田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

煙が目に滲みる 誰の化身だろうか

2009年10月15日 | 日記
10月15日(木) 快晴 寒さは差ほどでもない 冷たい風が心地よい

ストーブのマキ作りも目処が立ち、リンゴの収穫を終える12月にはまた新たな樹を運んでこなくてはならない。
切るものと割るものを少し残したところで細かい端切れやおが屑を片づけることにした。
先ずは集めてある木端に火を着けて大鋸屑を周りに山にした。


細かい枝やおが屑は畑のわきに積んでおいて堆肥にするのがベストだが・・・・
樹についている虫がいるのでこの虫が周りの畑などで悪さをすると困るので焼却することにしている。
片づけると云うよりも多くは時折強い風が吹くと炎があがり他のものについてもいけないで火の番をする。
しかし、煙は人に見られるのが嫌なのか周りに腰かけると必ず煙がこちらに向かってくる。
だからと云いて反対側に座れば同じように煙も後をついてこちらに向かってくるのだ。
仕方なく裏の方を一回りすると9月にはまだ青かったインク草の実が黒く熟し太陽の光を受けていた。


東の崖の上に行くと眼科に広がる田では稲刈りが始まっていた。
先週の連休には一家総出で稲刈りをしていた姿をみたが、今日のは姿が違う。
大きな機械を2台使っているが稲を加えこむと機械の中で籾を取り分けて稲藁が束になって出てくるのだ。
畦では田んぼの持ち主が機械の動きを見ているだけだで、一昔前に比べると楽になったのだろう。


焚火を見ては稲刈りを上から眺めていたが・・・Mが仕事から戻ってきて直ぐに飯だと云う。
今日は“炉端でお昼”と洒落たいところだが煙が云うことを聞いてくれるかが問題だ。
畑で採れたジャガイモ、玉ねぎがたっぷり入ったベーコン仕立てのスープとおにぎりだった。
焚火の脇にそーっと運んで行くと直ぐに煙がこちらに向かってきた。
やはり煙は云う事を効かないようなので・・・・少し離れた井戸端で昼飯となった。


食後は一年くらい放りっぱなしにしておいた虫が食った太い木をどけた。
ここにはおが屑や木端が沢山積もっていたので去年は蛇がいたので用心しながら作業をした。
太い樹を起こすとなんと茶色緑のようなネズミが二匹いた。
彼らも驚いたようだ・・・・咄嗟に近くの水路伝いに近くの枯葉がカサカサ音がしたのでそこへ逃げ込んだのだろう。
http://www.tbs.co.jp/seibutsu/zukan/mam/htmls/mam_25.html

おが屑は既に腐葉土に化していたので畑に撒いた。
木端は焚火のわきに置き乾くのを待つ。
火の番をしてから夏には白樺レストランでにぎわったところへ行ってみると。
イヌタデの背の低いところにシジミチョウがいた。
タテ食う虫も好きずき とあるタデとはこの花のことだろうか?
アカマンマで通じる草なのだが・・・・・


直ぐ横ではベニシジミがノコンギクに来ている。
秋の蝶たちも一年の終盤を迎えているのか?それとも越冬するのだろうか?


焚火へ戻る途中にバラが最後の蕾を開き架けていた。
既に花を食べるカナブンも姿がなくなり安心して花を開くことができるだろう。
換算の差が大きくなった今は赤の色が一層鮮やかに見せてくれう。


3時半になって最後の片付けを終えて箒で履くと広くなったように見える。
焚火も大きな樹は少しだけ形を残しているが如雨露で水をたっぷりかけると煙も湯気も立たなくなった。
文字道理の“火のないところに煙はたたず”だろう。


家に入り燻り臭い身体を風呂で落とし、夜7時からの会議の資料に目を通した。

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昔のことが蘇える季節 やはり秋なのだろう

2009年10月14日 | 日記
10月14日(水) 曇り  日中は日がでる 夕方 雨

昨日のマキ割りの作業を終えた時には暗くなっていたので、点検のために外に出た。
割ったまま並べたマキに懐かしさを感じさせる蛾が止まっていた。
何が懐かしいか?と云うと・・・
翅の文様と同じノルディック柄のセーターを俺はどこへやってしまったのだろうか。
セーターの季節だから俺の目の前に現われた訳でもないだろうが・・・・
ふっと昔のことが蘇える季節 やはり秋なのだろう。



太陽が雲に閉ざされていたが青空が広がり太陽の光が眩しい。
近くのマキの上にはいつものシータテハがゆっくりと翅を広げる動作を繰り返している。
脚が白く見える・・・・今まで気がつかなかったが、は防寒の意味から白いハイソックスに履き換えたのだろうか?


