れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

キンランとギンラン

2014-04-30 04:20:26 | 野の花日記

キンランとギンラン

キンラン
<ラン科シラン属>
山地や丘陵の林下に生える30~50センチの多年草。


毎年、キンラン、ギンランが咲くと千葉の友人が誘ってくれる。
ちょうど、見ごろであちこちに黄色い花が見られて感激でした。


葉は長楕円状披針形で互生する。
茎の先に黄色い花をつける。
花は平開しない。

ギンラン
<ラン科キンラン属>


キンランよりちょっと遅れて咲くので、
ギンランに逢えないかもと思ったが1本だけ咲いていた。



花は白く、
平開せず唇弁の基部は短く、距となって外に突きだす。


緑のフイトンチットをたくさん浴びて、
手作りお弁当はとても美味しくいただいた。

 

 

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カラタネオガタマ(唐種招霊)

2014-04-29 04:04:52 | 木の花

カラタネオガタマ(唐種招霊)
<モクレン科オガタマノ木属>

暖地の神社や庭に植えられる常緑小高木。


高さ3~5メートルになり、
若枝や葉柄に褐色の毛がある。
葉は楕円形または長楕円形。

花は直径3センチほどで、
バナナのような甘い香りがある。
花弁と萼片は黄白色で、ふちは紅色を帯び
内側に紫紅色のぼかしがある。

この種だけ紅色が濃い花だった。


 

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ナガミヒナゲシ

2014-04-28 05:29:17 | 野の花日記

ナガミヒナゲシ
<ケシ科>
東京では何処にでも見られるようになった。
一日花だが次々に咲くので風に揺れている風情などは
綺麗に見える帰化植物。


 

長い花茎を伸ばし橙色の4弁花をつける。
果実が細長い事からナガミヒナゲシの名がついた。

下は白抜けしたナガミヒナゲシ
時々、シロバナも見かける。

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コメツブツメクサ

2014-04-27 06:27:05 | 野の花日記

コメツブツメクサ
<マメ科シャジクソウ属>

公園の荒れた芝生の中に生えていた。
図鑑には1年草とあったが、毎年この場所でのみ
コメツブツメクサが見られる。




ヨーロッパ原産の帰化植物。
葉は3小葉からなる。
小形で黄色の蝶形花は多数が密生してつく。
花は3~4ミリ、短い柄がある。

似たものにコメツブウマゴヤシと言うのがある。

 

 

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マツバウンラン

2014-04-26 05:44:18 | 野の花日記

<ゴマノハグサ科>
帰化植物の越年草。


この頃、東京の道端などにもよく見られる。
群生すると綺麗だ。



茎は基部で分岐して高さ50センチほどになる。
葉は線形で、はじめはロゼッタ状に重なるが
後には互生する。

花は直径1センチほどの紫色の花を穂状につける。



他に花冠の長さが12ミリほどになるオオマツバウンラン
花が黄色のホソバウンランなどがあり、
時に白花もみられるそうだ。



 

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ムラサキサギゴケ

2014-04-25 06:00:52 | 野の花日記

ムラサキサギゴケ
<ゴマノハグサ科サギゴケ属>

湿り気のある水田の畦などによく群生する多年草。


葉は根本に集まり、
横に這う枝を出して地面に広がる。
根元の葉は倒卵形で、
ふちには不揃いのあらい鋸葉がある。
花は紅紫色の唇形。

群生するので見事だ。

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オオカワジシャ(大川萵苣)

2014-04-24 04:07:31 | 野の花日記

オオカワジシャ(大川萵苣)
<ゴマノハグサ科クワガタソウ属>

ずっとクワガタソウかと思っていた。
実は帰化植物の多年草だった。


湿地に生え、川岸や水田の畦などに見かける。
在来種のカワヂシャを駆逐しつつあり、
特定外来生物に指定されているそうだ。

直径5ミリほどの淡紫色~白色の4深裂した花を多数つける。

葉は濃い緑色で長楕円形から披針形、
対生し葉柄は無く、茎を抱く。


 

 

 

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スズメノエンドウとカスマグサ

2014-04-23 05:00:27 | 野の花日記

スズメノエンドウとカスマグサ

スズメノエンドウ
<マメ科ソラマメ属>

葉は羽状複葉。
花は白色で3~4ミリ

カスマグサ
<マメ科ソラマメ属>

花は淡青紫色で小さな花だ。
はじめ、スズメノエンドウの色違いかと思った

カスマグサの方が花の形が小さくても
しっかりマメ科の花をつけている感じだ。


里の花は知れば知るほど面白い。

埼玉の里山にて

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ホウチャクソウとナルコユリ

2014-04-22 06:29:12 | 野の花日記

ホウチャクソウ
<ユリ科チゴユリ属>
山地や丘陵の林内にはえる多年草。
茎は上部で枝分かれし、
葉は長楕円形で、
花は枝の先に1~3個つき垂れさがる。


花は筒状で平開せず、
白色で先端が少し緑色を帯びる。

球形の実は黒く熟す。


和名は宝鐸草(ほうちゃくそう)で、
花の形が寺院や五重塔の軒に下がる宝鐸に
似ていることから。

ナルコユリ
<ユリ科アマドコロ属>

和名は鳴子百合で、
花の並んだ姿からつけられた。


斑入りのナルコユリ


 

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チゴユリ

2014-04-21 06:29:32 | 野の花日記

チゴユリ
<ユリ科チゴユリ属>

山地のやや明るい林内に生える多年草。



葉は長楕円または楕円形で質は薄く、
茎の先に1~2個の花を垂れてつける。

花披片は白で、花後は球形の黒い実をつける。



和名の稚児百合は、その姿が小さい事による。

新宿御苑にて



 

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