久しぶりの映画。『るろうに剣心』も観たいところでしたが、まずは『HOKUSAI』と思って。
公式サイト:映画『HOKUSAI』公式サイト 気持ちを込めて公開中
才能はあるが売れない絵師の北斎が浮世絵版元の蔦屋重三郎(阿部寛)に見出され、
喜多川歌麿(玉木宏)や東洲斎写楽(浦上晟周)との関わりで苦悩するのが「壱の章」。
蔦屋重三郎役の阿部寛の演技が素晴らしく(江戸時代の人にしては身長が高すぎるが。笑)、
また4者のからみが面白く、後半に期待を持たせてくれます。
が、「弐の章」「参の章」「四の章」は正直なところ面白くない。
「弐の章」後半で柳亭種彦の名前が登場しますが、この時 北斎はまだ青年期後半。
ところが「参の章」で老年期に入った北斎(田中泯)種彦と関わりを持つものの、種彦は若い(永山瑛太)。
そこに違和感を感じてしまいました。それとも種彦は少年時代から文筆活動をしていたのか?
また、老年期の北斎は脳卒中で右腕が残るのですが、「四の章」では普通に筆を運んでいるのはナゼ?
あと、「ベロ藍」(ペルシアンブルー)の絵の具を得たと思われるシーンでは、
絵の具を頭からかぶるのですが、そんなことするか?
そもそもこのシーンには会話やナレーション・キャプションなど一切ないので、
知らない人が見ても、ただ演出的に撮られた意味不明の映像でしかないのでは?
種彦が絶命するシーンはちょっとグロすぎ。
エンディングのシーンも演出が強すぎて、ワタシには好ましく思えませんでした。
そんなワケで、期待が大きすぎただけにワタシ的には★1つ。
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