今年、ようやく初めて映画を観てきました。
いまさらながらの『君の名は。』(爆)。
公式サイト:映画『君の名は。』公式サイト
当初は男女の人格が入れ替わる古典的なストーリーかと
馬鹿にしていたのですが、ただそれだけではないようで。
また、新海誠監督へのインタビューで、2011年の東日本大震災を
意識して作ったということで、興味を持った次第。
そして、まだワタシの行く映画館で年を越しても
1日5回上映しているというので、この際、観てみようと。
以下、映画の感想。
映像が綺麗という評判でしたが、たしかにそうかな、と。
新宿近辺の描写はリアリティがあって興味深かったですが、
大口径レンズで撮影したビデオ映像を
そのままアニメに書き起こした感じが多過ぎて、やや辟易。
ストーリー前半はありがちな人格の入れ替わりでのとまどいの描写。
ところが、彗星が落ちてくる段になって一気に様相が変わります。
その後のストーリーはネタバレを控えますが、
あえて言うなら人格の入れ替わりで時間がズレているところがキモ。
ここがストーリー上、理解に苦しむ部分があったのですが、
一方でストーリーに重厚感を出すキモとなっています。
最後はハッピーエンドとなって、むしろ物足りない感じがしました。
とはいえ、なかなか楽しめた映画でした。