れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

トキリマメ(吐切豆)・ヤブムラサキ(藪紫)・クロコノマチョウ・俳句鑑賞

2022-11-30 06:28:36 | 木の実と昆虫と俳句鑑賞

▲トキリマメ(吐切豆)
 <マメ科タンキリマメ属>
実は、家で育てているのだが・・今回は間違って花芽をすべて切ってしまった。
来年は、我が家のトキリマメで掲載したいものだ。
つる状の多年草。
葉は全体に毛が生えている。葉は互生し長い葉柄をもった3出複葉。
小葉は卵形、質は薄く裏面にややまばらに伏毛がある。


蝶形の黄色い花をつける。


豆果は長楕円形で、中に種子が2個入っていて、
冬枯れに美しい赤い豆の鞘に黒く艶のある種子を見つけて嬉しかった!


皆さんに少し教えてあげられてよかった。



ヤブムラサキ(藪紫)
 <クマツヅラ科ヤブムラサキ属>
落葉低木。
葉、花冠、萼、花序には星状毛が多い。
葉は薄い洋室紙で対生し触るとビロードのような感じがある。


果実は約4ミリほどの球形で紫色。


6~7月、葉腋に短い集散花序を出し淡紫色の毛の多い小さな花を数個つける。


葉に触れてみるのが一番解り易いし、この画像ではあまり映り込んでないが、
実を取り巻く萼にびっしり毛が生えているのが特徴だと私は思っている。

       
<日記>
生田緑地に観察会に行く。
花に詳しい人がお休みなのでと呟き程度に説明を頼まれた。
ここには載せなかったが、ツリフネソウの実を弾けさせて
遊んだり、ヤブランやキチジョウソウ、ノシランなど教えて
あげられたのでよかった。
何と言っても、クロコノマチョウに出会えたのと、
キボシカミキリに出会って嬉しかった。
実はここの「岡本太郎美術館」は若い頃、

主人と来ていた。何となく思い出すがすっかり変わって・
メタセコイヤの林がすっきり空に向かって伸びていた。


オオモミジの紅葉は奇麗だった。

※昆虫は、クロコノマチョウ🦋

実はずいぶん遠くにいて見つけづらかったのだが、
よく写真に撮れていたと思うほど奇跡的でした。
キット写っていないと思っていたので、感激しました。


クロコノマチョウの蛹?かな

先日にの新宿御苑で出会ったクロコノマチョウの幼虫。

 

        《俳句は夏の季語の葱坊主》

     葱の花とも使う。

   葱坊主どこをふり向きても故郷 寺山 修司
季節に関係なく自分の好きな句を掲載させて戴いております。)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンレンボク(旱蓮木)の実・サイカチ(梍莢)の実・ツワブキ(石蕗)・ツマグロヒョウモン・俳句鑑賞

2022-11-29 06:28:10 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

カンレンボク(旱蓮木)の実
 <オオギリ科カンレンボク属>
いつもこの時期の観察会で気になるのが、このカンレンボクの実だ。
ただ、高い木なので実になっているのが撮れない
いつも、実を拾ってくる(あ・持ち帰ってはいけない)
落葉高木とあるが、私が見る時はいつも緑の葉がついている。

葉は互生し長さ12~28センチの楕円状卵形または長楕円形で光沢があり、脈が目立つ。


果実は球状に集まり、淡黄褐色に熟す。


落ちていた実


サイカチ(梍莢)の実
 <マメ科サイカチ属>
山野や河原に生える落葉高木。
幹や枝には分岐した刺が多い。
葉は偶数1~2回羽状複葉、小葉は8~12対で長楕円形。


幹に刺が生えている。

これでは大きな動物は登れない。


豆果は長さ30センチほどでねじれる。
薬用になり、昔は石鹸の代用にした。若葉は食用になる。


ツワブキ(石蕗)
 <キク科ツワブキ属>
左上はマルハナバチの一種かな? 
💘himesijimiさ~ん
教えて~
オオハナアブだそうです。
ありがとう~。


ツワブキにヒョウモンチョウ


ツマグロヒョウモンの♂?かな

画像はノムラカエデ

          《俳句は季語紅葉(もみじ)》

紅葉(こうよう)
山紅葉・谷紅葉・紅葉山・夕紅葉・紅葉狩・紅葉酒・紅葉宿・紅葉舟
などと使う。

   この木登らば鬼女となるべし夕紅葉 三橋 鷹女

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アシズリノジギク(足摺野路菊)イソギク(磯菊)カマキリの卵・ユキムシ・俳句鑑賞

