっと疲れたよ。休憩しよっか♪


シシウドは背が高く伸びあがって、空に近い。


昆虫コーナーは芋虫が出てくるので、嫌いな方は要注意かな🐝
 でも、同じ生きとし生けるもの同士だから、慣れてね🌼



超、かっこいい配色!
目立つと思うけど、シシウドの花の中にいたら、結構目立たたないのよね🦋
キアゲハの幼虫


ウラギンヒョウモン
はよく飛んでいました。



ウラギンヒョウモンの名前がよく解りますね。



これもあちこちで出会ったアカハナカミキリ


我が家のアカボシゴマダラの蛹は元気です。
孵化するころ、また画像にして掲載したいと思っています。

    今日は俳句鑑賞は無し!

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クルマバナ(車花)カラスノゴマ(烏胡麻)オオハンゴンソウ(大反魂草)マルバダケブキ(丸葉岳蕗)に白いクマバチ・昨日の黒揚羽孵化・俳句鑑賞

2022-08-25 13:38:49 | 野の花日記と昆虫

クルマバナ(車花)
 <シソ科クルマバナ属>
もう、十数年野の花を扱ってきたが、この頃、よく間違えることが多くなった。
この花も、大好きなイヌゴマと間違えそうだった。
大好きな花なのに、勘違いしてることは多い。
今年で最後のワンコと一緒の夏休みは、霧ヶ峰に行った。
その途中の温泉場の近くに今、問題にされている(特定外来種)の

オオハンゴンソウの群生を見つけて車を止めて出会った花達から始めようと思う。


なんだか、イヌゴマ(犬胡麻)にも似ているのだが、

たぶん萼が紫色なのでクルマバナで、合っていると思います。
花が茎の周りにぐるりと咲き、車輪のように見えることからこの名がある。
四角い茎が直立し、枝先につく花は淡紅色で、
紫色を帯びた萼がある。


花は小さい筒状で、段々にまとまつてつく。
花の先は唇形で上下に分かれ、上唇は小さく、下唇は大形で3裂し、
内側に赤い斑点がある。


葉は対生し、長さ2~4センチ。
山野の草原や道端にはえる。




カラスノゴマ(烏胡麻)
 <アオイ科カラスノゴマ属>
毎年、石神井公園の売店前のツツジの前に咲くのが楽しみで
よく見に行く。この花が咲くときにピンクの小さな花でキツネノマゴ
(狐孫)も
咲くので、ついつい名前を間違えて言ってしまう🌼


▲キツネノマゴ(狐孫)


花の時期だと名前の意味が解らないが、
実になった時に見ればすぐ解ります。
イヌやカラスとつくものは人が食べられないものであつたり、
似ているがそうではないと言う否定形で使うことが多いです。


葉腋から1つずつ咲く黄色い花は直径1,5~1,8センチ。
5本の長い仮雄しべの根元に、短い雌しべがある。

休憩 
  数日休んだだけなのに、結構ブログを書くには精力がいると感じた。
  この頃、やはりお年のせいも感じる年ごろになったからだ。
     我が家のワンコに、ちょっと見ていてもらおう。

いつも、犬が入れない所では、いい子で待てます。
   ビジターセンターの前で。


キビタキ(♀)

行きにも帰りにも霧ヶ峰のセンターに寄ったが、
行きも帰り・・このキビタキは人慣れしているのか逃げずにいつまでも
いてくれた。


オオハンゴンソウの大集落に出会ったので、
車を止めてもらった。
温泉宿があって、少年少女が合宿していたようだ。
始めは、一人の少女と主人は話をしていたようだった。
私はオオハンゴンソウやクルマバナ、サワギキョウなど夢中で見ていた。


▲サワギキョウ(沢桔梗)


オオハンゴンソウ(大反魂草)
 <キク科オオハンゴンソウ属>
北アメリカ原産の多年生草本。
夏から秋にかけて枝の先端に直径6センチほどの黄色の頭状花をつける。
舌状花は10~14枚、筒状花は緑黄色。
※(舌状花が黒茶色だと、アラゲハンゴンソウ)


