田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

台風一過とはいかないが ・ ・ ・ 青空が嬉しい

2009年10月27日 | 日記
10月27日(火) 朝陽が眩しい 青空が見える嬉しさ 久しぶりの晴れ

青空を二日も見ないとなんとなく鬱陶しくなるが、雨は雨でそれなりに良さも発見する。
しかし、どうしても晴れてないと困るのは秋の景色だろう。
春の桜は雨でも風情があり地面に落とされた花びらが蛇行して流れる雨水と共に動く様はよい。
昨日のブログでは無理やりに濡れた白樺を載せたが・・・・あれは戴けない。
今日は濃い青空が広がってきた午後に白樺の元まで行ってみた。
昨日の雨で大方の葉が落とされたがそれはそれで、青空が見えるのでよい景色が作られている。


台風が過ぎたあとは一面の青空が広がるのが一般的のようだが、それは風も風も激しく吹きまくったときの現象だろう。
信州へ移り住んで台風で酷い風だったということはない。
太平洋側も日本海側もそして西の岐阜県との境も高い山に囲まれている東信州のこと台風一過には御目にかかれない。
今日も雲が次々に流れ浅間の山麓をキャンパスのようにして黒い影を描いている。
雲を見ているとそれほどの速さではないが、地上の山麓の影は鳥が飛ぶような形やクジラのようなものがどんどん流れていく。


午後は頼まれ仕事を優先してPCにかじりついているが、先にやらなければならないことがどんどん遅れている。
北の窓から西日が射しこんでくるが3時を過ぎるとその西日も直ぐに山陰に閉ざされてします。
午前中に陽が当たっていた畑の西側の山との境の木々をもう一度見に行く。
思ったとおり太陽が当らないほうが黄色に変化した葉の色が深く見えるのが美しい。
全山見渡す限り錦の紅葉やモミジの赤や目薬の木の派手な赤も良いが緑が黄色に変化する様が素敵だ。


庭の地面近くに眼を向けると黒龍の実が丸く大きくなっていた。
春に咲いた紫の花が終わり緑の細長い実が夏には浅黒く変化していた。
真冬の雪の中で春を待つには実を太らせて寒さから種を守るのだろう。


ハマナスに実ができているのではと探すが一つも見当たらない。
狂い咲きの花が一つだけ白い花を見せているが・・・既に黄葉した葉が見える。
何かが動いたように見えたので探すと越年トンボがいた。
レンズを向けると首をぐるっと廻し一瞬だけ眼があったように思えた。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする