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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

大雪から回復する・・・(時間と空間の旅 ③ 1/10)

2014-02-18 | 第一章「意識と知覚」

 昨日も昼に大栗川沿いを散策した。一昨日の日曜からみても、随分雪が溶け川の増水もおさまってきたようだ(昨日のブログの写真と比較あれ)。

 自然には、不思議な回復力がある。ホメオスシタス(恒常性)というのだろうか。人や動物も怪我や病気になったときに、不思議に自然治癒力というかを得て治っていったりする。地球も、そういうところがあって、大雪のあとには、それを元に戻す力があるようだ。大気の酸素濃度などが不思議に一定に保たれるのも地球が生きていて、回復力を持っているからなのだろう。

 さて、雪道を転ばないように歩いていると(祈ったり妄想したりせず)、不思議に様々な足跡が目に入る。女性の靴跡、男性と思われる靴跡。犬の足跡・・・余り楽しいので思わず写真を撮ってしまう。

    

 陰と陽、作用と反作用・・・まあいろいろあるが、跡というものは面白い。

 こころの世界でも感情などは典型的だ。友好的感情をもっていたのに期待を裏切られると怒りが生じる。怒りは、何か友好的感情を回復するための反作用のようだ。

 また防衛機制も、そのような不思議なこころの仕組みのようにも見える。混乱する心のバランスを保つために防衛機制は存在している。そして、その典型的な一つが反動形成であり、この作用と反作用ではないが普段とは違って極端に走ることも。

 幼稚園から小学生低学年のころ、私は随分、この反動形成を学んだように思う。自分の行動に対する他者の反動形成(先生に噛みついて、後でしかえしされたり)。他者の行動に対する自分の反動形成(身体が小さかったが相撲が好きだった)。喧嘩も防衛機制の学習という意味で大事だと思う。

 黙って我慢するのではなく。行動すべき時は行動する。とは言っても、他者を傷つけることは余りよいことでもない。自他肯定的でからっとした喧嘩が望ましいが、なかなか難しい。 

時間と空間の旅 ① 1/10

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