11時に歯医者を予約してあるの7分前に家をでる。
余裕を持って町内にある歯医者に着いたが、俺は始めてのところだ。
立科に移り住むことに合わせて全ての歯をオーバーホールしたが、既に左の上の歯は駄目になっている。
どこの歯医者に行ったらよいのか判らないまま時がたってしまった。

直ぐに診察室に呼ばれ、好印象の歯科医がテキパキとわかりやすく説明をしてくれた。
上の3本のうち2本はダメですね!! 抜きますか?それとも温存させますか??
っとハッキリと医者は云い放った・・・
俺としては直ぐにでも先に進めたいので「先延ばしにしてもダメですね」と聞くと。
何れは抜くようになります・・・決めるのは患者さんです。
抜いてください。。と俺がキッパリと云うと・・・
医者は“今日は抜きません!!”
俺は緊張していたのだが、この言葉を聞いて 少々気が抜けた。
レントゲンを撮ってから、「今日のところは歯石を取りましょう」ということで約一時間の歯医者体験は終わった。
歯の痛みは全て経験済みの俺としては痛くても良いからメンテナンスフリーの歯にしてもらいたいのだ。

午後は町の中山道芦田宿脇本陣のY家で「段ボール式生ごみ堆肥化」を教えてほしいと云われていた。
材料は全て揃えてあったので短時間でセッティングをしてから腐葉土と米ぬかを混ぜ合わせて基材を作った。
生ごみを投入してあとは2日くらい待てば発酵を始めて4日もすれば生ごみが消えることになる。
帰りには役場によりMの頼まれた書類を受け取り家に戻ると途中の茅葺の家の納屋に猫の親子がいた。
俺がカメラを向けると親猫は子猫を隠すようにして警戒した。


太陽は弱い光を落としているがアキアカネがガレージ脇の枝先に止まった。
緑から紫いろに変化している桔梗の葉も秋を演出する一役を担っているのだろう。


夜は7時から明日の会議に向けた打合せを行ったが、公民館に着くころには激しい雨が降っていた。
寒い・・・2時間の長い会議も寒さを感じていたのは俺だけなのだろうか?
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冬への準備 薪割りも終盤を迎えて

2009年10月13日 | 日記
10月13日(火) 濃霧  太陽はでるがパワーがない 午後は冷たい風

予定では早朝から薪割りを初めて昼前には終えることだった。
しかし、東の窓から見る神社の杜も濃霧に包まれまだ稲刈りを終えてない田も全く見えない。
普段だと視覚にはじゃまと思える電柱もシルエットで表れて其れなりの雰囲気を出している。


今朝の気温は7℃だと夕べの天気予報で云っていた。
冷たい風が吹き込んだので濃霧が発生したのだろう。
集落の婆さまが大きな声でしゃべっているのが霧のなかから聞こえてくる。
集会所もその向かいの住宅の屋根もいつもなら向かいの山が見えるのだが・・・・


8時過ぎには徐々に明るくなりなんとなく霧が消えていくのが分かった。
すぐに着替えて薪割りの準備を始めた。
今日は大きな木で残っているモノを全て割って風に当てるようにする。
休憩の時の
休憩のお茶はセルフでするためにたきたき火をして三脚の台にやかんを乗せた。
チェンソーのアクセルを全開にひらき、回転をあげて太い木を薪の長さに切る。
細い枝は何本かをまとめて置き、これもチェンソーで一気に切った。


Mが戻ってきたのは一時に近かったのか、それから昼飯となった。
午前中はがんばりすぎて少々バテ気味になっている・・・・
昼飯をすませたあと休憩がてらに一回りをすると北側のキチジョウソウが全ての花を開いていた。
いままで10数個の花が全て咲きそろうのは見たことがない。
小さな花ながら存在感を感じる。


午後は固まりになっている木を全て細く割り、虫が入っている木と槇になるものとを分けた。


全てを片付けたのは5時をすぎたところ・・・・・
明日もまだだいぶ残っているようだが明日の仕事としよう。
片付けを終えて暫し休憩を取ったがやかんのお湯は僅かに温かいくらいになった。
チェンソーや薪割り機に夢中になって作業に没頭したのでたき火の火が消えかけていた。
南の空には魚の鱗のような雲が静かに西から東へ流れていた。

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快晴の体育の日 木曽義仲をたどり汗をかく

2009年10月12日 | 日記
10月12日(月) 晴れ 快晴 直射日光が熱い一日 風は冷たい

8時半に公民館には「たてしな歴史研究会」の12名が揃、隣町丸子(現上田市・丸子)体育館へ向かった。
丸子町は木曽義仲にまつわる史跡が多いので、義仲研究会が体育の日に因んで史跡巡りを開催した。
体育館には大勢の人が集まり、ノルディックウォーキング、ちびっこ相撲とかイベントが盛況となっている。


