イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

冬の奈良・京都にひかれる!!!

2010-02-09 | 第四章「愛とゆるし」

 6日から8日(昨日)まで、奈良・京都を車で回ってきた。車の行動力を生かして(カーナビも有難かった)、宇治、平等院をスタートに、飛鳥の高松塚古墳、天武・持統天皇陵、文武天皇陵、桜井の安部文殊院、箸墓古墳、黒塚古墳、薬師寺、東福寺、東寺と回った。

 昨年一年、京都、奈良を訪れなかったこともあったが、最近、日本神話やギリシャ神話の冥界のイメージが、ちょっと不健康に広がったり、亡くなった方のことを思い浮かべたりして、こころの大黒柱の揺らぎを感じていたこともあった。

 歴史や昔の人のことを知ることで、こころの平安を得ることもできる。Aさんからお教えいただいた、ご朱印帳を携えての神社・仏閣周りは、こころの静けさをもたらした。私の祖先もきっと、お参りをしたと思うと何とも言えない。すがすがしい気分で帰ることができた。感謝である。

 さて、先日U先生の勉強会でお話をしたときに、福祉施設て、「ワシが死んだらどうなるのだろうか?」と聞かれたときに、どうするかという雑談が気にかかっていた。死んだらどうなるかは、不可知論のテーマであり、基本的には判らないことである。ただ、その回答をどう持つか、何を信じるかは極めて大切な人生のテーマであり、誰も避けては通れない。

 日本の神話、日本人の長い長い期間語り継がれた、イザナミ・イザナギの冥界の話は私を含めた日本人に大きな影響を与えているに違いない(今でも)。それが、何か私を飲み込んでいるようで、このところちょっと変であった。

 さて、今回の旅行の最初に行った、平等院(拾円玉のデザインで有名でもある)。今まで、3度行ったことがあった。今回は、初めて深く感動し、驚き、何か吹っ切れて幸せな気分になってしまった!(続く)

(感謝の領域<日本の歴史> 22/60)

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