本当は国立西洋美術館のレストランで
『ル・コルビジュエ プレート』なる料理を楽しみたかったのですが、
あいにく結構な人が並んでいたので諦めて美術館を出ました。
で、新宿まで戻ってしばらく用事で歩き回った後は『KIRIN CITY』。
昼といっても3時前で、ランチタイム終了間際の店もあったので。
ここは絶対ビール飲めるし(笑)。
で、まず注文したのが『ハイネケン』と
「最上川ポークの冷しゃぶ ネギのピリ辛和え」。
それぞれ単品で注文すると1,160円ですが、セットで980円。
ビールにはグラスがつかず、ラッパ飲み。
冷しゃぶはそれなりに美味。暑い夏にグーです。
それだけでは足りないので追加注文したのが
「タパス盛合わせ4種」(680円)。
左から なめこマリネ、たこきゅう、ピクルス、ポテサラ。
酒のつまみとしてはなかなかグー! 野菜が多いのもグー!でした。
東京滞在でヒマなのも今日まで。
11時半までホテルでボケボケして、暑いさなかに出かけたのは
国立西洋美術館。『松方コレクション展』を観るためです。
国立西洋美術館:国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展
そもそも国立西洋美術館は松方幸次郎が集めた西洋絵画のコレクションを
収蔵・展示するために造られた美術館。
個別の絵を観たいというより、国立西洋美術館を設立するに至った
コレクションがどんなものかということに興味を持ちました。
ちなみに松方幸次郎は松方正義(明治期の日本において
内閣総理大臣を2度務めるとともに大蔵卿、大蔵大臣を
長期間務めて日本銀行を設立したり、金本位制を確立するなど、
財政通として財政面で業績を残した。Wikipedia)の息子で
川崎造船所(現・川崎重工)の社長で、第一次大戦時に
造船で巨万の富を得て、そのカネで西洋絵画を買いまくったそうです。
その数は3,000点にものぼるのですが、昭和金融恐慌により
造船所は経営破綻。コレクションの一部は売却されました。
さらにイギリスの倉庫にあった約1,000点の絵画は
倉庫の火事で焼失。また、フランスにあった絵画は
第二次大戦時に敵国所有物としてフランス政府に接収。
戦後、国立西洋美術館を設立することを条件に
「寄贈返還」(フランスは「寄贈」という表現にこだわった)。
しかし、特別価値のある作品は返還されなかったとのこと。
さて、前置きが長くなりましたが、コレクションは
モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、ゴーガン、セザンヌ、ロダンなど、
西洋近代美術のビッグネームがたくさん。
ワタシ的に気に入ったのは・・・
・チャールズ・ネイピアー・ヘミー『水雷艇夜戦の図』
・エドヴァルド・ムンク『女』
・ルノワール『アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)』
あたりです。
なかなか満足の展覧会でした。
JICAの後は新宿に立ち寄って、午後3時にはホテルに戻りました。
本当は美術展に行きたかったところですが、暑すぎてギブアップ(笑)。
明日に持ち越しです。
部屋で缶チューハイを呑んだくれて少し寝た後、TV。
22時ごろにごそごそと外に出て晩酌のお店探し。
で、結局、百人町交差点のところにある『大衆ラーメン酒場 桔梗』に入ることに。
24時間営業で、ラストオーダーを気にする必要がなかったので。
まずは角ハイボール(330円)。
「ワカウキン(ミャンマーのポークソテー)」(380円)。
揚げ焼きのようなポークトテーに何かのハーブが散らしてあり、
ケチャップのようなもの(ケチャップ?)にディップして食べます。
意外にもケチャップがいい仕事をしています。
自宅でもできそうですが、ケチャップとの組み合わせは新鮮でした。
「炙りレバー刺し」(480円)。
すりおろしニンニクとネギでいただきます。これも美味。
「シロコロホルモン」(550円)。
脂身の甘さがたまりません!
「ホッピーセット」(380円)。
こーゆー大衆居酒屋だとホッピーが似合います。
「つまみオクラ」(290円)。
オクラを麺つゆのようなものに漬けたもの。
このお店は野菜系のメニューが少ないので
コレを注文してみました。
「ヤンゴン玉子焼き」(480円)。
平べったく四角いオムレツのようなもので、
中には玉ねぎが入っています。
食べてみたら、味付けが結構濃いめ。
健康には悪いかもしれませんが、酒は進みます(笑)。
トータル2,980円。内容の割には安上がりに収まりました。満足。