れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

紅梅

2010-12-31 05:55:59 | 野の花日記
紅梅
<バラ科・サクラ属>
今年も今日で終わる。
たいした野の花は、
東京に住んでいると、見つからないのだが
それでも、
日々綴ってこれたことに感謝。

里山に出かけることも、
少なくなって都会の公園で見つける木の実など楽しんでこれた。

また、来年も
続けていきたい。

年末、今年は紅梅が、満開のところもあった。

「俳句歳時記」春
好文木(かうぶんぼく)・花の兄、春着草・野梅・その他梅の言い方は沢山ある


  梅が香にのっと日の出る山路かな 芭蕉
   
  勇気こそ地の塩なれや梅真白 中村草田男

  紅梅やいましばらくは夕景色 ながさく清江

  夕月や納屋も厨も梅の陰   内藤鳴雪

  白光を芯に灯して梅昏れぬ  加藤耕子

  
  
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ジャノヒゲの実(龍の玉)

2010-12-30 05:16:24 | 野の花日記
ジャノヒゲの実(龍の玉)
ユリ科

山野にはえる常緑多年草。
蛇の髭(じゃのひげ)龍の玉(リュウノタマ)とも言う。

葉は線形で夏に淡い紫色の小さな花を咲かせる。
果実は
濃い青色の球形で葉の奥に実をつける。


「俳句歳時記」冬
龍の玉(りゅうのたま)
<蛇の髭の実・龍の髭の実>

竜の玉深く蔵すといふことを   高浜虚子

ここには暗き愛のかたちと竜の玉 久保純夫

竜の玉イエスの視界晴れそめし  野間口千佳

ひとり出てひとり帰るや竜の玉  石田勝彦
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マサキの実

2010-12-29 05:31:55 | 野の花日記
マサキの実
<ニシキギ科・ニシキギ属>

各地の海岸に自生するとあるが、
私が幼かった頃は、
よく垣根に使われていたものだ。
この頃滅多にお目にかからない。

公園で見つけたものは、
実が小さくてあまり元気が無かった。

6~7月葉の付け根に緑白色の地味な花をつける。

扁平形の花は、
熟すと裂けて赤い種子が現れる。


実もだいぶ枯れていた。
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ナワシログミの実

2010-12-28 05:53:10 | 野の花日記
ナワシログミ(苗代茱莢)の実
<グミ科・グミ属>

暖地の海岸近くに自生するが、
公園屋庭木にもみられる。

葉は互生し、長楕円形で革質の常緑低木。
ふちは波打って、裏面は褐色と銀色の麟片がある。

果実は長楕円形。

公園のナワシログミは、
今、実をたくさんつけている。

いつも、一番寒い時期に実をつけるから不思議だ。

春に赤く熟して食べられる頃には、
いつもすっかり摘み取られてしまう。

花は別な場所で咲いていたのを見つける。


ナワシログミの花

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ボケ(木瓜)の花

2010-12-27 05:48:02 | 野の花日記
ボケ(木瓜)の花
<バラ科・ボケ属>

バラ科の落葉低木。

中国原産で、日本には平安時代に渡来した。


広く庭木として植えられている。
野生化したものもある。

3~4月、赤や白の花を咲かす。
果実は、
楕円形で7~8月に黄色く熟す。

暖冬なのか・公園の
木瓜はよく咲いていた。


「俳句歳時記」春
木瓜の花(ぼけのはな)
<花木瓜>
冬(寒木瓜)
秋(木瓜の実)など使われる。

癌のベット白くて挿せぬ木瓜の花  榎本冬一郎

木瓜は血の暗さ雨中の反戦歌    佐藤鬼房

落日のふと寒木瓜の朱を点ず    加藤楸邨

寒木瓜の吹きさらされつ色深む   久保みどり

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ナツツバキの実

2010-12-26 05:58:18 | 野の花日記
ナツツバキ(夏椿)の実
別名シャラノキ

本来は山地に生えるが、
庭木に多い。

樹皮は帯黒赤褐色で、薄くはがれる。
葉は互生し、
倒卵形でやや硬い。

6~7月頃、
5~6センチの白い花を咲かせる。

花弁は5枚でふちに細かい鋸歯がある。

果は木質で先のとがった卵形で熟すと5裂する。


枯れた葉っぱと実
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スイセン

2010-12-25 07:03:03 | 野の花日記
スイセン(水仙)
<ヒガンバナ科・スイセン属>

暖地の海岸近くに生えるが真の自生ではないそうだ。
今では、
冬から春の花として、庭によく植えられる。

リン茎は卵状の球形。
線形の長くて平たい葉の間から、
茎を伸ばして芳香のある白い花を咲かせる。

今年、はじめて咲いているのを見つける。


「俳句歳時記」冬
  
  水仙に狐遊ぶや宵月夜      蕪村
   
  筆洗の水こぼしけり水仙花    正岡子規
  
  水仙のひとかたまりの香とおもふ 黒田杏子

  水仙花耳遠くなるまで生きました 岡本政雄
  
  


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ヒサカキ

2010-12-24 04:58:59 | 野の花日記
ヒサカキ
<ツバキ科・ヒサカキ属>

普通、暖地に生える常緑小低木。

葉は互生し、
楕円形でやや厚みがありふちに鋸歯がある。

春に枝に沿って白い地味な花を咲かせる。
果実は球形で11月~12月に
黒く熟す。
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トベラの実

2010-12-23 06:05:17 | 野の花日記
トベラの実
<トベラ科・トベラ属>
(扉・海桐花)
別名トビラノキ
常緑低木
暖地の海岸に多く自生するが、
庭木にもよくみられる。

気がつかなかったが・
枝や葉、根に臭気があるのだそうだ。

葉は枝の上部に密に互生し長楕円形で革質。
表面は深緑色で、裏面は淡緑色。

芳香のある白い花を上向きに咲かせ、
花ののちは黄色くなる。

花弁は5個。雌雄異株。

果は球形で、灰褐色に熟す。

その後、三つに裂け、赤い粘った種子をだす。
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モッコクの実

2010-12-22 05:59:56 | 野の花日記
モッコクの実
<ツバキ科・モッコク属>
常緑高木

海岸に近く生えると言うが、
よく庭木に使われている。

6~7月、白い花を下向きに咲かせる。
花弁は5個。

果実は球形で、熟すと厚い果実が裂けて、
赤い種子をだす。
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