2022-11-28 07:31:07 | 風景

アシズリノジギク(足摺野路菊)
 <キク科キク属>
ノジギクの変種。
足摺岬を中心とした海岸地方に自生する。


園芸品として出回つている。
葉が厚く、葉の裏から見ても縁に裏面の白色が縁取りのように見える。





イソギク(磯菊)

 <キク科キク属>
海岸の崖、岩場に生える菊。
(今は園芸品が多い)
地下茎で立ち上がり、茎の上部まで沢山葉をつけ互生する。


葉は厚みがあり、葉の縁は白く縁どられている。


黄色く丸みのある頭花を沢山つける。

(多くの栽培品種が出ている。)


※昆虫コーナーはユキムシ



ユキムシを撮るのは難しいのです。
ついつい、力が入って潰してしまう事が多いです。

ワタアブラムシ科の昆虫の総称


たぶん、もう出てしまったカマキリの卵の後


ツマグロオオヨコバイ

        《俳句は春の季語蝶(ちょう)🦋》
   
    (画像は食草のメドハギに卵を産み付けているキタキチョウ)

     蝶々・初蝶・紋白蝶・黄蝶・蜆蝶・蝶の昼・

     蝶生る(ちょううまる)などと使う。

     静けさの重さに耐ふる春の蝶  石井 きさ

   
  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユリノキ(百合木)の実・ハンカチ(手布木)の実・ハナノキ(花木)・オオカマキリ・句鑑賞

2022-11-26 06:28:19 | 木の実・紅葉・昆虫・俳句鑑賞


ユリノキ(百合木)の実
 <モクレン科ユリノキ属>
春の花も可愛いけれど、私は葉が落ちた後のこの翼果の姿が好きです。
葉はヤッコダコや袢纏や軍配のように見えるので、ヤッコダコノキ・ハンテンボク・
グンバイノキなどと、初めの観察会の時には教わったものだったが・
今では奴凧も袢纏も軍配も知らない子が殆どだろうなぁ。
落葉高木。
果実は翼果が集まつた集合果。








春に黄緑色のチューリツプを短くしたような花を咲かせる。




ハンカチノキ(手布木)の実
 <ダビィデア属>
なぜかいつも、実がなってる画像では無くて、落ちた実と紅葉の葉の画像に
なってしまう時期にしか行かない。
中国西南部の森林中に自生するがこの頃はよく公園などで見かける。
一属一種。


葉は互生し、広卵形でふちに粗い鋸歯がある。


春に1個の両性花をつける。

花弁と萼が無い、白いハンカチのような花を咲かせる。


紅葉した落葉が美しい。


▲ハナノキ(花木)
 <カエデ科カエデ属>
山地の湿地に稀に生える落葉高木。
葉は対生し長さ4~7センチで浅く3裂し、縁に不揃いの鋸歯がある。
(葉は変形が多い)

紅葉が美しいので大好きな木だ。
これから美しくなります。

以前に撮ったハナノキのたぶん雄花です。


<日記>
春に花が咲く秋苗20個ほどプランターに植えたら
元気が出てきた。よし、主人は市場で出かけるから、
(夜は友人と飲むのが決まりで夕飯は一人ですむ)
駅までまりと主人を送ってから、二駅先までお散歩。
ウサギの年賀状を買って、ずいぶん歩いたよね
バーガー屋さんなら外に机が置いてあるので、
まりと道を行く人を眺めながら、(そんなに好きじゃないハンバーガー)
珈琲とハンバーガーをまりと分け合って食べる。
なんか・この気儘さが好き💛


※昆虫コーナーはオオカマキリ

 前脚に黄色い突起が2〜3個ぐらいついているので、
鎌とお腹を見れば簡単にハラビロカマキリを見分けることができます。とあるが・・
(実は・・解りません)

※himesijimiさ~ん
ハラビロカマキリであってますか?
オオカマキリかなぁ????
(ありがとう。やっぱりオオカマキリね。)

     《俳句は秋の季語胡桃(くるみ)》
       

   胡桃割るプライバシーは胡桃にも   鈴木 栄子

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナンキンハゼ(南京櫨)の紅葉・・ハンノキ(榛木)の実・オオホシカメムシ他・俳句鑑賞