9時半からセレモニーがありその後はウォーキングコースの説明など60余名参加者となったそうだ。
定刻10時の出発では2つの班に分かれて歩きだした。
初めは狭い歩道を一列になって歩くのに戸惑いを感じていたがやがて広い道に出ると三々五々長い列はその坂道を登りだした。
意外にも急坂が多いのに驚くが・・・川面からの風の涼しさのなか巴御前の化粧直しの場に着いた。
「巴御前お歯黒の池」僅かに清水が湧き出ているのか・・・湿り気のある窪地を見学して次の岩谷堂に向かった。
ここは階段を直線的に登る道を避けて義仲が馬で駆け登ったと云う道から向かう。
岩室を利用して伽藍を建て青鬼赤鬼の瓦がが二重の屋根に着いている。
ここでは暫し休憩となったが狭い境内に人がひしめき合ってしまった。


ここからは1km登り坂を歩き、義仲館跡、白地蔵、依田神社、義仲挙兵の地を覗き高築地館跡、正海清水を見た。
最後は鬱蒼とした杉林を潜り抜けて御嶽神社を参拝した。


ここまで来るには猛暑の中を歩き、一同汗びっしょりと云う天気の良さが裏目に出たようだ。
全行程5kmと云うことだが距離が短い割には坂が多く、大人数で歩くので歩幅も制限されたためくたびれた。
近道をとおり丸子体育館へ戻り、昼飯のカレーライスをいただいた。
このイベントを企画するだけでも大変なことだった思うが、今月3日には武者行列も行っている。
主催の木曽義仲信州丸子会の皆さんに感謝したい。

3台の乗用車に分乗した往復、帰りは海野宿へ立ち寄り暫しの散策の後、公民館へ到着は2時少し過ぎたところ。
立科町の方が気温が低いのか車から降りると冷とした空気に包まれた。

体育の日と云うことで汗をかいた一日 心地よい疲労感に感謝
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朝陽の眩しさが ふたたび

2009年10月11日 | 日記
10月11日(日) 快晴  冷たい風とちぎれ雲が広がる

久しぶりに朝陽が昇るのを見た。
10月も10日をすぎると日の出は浅間山麓から離れだいぶ南へ移動している。
この山も最近は悲しい出来事が報じられたが、朝陽が悲しい出来事を包み込んでいるようだ。


いつものように玄関脇の石蕗には沢山の小さなアブや蜂、それに蝶たちが通って来ている。
いつも見慣れた虫たちと思い通り過ぎようとするとヒラヒラと少し大型の蝶が舞い降りた。
翅の模様をよく見るとクモガタヒョウモンだろう・・・
このツワブキに来ているのは始めてだが、花から花を翅を仰ぎながらゆっくりと歩きまわる。


蝶たちの楽園とも云えるのか、ベニシジミ、シータテハ、セセリチョウ、ヤマトシジミだけは近寄らない。
好みが違うのだろう・・・、ヤマトシジミは葺きの葉や笹の葉のところで仲間で集まっている。


いろいろな虫たちが集まるところには怖いものも登場するのは仕方がないだろう。
ベニシジミが春の翅の模様とは違うように見えたのでカメラを覗いていると・・・・
突然下から飛びこんできたのがカマキリだった!!
一瞬の出来事だったがてっきりベニシジミは鎌に切り裂かれていると思った。
しかし、蝶の方が瞬間的に早く潜り抜けたようだ。


カマキリもカメラが見ていたことを知っていたのか?
バツの悪そうにして鎌を胸の前に抱え込んで後ずさりをしている。
カマキリの腹の中に蝶を収められては・・・・と、指で摘み草むらに移した。
しかし、ここにも怖いものが待ち構えていたのだが・・・・蜂?それとも虻??
大型の蜂なら肉食だと聞いたことがあるが・・・・カマキリを指の間から離して退散した。


俺が外へ出た用事は生ごみを段ボールで堆肥にしているのが満杯になっていたので更新する作業だった。
5月に満杯になっていたのを熟成させるためにそのまま放置していた。
完全に乾燥しているのでフルイで大きな塊を取り除き、11月の環境フェアに使うために分けた。
三分の一を残しフルイで残った固まりをいれてジョウロで充分に水を蒔いてた。
明日からの生ごみはこの段ボールで堆肥化にする。


午前中の作業は蝶を観察することに時間を取られてしまった。
午後にはMの友人が訪ねてきて楽しいひと時を過ごした。
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秋一番の寒さ マキ割りに暮れる

2009年10月10日 | 日記
10月10日(土) 晴れ  この秋一番の冷え込み 冷たい風 快晴

起きてすぐに障子を開けると出窓のカラスが曇っている。
今朝はそうとう冷え込んだようだ。
すぐに外の温度計を見に行くと7℃を示していた。
風も冷たく一回りしてくると朝陽が玄関のストレプトパーカスを明るくしている。
このところの寒暖の差が多くなってから花が沢山開いたように見える。


夏にヘクソカズラを取りはらおうと思っていたがどんな実が着くのかと残しておいた。
茶色い光沢のある小さな実はヒヨドリの冬の間の食料になる。
藪になっている中にも沢山の実が見えるが鳥の腹を通過して次の土地で芽を出すのだろうか?


