れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ジューンベリー(亜米利加采振木)の花

2018-03-31 05:48:27 | 木の花

ジューンベリー(亜米利加采振木)の花
<バラ科ザイフリボク属>
ザイフリボクの園芸品で、
この頃は庭によく植えられているのを見かける。
赤い実も可愛いし、紅葉も綺麗な木です。



落葉樹で、早春に白い花を咲かせ、
6月頃、赤い実をつけその後、黒紫に熟す。
実も可愛い。


我が家も広かったら、植えたい木です。
実は甘く生食もできるが、
ジャムの材料にもなる。



日本のザイフリボク(采振木)は山地に生え、
高さ10メートルほどになる。
美しい新芽は、3大美芽のひとつです。



なかなか、本来のザイフリボク(またはシデザクラとも)
には会えないので、
ジューンベリーで愉しんでいる。




 

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ヤマモモ(山桃)の花

2018-03-30 07:52:15 | 木の花

ヤマモモ(山桃)の花
<ヤマモモ科ヤマモモ属>
暖地の山地に生える常緑高木。
葉は互生する倒披針形。
雌雄異株。
これは、たぶん雄花と思われる。


雄花序は長さ2~4センチ、
雌花序は約1センチ。


花には花被がなく、
苞の中に雄花では雄しべが5~8個、
雌花では雌しべが1個ある。


花柱は紅色で2裂する。

下は果実


果実は径1~2センチで
卵形で突起が多く、夏に赤く熟す。
甘く食べられるが、食べずらい。




 

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ロドレイア(シャクナゲモドキ)

2018-03-29 07:43:31 | 木の花

ロドレイア(シャクナゲモドキ)
<マンサク科ロドレイア属>
春に紅赤色の花を咲かす。
お散歩途中で見つけた花で、
シャクナゲに似ているけれど、本当の名前が解らなかったので、
「教えてgoo」で教えて頂きました。




またの名をシャクナゲモドキと言います。



常緑花木で、
葉は光沢がある革質。
花は枝先に集まって咲く。


強健で栽培しやすい中国原産だそうです。


 

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キジムシロ(雉筵)

2018-03-28 07:04:54 | 野の花

キジムシロ(雉筵)
<バラ科キジムシロ属>
雑木林の下や林の縁に生える。
丘陵などにも多く見られる。


地面に円状に広がって、
座布団のようなことから、
キジが座る座布団の意味でキジムシロの名がある。


茎につく葉は3枚だが、
根元の葉は5~9枚の小葉からなるので、
花も葉もそっくりなミツバツチグリと見分ける。
草丈は5~30センチ、
花は1~1,5センチほど。



這っていく枝は伸ばさないが、
株全体が広がっているように見える。
花後は葉が大きくなり、全体に荒い毛がある。

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ムラサキケマン(紫華鬘)

2018-03-27 08:24:07 | 野の花

ムラサキケマン(紫華鬘)
<ケシ科キケマン属>
ムラサキケマンは、もう少し濃い紫のような気がした。
花の先端以外、白いものは
シロヤブケマンと呼ばれる。
なんだか・これはその中間のような気がするのだが・
一応、ムラサキケマンで掲載する。


華鬘とは、
仏像の胸当たりの装飾品で、
園芸品のケマンソウに似ているのが、
この名前の由来だそうだが、
そうすると・園芸品が先に名前があったつて事?
植物は今の時代、
同定するのが難解だと、つくづく思う。


お散歩途中で、咲きだしていたものだ。

ここらへんになると、
もしかしたら、シロヤブケマンかもしれない。?



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オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)

2018-03-26 06:11:15 | 野の花日記

オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)
<ナデシコ科ミミナグサ属>
明治時代にヨーロッパから入ってきた帰化植物。
ミミナグサ(耳菜草)は葉を
ネズミの耳に例えたと言われる。


ミミナグサに似るが、
今はすっかりミミナグサは姿を消してしまい、
殆どがこのオランダミミナグサ。
ミミナグサは茎が暗紫色を帯び、
花序は密生せず花柄は5~15ミリほど。



ミミナグサの茎が暗紫色なのに対し、
オランダミミナグサは全体的に
緑~黄緑色に見えるのが特徴。

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セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

2018-03-25 05:56:43 | 野の花

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
<キンポウゲ科オオヒエンソウ属>
近年、急に増えて東京の道端にも
よく見られます。2,3日前から一気に咲き始めています。



明治時代に中国から渡来したと言われる帰化植物。





花の形を燕が飛ぶ姿に見立てた名。
長さ1~2センチの青紫色の花を3~5個
まばらに咲かせる。
葯は黄色で、のちに黒紫色になり、
花の中でよく目立つ。

花には1センチほどの距があり、
この中の蜜腺から蜜を分泌する。
草丈は30~80センチ。
茎は直立し、
種子は黒褐色で巻貝のようならせん翼がある。


葉の切れ込みが多くセリに似ていることから、
この名がある。



 

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ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)

2018-03-24 08:06:08 | 野の花日記

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
<ケシ科キケマン属>
早春の花だ。
花の後ろの距を絡ませてひっかけ合い、
本種をジロボウ(次郎坊)、スミレを太郎坊と呼んだそうです。


この仲間の塊茎を乾燥させた漢方薬を
エンゴサクと呼んだことからこの名がある。

茎の高さは10~20センチで、
先端に筒形の花がまばらに咲く。



花の長さは1,2~2,2センチで
先は唇形状に開く。



花の色は紅紫から青紫まであり、
まれに白色もある。


花のすぐ下にある葉を苞と呼ぶが、
ジロボウエンゴサクとエゾエンゴサクの苞は切れ込みが無く、
ヤマエンゴサクには深い切れ込みがある。

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タチツボスミレ(立壺菫)とアオイスミレ(葵菫)

2018-03-22 07:29:37 | 野の花日記

タチツボスミレ(立壺菫)とアオイスミレ(葵菫)
<スミレ科スミレ属>
タチツボスミレ(立壺菫)
<スミレ科スミレ属>
山地にごく普通に生える多年草。
根生葉は長い柄があり、心形。
茎葉は上部では3角状となる。
先がちょっと尖る。
☆托葉はくし状で距がある。
匂いはない。





アオイスミレ(葵菫)
<スミレ科スミレ属>
すみれ類では一番早く咲く。
☆名前のように葉がフタバアオイのように丸い。
葉は円心形で両面に白い毛を密生する。
花後は著しく大きくなる。



花は径1,5センチほどの淡紫色または白色で、
☆上弁は反り☆側弁はあまり開かない。

私は感じで見分けるので、
すみれの違いの確証はいつも難しいと思っている。


 

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シデコブシ(幣辛夷、四手拳)

2018-03-21 08:55:45 | 木の花

シデコブシ(幣辛夷、四手拳)
<モクレン科モクレン属>
別名ヒメコブシ
落葉低木~小高木。
高さは4~5メートルになる。
白色または淡い紅色の芳香のある花を咲かせる。



花弁と萼片は区別しにくい。
どちらも長さ4センチほどの狭倒披針形で、
合わせて12~18枚ある。



集合花は3センチほど。
変種にベニコブシがある。




シデコブシは生きた化石と呼ばれるが、
実際には絶滅危惧種なのだそうだ。
この画像は公園のシデコブシなので、
園芸品がはいっているかもしれません。



名前の由来のシデコブシの四手または幣は、
花の形が玉ぐしや注連縄につけるシデ(四手)(弊)
に似ていることによる。



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