2022-11-25 06:45:33 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞


ナンキンハゼ(南京黄櫨)の紅葉
 <トウダイグサ科ナンキンハゼ属>
ナンキンハゼは紅葉が美しい。
石神井公園の紅葉だってこんなに綺麗だ。
落葉高木。
葉は互生し、菱形状広卵形で先は尖つている。


蒴果は直径1,3センチ、白い蝋(ろう)質に包まれた種子から蝋や油をとる。


暫し紅葉を楽しんだ。




新宿御苑のナンキンハゼは、まだ葉が緑色で、実も爆ぜてなかった。


▲ハンノキ(榛木)
 <カバノキ科ハンノキ属>
落葉高木。
今は長い雄花序が目立つ。
雌花序はその先にある小さな短い穂状のもの。
右上に去年の実がなつている。



この画像なら解り易いと思う。

3本の雄花序の先っぽに小さな雌花序がみえるから。


ちょっと呆けたけれど・・
手前に去年の実。クリスマスリースに使える!(^^)!


<日記>
昨日は新宿御苑で観察会だった。
10時半からたった数時間ほどなので、
出会う花も説明もなんだか中途半端な気がするのだけれど、
ちょっと勉強になったこともあるから、
感謝しないといけないかな。
花や虫が専門の方に当たると出会いがあって愉しいのだが、
今の時期、なかなか出会いが無い。
知人とお弁当を食べてから、別れて一人でたぶん咲いてる
ヒマラヤ桜と、大きなユリノキの実に会いに行った。
明日、掲載いたします。

※昆虫コーナーはヒメジュウジカメムシかなぁ?
暗く写ったので判定しづらいかも。オオホシカメムシ

※himesijimiさん、オオホシカメムシと教えて下さり、

有難うございます。


これは?
ウラバの種類かな

スカートを広げてるみたいで可愛い。💛

            《俳句は季語冬の蝶》
       
     冬蝶(ふゆちょう)・凍蝶(いてちょう)などと使う。

          転生の深き河あり冬の蝶  鈴木栄子


   

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クスノキ(楠)の実・センダン(栴檀)の実・コウゾリナ(髪剃菜)・アオクサカメムシ?俳句鑑賞

2022-11-24 05:05:27 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

クスノキ(楠木)の実
 <クスノキ科クスノキ属>
常緑高木。
巨木になったりする。
樹皮は、暗褐色で短冊状に縦に裂ける。
葉は互生し、卵形または楕円形で先は尖り、基部は広いくさび形で、3脈が目立つ。


葉を切ると樟脳の匂いがする。

乾いた葉をくしゃくしゃにした方が私は樟脳の匂いがすると思う。)


果実は直径8~9ミリの球形で、黒く熟す。


センダン(栴檀)の実
 <センダン科センダン属>
落葉高木。
葉は大形の奇数2~3回、羽状複葉で互生する。
今はまだ青い実がなっていて葉も落ちていない状態。
春の薄紫色の花も美しい。


実は葉が落ちた後も黄褐色になって枝に残る。



コウゾリナ(髪剃菜)
 <キク科コウゾリナ属>
こんな時期に、まだコウゾリナが咲いていた。
確か、去年も同じような場所で同じような時期に咲いているのを見た。
髪剃(こうぞり)とは剃刀(かみそり)の事で、
茎や葉などに尖った赤褐色の剛毛が生え、
手で触るとざらつく。


葉の形には変化があり、下部の葉は細長く、葉柄に翼がある。
中ほどの葉は、つけ根の部分が茎を抱く。


枝先に直径2~2,5センチほどの黄色い花をつける。
花の外側の総苞は、黒つぽい緑色で、刺が多い。
花のない時期にこの黄色いコウゾリナだけが緑の中で目立っていた。


<日記>
なぜか・よく涙が出るこの頃。
歳だから?若い気ではいるけれど、空しい気がしてくる。
あ~陥っては駄目!
読書などして、気を紛らわす。
感情的には解る気がするのだが、婚活アプリだの出会い系だの
私たちの時代には考えられない事を現代の若い人たちは当たり前に
本当にやっているんだろうか?
小説は静かで優しい内容だが、なんか強烈に、私の時代とのギャツプを
感じてしまうお話だった。(小説だからね。)