この実のすぐ隣に緑グレーの色をして球体をカットしたような実が沢山ついている。
この植物は何という名前だろうか?
夏には花を見ていると思うのだが・・・・・
これも鳥たちの食料となるのだろうか?


今日は久しぶりでマキ割りをした。
マキ割機が故障していたこともあるが、雨が降ると作業ができなくなっていた。
溜まっている作業だが今日の目標は太い樹を手の平サイズに割ることだが・・・・
スタートは9時を過ぎていた。


昼飯を取るまでで三分の一も作業は終わっただろうか?
外飯はいつもの南側、孔雀草が最後の花を開いている前でとった。
食の途中で花に蝶が来ると箸をカメラに持ち代える。
このところ常連のシータテハの秋型、色が鮮明で美しい。


少し外れたところに咲くヤクシソウ?花は終わり架けているがヤマトシジミが止まった。
小さな虫もいるように見えたので近くによってみるとヒラタアブだった。
小さな花を挟んでお互いを気遣いながら花の蜜を吸っているのだろうか?


昼飯のあとは残る作業に没頭してマキ割りを終えたのが3時になってしまった。
焚火をしながら湯を沸かしたのでカップにとり少々休憩をした。
遠くからも目に入るホクシャ、今年は花が沢山ついている。
Mの手で鉢植えの土を入れ替えたのだろうか?


再び作業に入りマキを積み上げる作業に夢中になった。
スクワットを数百回するのと同じ作業をしたことになるが・・・・・後が怖い。
全ての作業を終えたのは5時を回ってしまった。
東の浅間の上空は上昇気流が強いのか噴煙とは違うが不思議な雲が広がっていた。
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台風がすぎ 秋が色濃くなった

2009年10月09日 | 日記
10月9日(金) 晴れ 久しぶりの青空 風は冷たいが心地よい一日

朝飯を済ませたところでストーブの煙突がおかしな音がする。
台風で支えているネジでも外れてこすれてるのか?
次に聞こえてきた音はカサカサツーツーガサ・・・
雀が煙突に落ちた!! 太陽の光が眩しかったのか一瞬のうちに闇夜に化したことだろう。
すぐに特大のビール袋をストーブのドアにガムテープで貼り付けた。


今年になって初めてこと煙突を掃除したばかりなのでスズメもカラスにはなっていないと思うが・・・
準備が整ったところでドアを開けるとすぐにスズメが跳び出てきた。
観察してみると確かに黒くはなっていない。
嘴の元が僅かに黄色いが・・・まだ子雀なのだろうか?
玄関で外へ向けてフクロを広げるとチュンっと云って直線的に飛び出して行った。


生ごみをコンポストへ入れようと外へ出ると未だ湿り気のあるコンクリートのシータテハがいた。
秋型なのかオレンジの色が濃く、ヒョウ紋と思っていた翅にはハートの形が見えた。
澄んだ空気と青空にこのオレンジ色が美しく、しばし、見惚れてしまった。
蜜を吸う管が時計のバネのようにらせん状に巻いているのがよい。


生ごみを片づけていると直ぐ脇にあるコスモスも花が終わり種を空に向けていた。
その枯れた軸にしたからテントウ虫が登っている・・・・
最後はどうするのかと見ていると種の一番尖がっているところによじ登るようにして翅を広げた。
その瞬間・・・風が吹いてコスモスが揺れたときにはテントウムシは空中に浮かんでいた。
瞬間的なことでシャッターを押したのだが画面にはコスモスの軸さえも写っていなかった。


虫たちも秋の涼しい風を感じてか何処かへ飛び去っていくのだろう。
昼前だと云うのに冷たい風が僅かだが冷たく感じた。
マツバギクには相変わらずウラナミシジミチョウが数頭来ている。
斜めの太陽光線を受けるところで翅をひろるのを見て驚いた。
蝶は全て麟粉で模様を形作っているのかと思っていたが温かそうな長い毛で覆われている。
しかも、胴体に近いほど体毛が長いように見えた。


家には入る玄関わきのツワブキに今日はイチモンジセセリが集団で来ている。
風が来ない陽だまりになるここには小さな虫たちも沢山来ている。
このセセイリチョウは顔がかわいらしく動作が俊敏なのだが花に止まっているときの表情がいつも俺をを見ているようだ。


午後は長野のフルート吹きのKさんが訪ねてきた。
Mの関係する音楽会にフルートを演奏してもらうことで曲目を決めることが目的だと云う。
そして、もう一つの目的であるイチジクのコンポートを食すこととお土産に持って帰ることだ。
フルートの演奏を聞きながら俺流のコンポートを10個作ってお土産用にした。
俺からのリクエストは彼女は広島のDNAを持っているので・・・・
広島焼きを作って貰った・・・・

