田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

冬を想わせる寒さ 生き物はどういう防備をするのだろう

2009年10月17日 | 日記
10月17日(土)曇り  昼前に陽が射す 午後 雨  寒く冷たい空気

昨日までの青空は何処へ行ったのか、朝から低く垂れこめた雲が一層寒さを感じさせる。
段ボールで堆肥化する生ごみを持って外へ出ると以外にも暖かい。
庭では紅葉した錦木が既に葉を落とし始めているが、その奥のヤマボウシは最盛期を迎えている。
集落を囲む山のカラマツも夏の深い緑から黄色みを帯びて、黄金色になるのも直ぐ近くのことだろう。


生ごみがを入れたプラスチックの箱を洗い水を切る間に庭を一回りしてみた。
どんよりした雲から僅かに射した陽を受けてナツハゼの実が映している。
黒い実の皮は弾けるのか切れ目が見えているが・・・・


井戸端の先には畑に残された唐辛子が赤くなって見える。
既に2回も収穫してオリーブオイルに漬けこんだ瓶が3本もあるが、次の収穫のものは何に加工したら良いのだろう。
寂しくなった畑に赤く色づいたものが見えるのは嬉しい。


昼過ぎには明るくなった空も再び黒い雲に覆われた。
雨が降るのだろうか・・・・・
雨が降れば庭の紅葉した葉は一気に落葉するだろう。
雨が降る前にもう一度外へ出て見ると、家の北側にある白い花を咲かせたアジサイが紅葉している。
葉はもちろんのこと、花が赤く変化しているのがよい。
しかし、そこにはまだ身体を碧のままのアマガエルがいた。
お腹を膨らませているのを見ると充分に餌を得ているのだろう。


畑の脇まで行くとアカトンボが葉の落ちた草の茎に止まっていた。
陽が射さないとこれほど寂しい表情をするのかと思うほどにうなだれている。


その下ではマツバギクに来ているウラナミシジミも翅を痛め辛そうだ。
秋が深まるごとに数を少なくする蝶、これまでに身体を張って生き抜いて来たのだろう。


庭の先のナツハゼは既に紅葉した葉が黒ずんでいたが、葉の裏にキチョウがいた。
これも翅には傷が沢山あり千切れている、冬に向かって最後の力を絞り葉にしがみついているように見えた。


雨が落ちてきたようなので家に向かうと玄関わきの既に花が終わりかけているツワブキに見慣れない蝶が来ている。
瞬間的にカメラを構えシャッターを押したが3枚目には姿がなかった。
何という蝶なのだろうか・・・・雨も降り方が激しくなり再び姿を見ることができるのだろうか?

               ≪この蝶の名前 教えてください≫
コメント (6)
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