コナラのドングリ


※昆虫コーナーはアオクサカメムシ?ヘラクヌギカメムシ

※himesijimiさ~ん
このカメムシの名前、教えて下さい~
アオクサカメムシまでたどり着いたけど・・ちょっと違うみたい。
ヘラクヌギカメムシと教えて戴きました。



ピンボケですみません。
逃げ足が速いの。


カゲロウの一種?
極小でした。

      《俳句は冬の季語外套(がいとう)》
      
        画像は真夜
   外套(がいとう)・オーバー・コートなどと使う。

    一日の外套の重み妻に渡す  飯島 晴子

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロダモ(白櫤 )の花と実・マユミ(真弓)の実・クヌギに虫瘤・クロスジホソサジヨコバイ・俳句鑑賞

2022-11-23 08:56:34 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞

シロダモ(白櫤 )の実と花
 <クスノキ科シロダモ属>
山野に生える常緑高木。
葉は長楕円形で3脈が目立ち裏面は白色。
雌雄異株。


果実は長さ1,2~1,5センチの楕円形で翌年の秋に赤くなる。


花被片は4個。花と実と一緒になっていることがしばしばある。


キミノシロダモ(黄実白櫤 )
 <クスノキ科シロダモ属>
果実が黄色いものをキミノシロダモと言う。



マユミ(真弓)の実
 <ニシキギ科ニシキギ属>
山野に生える落葉低高木。
樹皮は灰白色で、老木になると縦に少し裂ける。
若枝は緑色で白い筋があるものが多い。


葉は楕円形または倒卵状楕円形で先は尖り、縁には鋸歯がある。
雌雄異種。上はシロマユミ


昔、この材で弓を作ったことから真弓の名がある。
材は白く緻密で狂いが少ない。


マユミの実はかなり遅くまで残り、初雪の頃でも実はよく目立つ。
弓に使われたように枝がよくしなう。

 

※クヌギの葉に虫瘤・クヌギハケタマフシ


クヌギに虫瘤


中を切ってみた。
〈木の名・部分・形・フシで調べる。)
クヌギハケタマフシ



<日記>
自動車が無くなると花を買いに行くのが大変になるので、
ちょっと遠くの花屋まで、春の花苗をまとめ買いに行った。
ついでに光が丘にも寄って、お弁当とパンを買って
昆虫広場で食べる。赤いイイギリの実の下よ。
バラ園の方まで歩くが、月曜日はお休みで入れず外から見学。

朝、パソコンのブログの「編集画面」にどうしても行けない。
パスワードが違うIDが違うって・・もうそんな十数年前で
入力したことが無いのに、昨日、何かいじったんだよね・・
朝から、四苦八苦・・直ってよかった!
それだけで今日一日を良し”としよう。

※昆虫コーナーはクロスジホソサジヨコバイ

ヤツデの葉裏によくいます。これは♂かな?

背部に黒い筋があり、。
メスは黒筋の両端が赤い(ちょっとこの画像では解りづらい)


これは幼虫かな。

        《俳句は季語桐一葉(きりひとは)》

   

画像は桐じゃないけれど・・。

   一葉(ひとは)・一葉落つ・一葉の秋・桐の秋
    などと使う。

    桐一葉ひらり笑って終わりたい   一橋 桐子

   (TVの「一橋桐子の犯罪」の中の一句より)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムクロジ(無患子)の実・ウラハグサ(風致草)・アサギマダラ・俳句鑑賞

2022-11-21 06:17:27 | 木の実と昆虫と俳句鑑賞

ムクロジ(無患子)の実
 <ムクロジ科ムクロジ属>
以前から、大好きな実だった。
もう今は無いのだが、畑のお爺さんがいつも秋になると
この木の枝を切って下さったものでした。

葉が落ちても褐色の実が残っていて美しい。
山地に生える落葉高木。
雌雄同株。


葉は偶数羽状複葉で互生する。
小葉は4~6対あり、長さ7~15センチの広披針形で革質。


果実は直径2センチほどの球形で、中に黒い種子があり、
この黒い種は、羽根つきの球になる。


観察会で見つけた大きなカブトムシの幼虫🐝

私のカメラではここまでだけれど、ギンメッキオニグモ🕷


ウラハグサ(裏葉草)
 <イネ科ウラハグサ属>
実はフウチソウ(風致草)のこと。
派手ではないし、主張もしないけれど、
気が付いたら傍にそっといる、そんな雰囲気の植物。