明治時代中期に観賞用として導入されたが、逸出して鉄道路線沿いや
河川敷などの湿った土地に大群落を形成するようになった。

※昆虫コーナーは、マルバダケブキ
白い縞模様のクマバチ





ボンプス・シルバラムと載っていた。


ヤツタカネアザミにも🐝
もふもふの白い縞模様のクマバチがいました。

※セイヨウマルハナバチのようです。
himesijimiさん、いつもありがとう。



昨晩、帰宅したら籠の中で、羽化していたクロアゲハ
大急ぎで、空に放ちました。
※高く元気に飛んで行きました。


 

抜け殻だけ残して。

※アカボシゴマダラの蛹は、
ちょっと動かすとイヤイヤします。🐝
(画像は無です)蛹化5日目です。

        俳句夏の季語花火
     揚花火(アゲハナビ)・手花火・遠花火・大花火・線香花火
          花火師などと使う。

       好きですと言われしことも遠花火 珠尾 正雄

 

 

 

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クマツヅラ(熊葛)イワダレソウ(岩垂草)カヤツリグサ(蚊帳吊草)シモフリスズメ・今朝のアカボシゴマダラの蛹化とアゲハの蛹

2022-08-21 09:12:37 | 野の花日記と昆虫


クマツヅラ(熊葛)
 <クマツヅラ科クマツヅラ属>
やっぱり、こういう小さな野の花が好みだ。
なかなか会えない花、咲いていた場所に行ってもすでに園芸品の
お花畑に
なっていて、
がっかりする。
野原や山地などに生える30~80センチの多年草。


葉は羽状に切れ込み、細かな毛が生える。
穂状の花序に淡紫色で径4ミリぐらいの小さな花をつける。


花冠は5裂して平らに開き、萼は筒状で長さ約2ミリほど。
緑の草の中に生えていると見逃してしまいそうです。


▲イワダレソウ(岩垂草)
 <クマツヅラ科イワダレソウ属>
茎は地面を這い節から根を出す。
葉は対生し倒卵形で質は厚い。


葉のわきから花茎を出して円柱状の穂状の花序をつける。

花序の苞葉の間に薄紅紫色の小さい花を多数つける。


白っぽい花もある。

※昆虫コーナーは要注意!
大きな芋虫です!サザナミスズメ 
シモフリスズメ
※himesijimiさん、そうです💛
シモフリスズメ
でした!
ありがとう~
此れって、慣れなんですよねぇ・・
野の花から始めれば・必然的に食草があって虫がいて
出会えれば、たのしくなれるはずなんです。


 サザナミスズメ   シモフリスズメ
       


こつちはちょっと色が地味だったのだけれど・・
同じヒイラギの木の枝にいました。

※今朝は蛹への変化をしていったアカボシゴマダラ

籠の上にぶら下がって体をくねらせて脱皮中です。


ほんの数分で脱皮終わり、抜け殻です。

まだ、身体を動かしながら体制を変えて、体形も
少し変化しつつの状態。

美しい蛹になったばかりのアカボシゴマダラ
(この形になるまで1時間以上かかりました。)
7月27日、卵から持ち帰ったアカボシゴマダラ、
※私が一番美しいと思うアカボシゴマダラの蛹姿!です。
なんていい子なんだろうか‥(=^・^=)!
これで、餌の榎の葉を心配しなくても、
明日から、2泊3日の旅行に出られます。


アゲハは8月12日に蛹になってから明日で10日目になるので、
私が不在の時に羽化する可能性も無くはない。
明日は玄関のわきに蓋をずらしたまま置いていこうと思う。
色的にはまだ羽化しないとは思うのだけれど・・
(羽化するときは色が変わるから)
大体10日から~2週間で羽化するだろうから、
帰宅するまで、玄関で蛹のままで待っていてくれるといいと思っています。
まぁ、元気に飛び去って行ってくれていてもそれはそれで嬉しい事です💛

     

 

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ウマノスズクサ(馬鈴草)・ソクズ(蒴藋)の花と実・セスジスズメ・今朝のアカボシゴマダラとアゲハの蛹・俳句鑑賞

2022-08-20 06:24:57 | 野の花日記と昆虫

ウマノスズクサ(馬鈴草)
 <ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
私の山渓のたぶん・・35年以上前の図鑑には、

土手や茶畑によく生える多年草のつる草とある。
一度だけ、里山を歩いていた時に畑のすみに
生えていたのを見たことがある。
先日、園芸品店で一株千二百円で売っていたのを見たけれど・・

買う気にはなれなかった。
和名は果実の様子が馬の首にかける鈴に似ている事による。
茎は長く伸びて周りのものに絡まる。

葉は卵状披針形で長さ4~7センチ、基部は耳状となり、質は厚い。


葉のわきから花柄を出し、花を横向きにつける。

萼はラツパ状で長さ3~4センチ、基部は球状に膨らみ
先端は斜めに切れた形で角状に尖る。


蒴果は球状で基部から6裂し、6本の糸状に裂けた柄で吊り下がる。
(実はこんなに何度もこの花を見ていながら果実を見たことが無いので・
今度こそ果実を見ようと思っている。)

▲以下・嫌いな方は要注意!

