田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

暖かすぎる 10月の末 小春日和とでも云うのか

2009年10月29日 | 日記
10月29日(木) 靄   暖かく風もない一日 

昨夜の天気予報で濃霧注意報を流していた。
明るくなるに従い霧と云うよりは靄のような霞がかかっている。
太陽の光も柔らかく目覚めには物足りないと云われそうな穏やかな朝陽だ。
脱穀で稲穂を取られた藁は束ねた元を上にして三角に並べてあり、その影も何となく弱い光の影を落としている。


昼過ぎに玄関わきに赤茶色の姿が見えたかと思うと直ぐに飛びだしていく姿があった。
後ろ姿から背中に白い斑点が二つ見えるジョウビタキだ。
今年は姿を見せるのが早いような気がするが、10月の末を迎えるのに暖か過ぎるようなきがする。
人懐っこいジョウビタキ、窓の近くまで来るので冬の間が楽しみだ。
ヤマボウシは赤く紅葉した葉を全ておとしたところへジョウビタキが姿勢よく止まった。
落葉するのを待っていたかのようなタイミングだ。


太陽が西に傾きかけると今まで逆光で秋いろをハッキリさせなかった崖の上のケヤキ・・・・
背景のカラマツも僅かに色の変化を見せているが、何という欅かはわからないが毎年美しい姿を見せてくれる。
しかし、この崖の地質は泥炭が多く含まれており太平洋戦争中には燃料の確保として炭鉱のようにして掘り出したと云う。
厳冬期には沁み込んだ水が氷となり解けるときにボロボロと固まりになって落ちている。
いつの日にかは上の欅も落ちるのではないかと毎年春の話題になっている。


4時を過ぎると陽が陰り急に空気が静かになる。
浅間山は朝からの靄が取れずにボンヤリとしながらも噴煙を南へ靡かせている。
裾野の紅葉した木々の色がボンヤリと茶色に靄を染めているようにも見える。
来週には浅間の戴きも雪に覆われるようになるのだろう。


午前中は薬局へ行き昨日頼んでおいた目薬を受け取ってきた。
明日には玉ねぎの苗が届くと云うが・・・・
苗を植えるのはなるべく硬い場所が良いと云うことから自然農法にも挑戦してみたい。
肥料も薬もやらずにコンパニオンプランツで乗り切ってみたい。

午後は家の周りの板壁を塗り直すための見積もりに業者が来た。
10年目に入り雨と風と直射日光が当たるところはだいぶ風化されているように見える。
塗る必要が有るのか無いのか?
とにかくメンテナンスができなくなるようでは困るのだから・・・・

夜は7時から町の≪ふれ愛むら環境フェア≫の最終的な会議があった。
しかし、事務局任せの進行を見ていると何も決まらないうちに時間が過ぎていく。
あきらめムードの出席者・・・仕方なく閉会後に環境部門だけが残って打合せをした。
大成功に終わらせたいのだが・・・ 
コメント (4)
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