夕方までのひと時・・・最後に楽しさを倍加してくれたのは浅間山
僅かだが夕景を見せてくれた浅間山・・初冠雪を迎えるのはまじかだろう。

 
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台風が通過したと云いながら  被害がなくて良かった

2009年10月08日 | 日記
10月8日(木) 激しい雨  昼には止む  曇り 台風は何処へ

昨夜から激しい雨が降り続き夜中にも目が覚めたが風は大したことはない。
大型台風が来ると云うことで準備万端・・・・
雨水の排水枡入り口にあるネットも見ておいたので雨水が溜まっていることはなかった。


目が覚めたときにはTVを着けて情報収集に抜かりがないようにしたが、
TVに映し出された情報は気になるものがった。
台風の中心となる目は諏訪を通過して佐久に向かっていると云う。
しかし、・・・一向に風が吹いてこないのだ。
台風が来るときには先ずは東の風だろう?
ところが桜の木の枝先も、いつもなら微風でも靡く白樺の梢も微動だにしない。
ひたすら雨をしのいでいるように皆地面に落ちる滴に合わせて下を向いていた。

昼前に雨もやみ明るくなってきたので外へ出て見ると台風でやられた植え木や花は皆無だった。
その代わり激しい雨にあらわれて今では季節外れと思われそうな桔梗がくっきりとした紫を見せている。
正しい愛の花として自己主張しているように見えた。


台風が来なかったのが予想外なのだが、もう一つの予想外は台風一過!!がないのだ。
台風が大風を伴ってやってくれば雲も其れに合わせて次の場所へ引き連れて行ってくれる。
これで抜けるような青空と太陽の輝きが来てくれれば庭に咲く花たちも風雨を耐えたご褒美を貰えるだろう。
残念ならが陽の光がないままシュウメイギクとマムシソウが無事を語り合っているように見えた。


激しい雨で錦木の紅葉した葉の半分くらいはこの雨で地面に落ちた。
これから秋色に変化する葉も残っているので、赤い実が急に目立つようになっている。
外側の殻が割れて中の赤い実が顔を出す・・・マユミと同じ仲間なのだろうか?


シュウメイギクにヒラタアブが止まっているが・・・・
いつもならホバリングをして止まるを選ぶのだが今日は直線的に飛んできて花についた。
頭の先に就いている触角が可愛いし胴の黄色と黒の模様も微妙にカーブしているのが素敵だ。
彼らは激しい雨のときにどこで雨宿りをしていたのだろうか?


庭を一回りして一瞬珍しい蝶を見つけたとカメラを向けるとベニシジミ?
初めはヒョウ紋のシジミチョウ!!と思ったのだが・・・・・
彼は激しい雨の中をこのシロシキブの実に留まって雨をしのいだのだろう?
今までクッキリとした柄と愛想のよい眼差しだが今日は少々寂しさを感じた。


昼飯の前に農機具屋さんが突然現れて頼んでおいたマキ割り機の部品を持って来てくれた。
約2週間かかったが指で摘めるほどのパーツながらこれがないとエンジンがかからない。
瞬間的に採りつけてエンジンを架けると一発で始動した。


午後になっても一向に青空が顔をださないが、4時過ぎになって北の空から雲が割れて青空が広がった。
重たい雲がゆっくりと南へ流れて行くのに合わせて青空も広がったがすぐに次の雲が上空を覆った。


台風が通過した地域とは思えないほどの静かさだったが、TVでも流している大きな被害を受けた方々は可哀そうだ。
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台風が来ると云うが ・ ・ ・ 被害はないことを祈る

2009年10月07日 | 日記
10月7日(水) 雨  小雨  午後 秋雨前線からしっかりと降る

台風が本州を直撃するとTVやラジオで報じている。
信州でもここ立科町は自然の要塞が東を除き南・西・北と高い山に囲まれているので安心と思っているが・・・
中でもここ山裾集落はすり鉢状に山に囲まれているので風は安心して良いようだ。
一つだけ気になっているのは白樺の幹に大きな穴を空けられているので強い風に耐えられないと思っている。

昼前に霧雨に変わったので庭を一回りして、台風の前の状態を見ておきたかった。
白樺の近くまで行くと妬けに紫の濃い色の花を開いていた。
このあたりには毎年ノコンギクの薄紫や白の花弁が目立っていたが、これほど紫が濃い花は見たことがなかった。
土壌の性質に変化ついて花の色も変わったのだろうか?


無花果の実が熟していないかを確認するが昨日3つほど収穫したのでその後は採れそうなものはない。
まだ緑の実のまま着いているが台風がきても落ちてしまうようなことはないだろう。
地面に近い枝に夏に完熟して実の根元だけが残ったのをそのままにしておいた。
目を近づけると小さな種が入っているような粒が見える。
無花果は果実とされているのものは花なので・・・若しや、これは種なのだろうか?


