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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

こころを開くことを時に意識してみよう!(時間と空間の旅 ②3/10)

2014-02-10 | 第一章「意識と知覚」

 臨床心理系の心理学も様々な学派があり、それぞれが講座や勉強会を開催している。私は、U先生の「生き甲斐の心理学」の勉強会に参加したり開催したりしているが、ときどき、そんな活動をしていると言うと、いろいろな反応をいただく。

 臨床心理系の勉強会はさまざまあり、その評価は肯定的なものもあるが否定的なものも多い。中には参加して傷つけられたとか、もう二度と行きたくないという方もいらっしゃる。大会社での研修などでもあるようだが、学派(臨床心理学の学派は主だった流れとして8つあると言われている)によってはかなり厳しく人の成長を促す内容もある。ただ、U先生の「生き甲斐の心理学」は愛を大事に、人を大事にすることを最優先にしているので恐ろしい話は皆無だ。

 「生き甲斐の心理学」の勉強会は通常2つのルール(暗黙のこともあるが)の下で行われている。ひとつは「他の参加者を批判しない」。もう一つは「守秘義務を守る」。である。そして、勉強会の世話人は専門的に言うとロジャースの6条件を大事にしている。この6条件はロジャースが心理療法の必要にして十分な条件として有名で、どんな人にも適応できるので有名である。

 さて、今月も毎週のように勉強会に参加したり開催したりしているが、はじめて勉強会に参加された方も含め、だいたい共通の印象は、参加者同士が短時間に心を開きあい、何でも話せるようになるような暖かい雰囲気である。

 時には家族以上に心を開き、何か魂の会話といったらよいか、そんな場面も時にはある。

 そうした場では、参加者の多くが心を開き、講師(世話人)ですら、沢山の気づきをいただき、どちらが講師かわからなくなる時もあるのだ。

 普段はあまり意識しないが、個人の長大な歴史や活動空間に触れたり、そして、参加者の数だけそれがあるので、実に不思議なときだ。

 日常では、鎧兜状態(防衛機制を張り巡らす)が多い。如何に親しい仲柄といっても、防衛機制をはったり解いたりの日常でもある(例えば、お金の話になると、突然防衛機制をはったり(笑))。そんな中、それ故かもしれないが、意識してこころを開く体験をすることは大事だと思うし、それにより多くの気づきが得られる。まあ、6条件とかは訓練が随分必要だが、「批判しない」。「守秘義務を守る」。は意識すれば誰でもできる。

時間と空間の旅 ②3/10

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