ジャコウアゲハの食草でこの花が咲いている頃は幼虫を見つけることが多い。
ジャコウアゲハの幼虫


ソクズ(蒴藋)の花と実
<スイカズラ科ニワトコ属>

川沿いなどに根茎を伸ばし群生する1,5メートルほどの多年草。
葉がニワトコに似ているのでクサニワトコとも言う。


古名は
クサタズ、あるいは漢名の蒴藋(さくだく)が、変化したもの。
漢方では根や葉を、腫物、リューマチなどに使う。


ソクズの実は、オレンジがかった朱色になるが、色のつき始めは、
緑~黄色~オレンジ~朱色と色々な色が見られる。

色々な色が見れて愉しい。🌸
実のつき方もニワトコに似ています。

※昆虫コーナーは、セスジスズメ
朝、事務所に行ったらバタバタ音がするのでなんだろうと思ったら、
久しぶりのセスジスズメが部屋の中を飛ぶ音だった。

いつ?部屋に入ったのだろう??

※今朝のアカボシゴマダラの幼虫アゲハの蛹

食欲旺盛💛


今日も元気でたくさん榎の葉を食べます♪


今日も変わらず触れるとイヤイヤします。
孵化にはもう少し時間がかかるかしら?
蛹の色が変わってくると孵化が解りますね。

    俳句秋の季語後の月(のちのつき)
   十三夜(じゅうさんや)とも使う。
   旧暦九月十三日の月、十五夜から1カ月あとになるので、
  「後の月」(のちの月)と呼ぶ。
   十三日目の少し欠けた月を愛でた。

     十三夜古い写真にみんなゐる  照屋 眞理子

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ミズキ(水木)の実・キンミズヒキ(金水引)シオカラトンボ・ムギワラトンボ・今朝のアカボシゴマダラ・俳句鑑賞

2022-08-19 07:19:47 | 野の花日記と昆虫

ミズキ(水木)の実
 <ミズキ科ミズキ属>
枝を扇状に四方へ広げ、階段状の独特の樹形になる落葉高木。
葉は枝先に集まつて互生し、長さ6~15センチの広卵形または広楕円形。


先端は短く尖り、基部はくさび形。

裏面は伏毛が密生し、白つぽい。


5~6月、枝先に直径7~8ミリの小さな花を密につける。




果実は核果で直径6~7ミリ。
10月~11月には黒く熟す。

和名は樹液が多く、特に春先に枝を折ると水のような樹液が滴ることによる。



キンミズヒキ(金水引)
 <バラ科キンミズヒキ属>
夏の野山に咲き黄色い花が紅白の水引に似て黄色いことから
「金水引」の名がある。
しかし・バラ科の本種に対し、ミズヒキはタデ科である。
花の直径は7~10ミリで、花弁は楕円形で幅広く、
雄しべは11~13本ある。


葉は奇数羽状複葉で5~9枚の大小の小葉が集まつて
1枚の大きな葉を形成している。


草丈は30~80センチで、野山の林縁や草地、
道端などに普通に生える多年草。

             休憩

コダマスイカ🍉


昆虫コーナーシオカラムギワラトンボ
たぶん??ショウリョウバッタ
  
シオカラトンボ♂


ムギワラトンボ♀


モンキチョウ
himeちゃん、そうよね💛
ありがとう。


自然の擬態がすごい!
逃げられたら草の中では、見つからない!
ショウリョウバッタ?