無花果の木から少し下ったところに8年前に植えたブルーベリーの木がある。
これはホームセンターで買ったもので、一般的に云う商品になるような大きな実はできない。
葉も小さく実も小さいが秋には紅葉するのでそれを見るだけのために残してある。
つつじの仲間だと云うが既に紅葉して枝先にいくつかの実が着いていた。
指でもいで口に運ぶと酸味はなく濃厚な甘みを感じたが皮は硬く時期を過ぎているのがわかる。


明日来る台風は風が強いと云っているが、今は花の季節でもないので養生をする必要はなさそうだ。
家の北側に咲いているキチジョウソウだけが心配だが、これも余程の風でなかければ安全だと思っている。
この花も下から咲きだして蕾が残っているのは6個、全ての咲き揃うのを見るのは初めてだ。


雨粒が大きくなって来たので家に戻ろうと畑の脇を通ると、花が終わった水引に水滴の花が満開になっていた。
葉は既に枯れかけているがきらきら光る水玉がイルミネーションを見るようだった。


明日の台風は信州を直撃すると云っているが・・・・
23時の台風の位置を見ると東海地方をかすめて太平洋に沿って北上するように見える。
速度が上がれば台風の動きは右に弧を描くと思うのだが・・・・
日々楽天的に生きている俺としては台風は来ないと踏んでいる。
世の中に反する意見を云ったからと・・・・
台風の直撃を受けても俺に責任を取らさないでほしい。
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町内循環バス 時間を気にせずに利用できるのはいつになるのだろう

2009年10月06日 | 日記
10月6日(火) 雨  小雨がら降り続く 寒い一日

役場に着いた時には打合せ時間5分前9時25分ぎりぎりだった。
昨夜は運行しはじめたばかりの町内循環バスで行く予定だった。
役場の会議が9時30分に合わせると、集落の停留場を7時59分に出るバスに乗ることになる。
役場の近くに着くのは8時50分・・・約50分乗ってることになる。
帰りは12時29分の乗って13時11分に着く・・・イヤ これは月水金の時刻表になっていた。
朝の1,2便と7便は毎日同じ時間の運行になっている。
自分の車で行くと5分くらいで家から役場に着く・・・
都会のバスとはことなり次のバスまで待つのは少々時間があり過ぎる。
いつになったらのんびりとバスの時間を待ちながら生活ができるようになるのだろう。
しかし、このスマイル交通のバスも利用者が少なければ廃止になってしまうのだろう。
時間の余裕をみてなるべく利用するようにしたいものだ。

           ≪立科町HPより 町内循環バス西回り“りんごちゃん”≫

役場では簡単な打合せの後、11月8日に行われる『触れ合いむら環境フェア』の会場となる広場へ向かった。
テントの位置やステージの場所・・・食事の場所など決めなければならないことはあるのだが・・・・
テントの大きさも、数も定かではないと云う・・・
雨粒も落ちてきているので部屋に入って話を進めようとするが一向に具体的な数値が出てこない。
行政と民間で物事を決めていくにはそうとうにしっかりしと資料が作られてないと先が読めない・・・
何となく中途半端で午前中は終わってしまった。
帰りには社協へより来週の打合せをしたが、また、新たなことが持ち上がっているようだ。
簡単にウンと云わないことを肝に銘じて・・・・退散した。

午後は本を読みながらラジオを取り出してみたが電波を受信しない。
山に電波が閉ざされているわけでもないだろうが・・・・・
電力が弱いのかとおもい15分くらい発電機を廻し続けて見たがダメだった。
曇っているので電波が乱反射してしてしまうのだろうか???


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緑と黄色を混ぜると黄緑 単純と思うが白樺は美しい

2009年10月05日 | 日記
10月5日(月) 寒い朝  昼ごろは陽が射すが  すぐに雲り 夜は雨

浅間はなんとなく見える程度に雲に挟まれて顔を出している。
頂上付近の初冠雪はいつ頃になるのだろうか・・・・・


午前中は役場へ行きそのあとは望月へ向かった。
望月では田舎暮らしの仲間が集まり11月にイベントをする打合せをした。
東信州全域に移り住んだ仲間が発起人となってリンゴ狩りを企画、そのあとは交流会をしようということになっている。
都会から直接来る人も多く70名以上が参加する予定だ。
田舎暮らし予備軍を如何にスムーズに信州へ呼び込むか責任が大きいが楽しみでもある。

打合せを終えて家に戻った時には薄日が射すくらいに天気が回復していた。
庭を一回りすると昨年も夏椿にいたアカスジキンカメムシがいた。
この木が好きなのか上の方にも姿が見える。
カメラを近づけると上手に後ろに下がりながら隠れるように葉蔭に入った。


シュウメイギクのところへ行くとここにもカメムシがいた。
アフリカの原住民の楯に書かれた文様を背中にしょっている。
カメムシは芸術派なのだろうか?


