イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛を感じる!(時間と空間の旅 ③ 5/10)

2014-02-22 | 第一章「意識と知覚」

 昨晩は、10年前まで勤めていた某社のOBの集まりで久しぶりに旧交をあたため楽しんだ。本来は10年以上のギャップがあるにも拘わらず、Facebookでやり取りしていた人も多く、時間の隔たりもほとんど意識することもなかった。

 旧交をあたためるという言葉は、本当にそうだなと思う。ちょっと気障な言い方かもしれないが、お互いを思いやる暖かさというか愛というか、そんなものを感じてしまうのだ。

 さて、話は変わるが、日々の暮らしで愛を何となく感じる人は多いと思う。それは神仏の愛であったり、人と人の愛であったり、ペットとの愛であったり、綺麗な花や月との愛であったりする。今の自分は、そういう森羅万象の中で様々な愛を感じ幸せものだと思うが、振り返って人生を思い出すと、そうでない殺風景な世界に放り出されたような時もあったようだ。

 変な話だが、周りは敵のようで親しみがわかない。そして、他人も敬遠するのか、ますます孤独になってしまう。

 こんな時に、氷を解かすように、暖かい言葉を頂いた経験もある。そして、芯から感謝するようになったりして回復していく。

 心の防衛機制で投影ということがある。愛を感じるのもこの投影と関係があるようだ。先の私の二つの状態、愛を感じるときと、愛を感じにくいとき。これは他者がどうのというより、自分の心の状態だと今は思う。ブログで、もう少しこの投影を考えてみたい。

 因みに、今は黒岩重吾氏の「天翔る白日」(小説大津皇子)を読んでいる。この小説では持統天皇は脇役であるが、持統天皇を描く小説はいろいろ読んでいる。持統天皇を悪役や気味の悪い人として書く小説家もいるし、反対に良い人、偉人として描く人もいる。昔の様々なデータはかなり解釈がばらつき、小説家自身の投影の問題もあるようだ。もちろん自分の解釈・投影もあり。妄想を楽しんでしまう日々なのである。

時間と空間の旅 ③ 5/10

人気ブログランキングへ <・・クリック応援いつも感謝しています o(^▽^)o