※今朝のアカボシゴマダラの幼虫

昨日は、新鮮な榎の葉を沢山あげたつもりだったが、
今朝見たら、この有様!
すごい食欲です。


いつも、此の位籠の中いっぱいに新鮮な榎の葉をやってるつもりでしたが、
食欲旺盛で、身体も一段と大きく成長しました。

アゲハの蛹もよく元気で籠の蓋にぶら下がっています
触るとイヤイヤと言う感じで身体を左右に振り動かします。

人間は立って歩く動物だから、
ぶら下がっている事なんて・とても辛くてできない事なのに・
アゲハの蛹は、まぁ言うなれば・・頭を下にして
(ちょっと横にして?)糸で、ぶら下がっているのだ。
空を飛ぶと言う事と関係があるんだろうか?否か💛🦋

       俳句は秋の季語茸(菌)🍄
        菌(きのこ)‣茸狩・菌狩(きのこがり)
    (茸採・茸山・茸飯・茸鍋)などと使う。

   ひそひそと茸の山になってゐし  矢島 渚男

 

 

 

コメント (4)
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タコノアシ(蛸足)の花・ボケ(木瓜)の実・ナガコガネグモ・スケバハゴロモ・今朝のアカボシゴマダラの幼虫とアゲハ・は億鑑賞

2022-08-18 09:52:41 | 野の花日記と昆虫

タコノアシ(蛸足)
 <ベンケイソウ科タコノアシ属>
生えている場所を知っていなかったら、これがタコノアシとは気づかなかった
と思う。
沼や川原、水田跡などの湿地に生える多年草。
茎は直立し高さ30~85センチ、通常淡紅色を帯びる。

(まだ、これから咲き始めるので茎も緑色)


葉は互生し狭披針形。
茎の先や葉のわきから花序の枝を数本分ける。


(もう少し経つと)片側に黄白色の小さな花を多数つける。


和名は秋の終わりから冬にかけての姿を見ないと解らない。


11月半ば過ぎのタコノアシはゆでだこ状態になります。🐙


🐙 画像がいまいちで申し訳ないのですが、
      これで名前の由来が解って頂けると思います。🐙



ボケ(木瓜)の実
 <バラ科ボケ属>
落葉低木。
春に白や朱赤色の花をつけ、9月~10月頃に実がなります。
熟してくると、甘酸っぱい香りがしてきます。
もともとは実を乾燥させて漢方薬に使った。


<ボケの実の利用法>
🍳皮付きのままスライス。(硬いので気を付けて)
ハチミツ1リットルにボケの実小2個ぐらい。
1週間ぐらいで、ボケの実から果汁がしみ出すので、
ボケの実は取り除く。
これで出来上がり🌼
🍳微塵に切って、弱火で煮、砂糖を加え煮詰める。
ボケの実のジャム



一応、ボケの花🌼

               休憩
 
 🕷買っても・・何の役にも立たない私です。
       クモも・超難しい~🕷
    🕷文一出版の回し者ではありません!🕷


   イオウイロハシリグモ?は、そうだ!
    ※himesijimiさんの言う通り、網を張らない蜘蛛だった!
     いつも、ありがとう💛



クモ🕷ナガコガネグモ
※himesijimiさん、いつも教えて下さりありがとう。
(すぐ忘れるんですが・・)

   
昆虫コーナースケバハゴロモ🐝

<カメムシ目ハゴロモ科>
黒褐色帯で縁取られた透明の翅をもつハゴロモの仲間。
雑木林で見られ、ウツギ・キイチゴ・クワ・ブドウなどの汁を吸う。
灯火にもやってくる。

用事で出掛けたついでに東久留米の南沢まで
落合川に沿って歩いていたら、桑の葉っぱに小さなスケバハゴロモ見っけ💛


もう~ボケボケの画像ですいません~(-_-;)

今朝のアカボシゴマダラの幼虫アゲハの蛹

昨日は結構沢山の葉を入れて置いたが、
食べきっていて、フンも順調。今朝も朝から近所の榎の幼木の
葉を戴いて与える。🐝

新しい葉を入れてやるとさっさと移動して食べ始めて、
食欲旺盛です。


緑の蛹が美しいので健康体だと思われる。
蛹化して8日目。

ジャコウアゲハの蛹に関しては・・
透かして見ると、中が無い様子でした。
ただ、割れた後がよく解らなかったので、このまま羽化してくれるかと
思い込んでおりましたが、私の勘違いに終わり残念です。
一応、元の場所に置いてくる心づもりです。

         俳句夏の季語瓜(うり)の花
    胡瓜の花・西瓜の花・南瓜の花・糸瓜の花などを言う

    たしかなにか忘れているに胡瓜咲く 上田 五千石

    

 

コメント (3)
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