無花果を3つだけ収穫したことろで振り向くと白樺の葉が風に揺れていた。
緑の葉の多くは既に黄色く変化して、木全体がキミドリ色に見える。
葉が全て落ちたら今年は大きく剪定をしてやろう。
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叫びたくなるスイーツ I scream

2009年10月04日 | 日記
10月4日(日) 霧 昼前には青空が広がる 湿り気のある空気

昨夜から町の長期振興計画にたいするパブリックコメントに取り組んでいた。
もっと前から始めれば良いのだが・・・・・
集中しているところにMがイチジクのコンポートを試食しようと云う。
煮汁に浸けて3日目くらいになるのだろうか・・・
味が甘過ぎるのではないかと心配しながらもコンポートアラモードにしてみた。
アイスクリームを添えることで赤ワインの癖がまろやかになるのことを狙った。
無花果の風味が充分に生かされているが、加熱する時間が20分以下の方が良かったかもしれない。
涼冷なこのあたりでは無花果は育たないと云われながらも大きな実を着けてくれたことに感謝しよう。


3時頃にひと段落したので庭に出ると2日ばかり続いた雨でチョウたちが運動不足になっていたのか
シジミチョウの仲間が沢山飛び交っている。
マツバギクには相変わらずウラナミシジミが独占しているように何頭もが花に止まっていた。
翅を広げると花のピンクがブルーの表翅に映っているように見えた。


この蝶と同じような表の翅をもったヤマトシジミは木陰の陽の当らないところでじっとしていた。
なんとなく翅もくたびれた様子だが、いつ頃まで元気に飛び交っているのだろう。


少し離れたところでモンシロチョウが黄色い花に止まった。
コウゾリナだろうか? 何処からか種が跳んでいて花を咲かせたのだが、ここには鋭い棘ある木瓜の木がある。
コウゾリナは花が咲き終わったところは黄色が白く見えるようになっているのが可愛い。


青空が出ているのだが空気には湿り気があり空も白く見える。
ミニバラのモーツアルトは夏の間は蕾を持ってもすぐに虫に食われてしまっていたが・・・
やっと秋になり花を引けるまでになったようだ。


陽の当らない山陰ではノコンギクが再び元気を取り戻し新しい花を開きは時得ていた。
雨が続いたので充分な水補給ができたのかもしれない。
誰に見られることもなくひっそりと咲くノコンギクの紫が寂しさを倍加させていた。


家に入るとあっという間に夕方になってしまった。
Mが戻ってきたのはすっかり暗くなってからのこと東の上空には満月が光っていた。
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“こめっこエコ体験学級”マイ箸を作り収穫した野菜を食す

2009年10月03日 | 日記
10月3日(土) 雨  昼には止み青空が覗く  夜 満月

8時過ぎに雨の降る中 町内東部の交流促進センターに向かう。
集落の公園が新しい町の交通システム「スマイル交通」の停留場になった。
バス停は今まで集落の名前だったが今度は「龍の子広場」となっている。
町まで片道200円となるのだがどのくらいの人が利用するようになるのだろうか?


交流促進センターでは既にスタッフや子どもたちも集まっていてすぐに“こめっこエコ体験学級”が始まった。
いつもの朝礼のあとは、雨が降っているのでスタッフが事前に収穫した枝豆のさやと枝を離す作業をやった。
子どもたちは家で手伝いしをしてやり方を心得ている子、家では畑をしていない子どもなど手つきを見ると様々だ。


次の作業は「マイ箸作り」これは町内の大工さんがヒノキの材から箸の形にしてくれたものを使った。
粗いカミヤスリで角を削り先を細くしてから細かい目のヤスリで仕上げをした。
更にエゴマの油を布ですりこんで完成となった。


次には箸袋を折り紙でつくったところで、この間に枝豆と一緒に収穫したトマト、茄子、カボチャが調理されておやつに出された。
茄子とカボチャは薄く切って素揚げにしたもので、枝豆を塩ゆでしたものと一緒に
出された。
家では食べないと云う茄子も皆で食べるためか全員が腹に収めたと云う。


満腹になったところでたてしなエコ・クラブのペープサートを使ったエコの話しとなった。
モッタイナイオバサンの登場や野菜やジュースの人形が物語に合わせて踊るのに子どもたちは食い入るように集中していた。


最後は絵日記を書いて今日の“こめっこエコ体験学級”は解散となった。、
片付けを終えてから次回の打合せを終えて終了。
外に出ると西には青空がでて、東の浅間は裾野だけは雲が取れ見えるようになった。


夕方は満月が登るの楽しみにしていたが雲に隠れ一時間近く立ってから見えるようになった。
神社の森にはフクロウがいるが・・・・かれはこの満月をどのように眺めているのだろうか?
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雨にうたれる アジサイの秋変華

2009年10月02日 | 日記
10月2日(金)雨  降っては止むを繰り返し 一日中雨がつづいた

9月は雨が少なく後半になってから秋雨前線が張り出してきたために雨が続く。
庭の草も秋風と共に元気がなくなっていたが、雨の湿り気を受けて生き返った姿を見せてる。
北向きのガラス窓から見えていたアジサイも色気が失われドライフラワーにもならないと思っていた。
しかし、このところの雨でアジサイの秋の風情が蘇えってきた。
梅雨時の新鮮さとは異なるが秋の色の変化は其れなりに時を重ねた美しさを感じる。