葉が枝垂れて、葉の裏側が上を向くのでこの名がある。


茎から葉のつながり方をたどつていくと、
本当に葉の裏が面を向いていることが解ります。


キジョランの葉裏にたぶん・1齢か2齢のアサギマダラの幼虫



育ってほしいものだ。
冬場の幼虫はなかなか大きく育たない。
沢山食べてね🦋

  

              《俳句は季語秋》
  
       画像はカラスウリ

      家中がポケットいつも何かを探す秋  鈴木 栄子

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンギク(紺菊)・ビワ(枇杷)の花・キイロテントウ・カラスアゲハの幼虫・・俳句鑑賞

2022-11-20 09:48:09 | 野の花日記と昆虫

コンギク(紺菊)
 <キク科シオン属>
ノコンギクの園芸品種でノコンギクより花色が青い事が特徴です。


上はノコンギク(野紺菊)です。
花びらの青さと葉の草丈が低く葉は小さめなのがコンギク(紺菊)です。


特に青紫色の花がたくさん咲く宿根草。
丈夫で育てやすい。





▲ビワ(枇杷)の花
 <バラ科ビワ属>
私は枇杷の花が咲きだすと、野の花も終わりだといつも思う。
常緑高木。
葉は枝先に集まって互生し、長さ15~20センチの広倒披針形~狭倒披針形
で革質。


枝先に芳香のある白い花を密に開く。

花弁は5個。
葉裏や花柄などに褐色の綿毛が密生する。
果実は翌年の6月頃黄褐色に熟し美味しい。

<日記>
久しぶりのS公園での観察会。
何と言っても、今年もアサギマダラがキジョランに
卵を産んだと言う話が伝わってきていた。
まだ1齢~2齢ほどの小さなアサギマダラの幼虫は明日、掲載いたします。
コクサギの葉にカラス揚羽の幼虫もいて、嬉しい出会いがありました。
🍂葉っぱを拾って、いつものようにお弁当作りを愉しみました。



   🍂公園で拾い集めた落ち葉や木の実のお弁当「ウインターランチ」🍂

※昆虫コーナーはキイロテントウカラスアゲハの幼虫

キイロテントウ
3ミリほどの小さいテントウムシです。

カラスアゲハの幼虫
う~んもう、持ち帰りたいぐらい可愛かった!

食草のコクサギが無いから無理・・
ここで、見つからないように育つのは大変だろうな・・・



         《俳句は冬の季語大根》
     

 

   おおね・すずしろ・だいこ・大根畑・大根引・だいこ引き
      ・大根洗う・大根洗うなどと使う。

       流れ行く大根の葉の早さかな  高浜 虚子

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クコ(枸杞)の実・チャ(茶)の花・ツマグロヒョウモン・俳句鑑賞

2022-11-19 07:13:24 | 木の実・草・昆虫・俳句鑑賞

クコ(枸杞)の実
 <ナス科クコ属>
川の土手や溝の縁に生える落葉小木。
茎は根元から束生し、枝は弓状に曲がって垂れ下がる。


若枝には稜がありしばしば刺状の小枝がある。
葉は束生し倒披針形で、質は柔らかい。


8~11月、葉脈に直径1センチほどの紫色の花を1~4個束生する。


果実は長さ,1,5~2,5センチの楕円形の液果で、橙紅色に熟し、食べられる。


チャ(茶)の花
 <ツバキ科ツバキ属>
1191年、僧栄西が中国から持ち帰り、緑茶用に各地で栽培された。
葉は互生し、長楕円形で先は鋭く尖り縁には細い鋸歯がある。


やや革質で表面は光沢がある。
直径約2,5センチほどの白い5弁の花を下向きに咲く。


蒴果は扁球形で、熟すと3裂して暗褐色の種子を3個出す。

 <日記>
 西武線沿線の東久留米の落合川の湧水の観察会へ。
 帰りにちょっと足を延ばして、
 一度行った事のある、竹林公園まで歩いてみた。
 懐かしかった。この飛び石で、私は渡れなくて
 ぐるりと一回りした。
 以前は飛んで渡ったものだったよね(#^.^#)
 
※昆虫コーナーはツマグロヒョウモンの♀


《俳句は春の季語椿(つばき)》

藪椿・山椿・紅椿・白椿・落椿(おちつばき)・雪椿
  などと使う。

     こゝに咲けばこゝの仏の椿かな  野田 別天楼
   



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする