◆江田島にて2月19日実施予定
海上自衛隊の発表では、2月19日、広島県江田島市の海上自衛隊幹部候補生学校において第43期一般幹部候補生114名が卒業式を迎え、外洋練習航海に出発するとのことです。
卒業式は1040~1135時に行われ、赤煉瓦の幹部候補生学校から候補生、教官が見送る卒業式見送りが1320~1350時に行われるとのことです。これに続く外洋練習航海は、2月19日に江田島を出航、大韓民国平沢、フィリピン共和国マニラに寄港し、3月20日に帰港するとのことです。
外洋練習航海には、第11護衛隊司令の伊藤誠1佐が指揮を執り、護衛艦しらゆき、みねゆき、せとゆき、が参加します。しらゆき、みねゆき、は満載排水量4000㌧、せとゆき、は満水排水量4200㌧の護衛艦で、三隻は対空対潜対水上の各種装備とヘリコプターを搭載するガスタービン推進艦として12隻が建造された、はつゆき型護衛艦です。
海上自衛隊の任務は年々世界規模で拡大し、その責務に応えるべく、新鋭艦による近代化を進めていますが、海軍機構にあって最も重要なものは、人材であり、困難に打ち勝ち、遠い洋上において限界に打ち勝つことのできる乗員によって艦船や航空機の能力が最大限に発揮できるわけです。その資質を伸ばすために卒業式とともに外洋練習航海に出航するとのことです。
HARUNA
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