田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

暖かい日の 公開講座は初めてのことだ

2010年03月14日 | 日記
3月14日(日) 晴れ  暖かい 風もなく穏やかな一日

毎年この時期に町の歴史をテーマにした『町民歴史公開講座を』を開いている。
開いていると云っても俺が開くわけではなく・・・・
会員数27名の『たてしな歴史研究会』が主催となり、後援は町の教育委員会が担ってくれている。
実際には後援をお願いしながらオンブにダッコと虫が良い話だが・・・
会場の使用料、拡声装置、レジュメの印刷、そして、看板の印刷までお願いしている。
これらは教育委員会の担当者YK氏の“痒いところに手がとどく”を絵に描いたような手厚いホローに助けられている。


俺が会場に着いたのは12時少し前・・・ まだ誰も来ていない。。
少し早いが会場の机と椅子並べなど、できることをしているところにYK氏が到着。
印刷した看板、レジュメ・・・等を段ボールに入れて持って来てくれた。
大方の準備ができたのは1時少し前だった。
会員もぼちぼち来ても良いのでは?と思い・・・控え目にY氏に今日の集合時間を尋ねると13時だという。
俺は1時間前が集合時間と勘違いしていたが・・・会員へ案内ハガキを出したのは俺なのだからどうしようもない。


2時開講と云う前には既に用意した席は埋まり、遅れてきた人を含めて64名が受講してくれた。
今回の講師は前町長の遠山氏、地元の歴史には詳しく地域史研究家と紹介している。
町長になる前には役場の職員として、隈無く町内を歩き、石仏や集落のなりたちなどの著書がある。
今回のテーマ『中山道と芦田宿の成り立ち』と題して・・・・
遠山氏の幼少の頃の芦田宿が時代の趨勢で形を変えて来たこと
江戸から続いた景観を時代に合わせ請われる侭に変えた行政のことなどを惜しむ口調がよかった。
氏特有の人なつっこく、立科の言葉を織り交ぜながらの話術は楽しかった。
2時間たっぷりの後援は分厚いテキストに沿っての有意義な物だった。


閉会してから会員での懇親会は短時間ながら楽しい話題で盛り上がった。
家に帰るとMは他のボランティアで出かけていたが先に帰っていた。
キッチンでは地元産小粒のイチゴが店に出だしたと云いながら・・・
イチゴ大福が並び始めた・・・ 
春の香りがする大福・・・・この大福たち立科の風に乗って何処へいくのだろうか??
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする