◆防衛省発表、富士総合火力演習本年も一般公開
防衛省によれば富士総合火力演習は今年度も一般公開されるとのことです。
火力演習富士総合火力演習 (陸上自衛隊サイトへ)(別ウィンドウを開いて表示します)平成23年7月1日(金)応募締切です。 年に一度、東富士演習場で陸上自衛隊部隊の火力や装備を展示する公開演習です。平成23年度は、8月28日(日)に行います。http://www.mod.go.jp/j/publication/events/index.html
今月2日に今年度実施予定陸上自衛隊主要演習の概要がようやく発表されていたのですが、続いて防衛省HP本日7日の更新で富士総合火力演習の実施が掲載されていました。本年は東日本大震災の影響もあり、実施されるか、そして特に一般公開されるのか、というところを注目していたのですが、例年通り八月末日の日曜日に一般公開を行うと発表されていました。
富士総合火力演習は本来教育演習として隊員や駐在武官等に公開されるのですが、一ヶ月間の演習の一部が一般に公開されます。一般公開されるほぼ唯一の実弾演習で、見学希望の方は応募手順に沿って応募、抽選で見学することが可能です。東富士演習場畑岡地区において、戦車や火砲、航空機や各種ミサイルによる射撃が展示され、毎年倍率の高い抽選に当たった三万人以上の方々が見学します。
これは個人的な考えなのですが、本年は東日本大震災があった年です。八月までに復興の目途が立った場合ですが被災地の方々、特に青少年を中心に希望者があれば移動を含めた駐屯地での生活体験と併せて富士総合火力演習を見学できるようなものがあってもいいのかな、と思ったりもする次第です。
北大路機関:はるな
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