咲き始めは白の花を見せてアジサイは赤紫になり、青の花は青紫に変化している。
しかし、ピンクの艶やかな色を見せていた花は既に茶色の枯れた色に変化し見るには忍びない。
この秋の変化も寒さを感じる頃になると花弁も薄くなり茶色に変化してくる。


昼過ぎに雨が小ぶりになったので、キチジョウソウの花を見に行った。
9月の下旬には僅かに花を一つだけ開いていたが・・・・・
この雨で茎が伸びて花芽と花めの間に空間ができている。
花は相変わらず一番下のものが開いたままになっていた。
この花「吉祥草」と云う名の由来はどのようになっているのだろうか?


この雨で一層艶やかさを見せているのは玉ねぎ畑にあるホーキクサだろう。
春先の明るい緑、秋のピンクに近い深紅・・・
彼らはやがて箒となって塵や埃を掃き集める役を担っていることを知っていての艶やかさだろうか。
春先には幼さを見せる“みどり”から一世一代の艶やかさを見せる秋は人に例えるならどのような世代なのだろうか?


3時に役場へでかけるときに雲間から太陽がボンヤリ顔をだした。
強い光ではないが玄関わきのツワブキにスポットライトのように照らしていた。
10年も前の話しになるが・・・・・
福井県三国の海辺に沢山のツワブキが咲き重たい雲の間から光線が斜めに当たっていたのを思いだした。


スーパーの薬局で薬を買い、役場に向かった。
ここでは太陽は既に隠れ再び音を立てて雨が降り始めている
簡単な打ち合わせを済ませて家に戻った。
夕方には気温が下がり寒く感じるほどになってきた。
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砂糖は赤白 青は塩 ジャムは絶対赤だろう

2009年10月01日 | 日記
10月1日(木) 曇り  昼から晴れる 夕方には殆ど雲はない

この二日間雨が降っていたのでイチジクの収穫ができなかった。
朝一で庭に出てイチジクの木を見に行くと低い枝の実にはかじった跡がある。
大きく尖った歯形のような形で中の果肉が見えている。
タヌキかハクビシンだろう・・・・・
周りの草むらを見るとイチジクの残骸があるが赤く甘いところは殆ど食べつくされていた。
今日の収穫は7個位になった。

家に持って入ると前に採ったイチジクは冷蔵庫に入れてあるが、カビでも生えると嫌だから早く使ってくれと云う。
他の気がかりなことがあるが後回しにしてイチジクを片づけることにした。
ネットで検索した調理はジャムが無難だと思っていたが・・・・
Mは赤ワインのコンポートのレシピをメモしてあると云う。
数も多いので両方を作ることにしたが、共に第一工程は皮を剥く作業となっている。
鍋に湯を沸かし沸騰したところで20秒ぐらいくぐらした。


コンポートにする分の20個を湯むきしてから、鍋に砂糖とワインを入れて沸騰させた。
別の大きな鍋に皮をむいたイチジクを平らに並べ、その中に沸騰した砂糖入り赤ワインを静かに流し込む。


次はイチジクが踊らない程度に沸かし15分煮込む。
このときにキッチンペーパーの中央に穴をあけて落としブタとした。
15分もすると白かったイチジクの外側がほんのりと赤く色ずいた。
これで加熱を止めて冷めるまで置き、後は冷蔵庫で冷やすことになっている。


ジャムの方は湯引きしたイチジクを縦に4っつ横に半分に切り分けて鍋に入れる。
重量が1.5kgあったので2割の300gの砂糖を入れる。
しかし、Mはコンポートの砂糖を入れたあと片づけて出かけてしまったのた。
砂糖が何処にあるのか判らないという致命的な失態なのだが、お茶に使う砂糖では少ないし・・・・
食品庫をガサ入れすると何と棚の上に赤白の袋があるではないか・・・・
Mが出して置いてくれたのだ・・・・
さっそく封を切り300gを採りだして切り分けたイチジクに振りかけ、更に全体になじむようにゴムべらでかき回した。
あとは加熱しながらアクを掬い取っる作業に熱中した。
灰汁もほぼ出なくなってからは弱火にして更に15分置いた。


隣の鍋のコンポートの味見をするためにスプーンで汁を掬い取って口に運ぶと甘い、甘過ぎるくらいに甘くできている。
ジャムの方は火を止めレモンのしぼり汁を入れる前に甘さを確認するためにスプーンで口に運んだ。
甘塩い・・・若しやコンポートの汁が残っていたのか?
更に少しかき回してからスプーンで汁を口に入れると“しょっぱい!!”?
おかしな現象だと思い再び口に運ぶと≪塩辛い・・・・シオカライ・ノダ・・≫
若しやと思い“アノ サトウ ノ フクロ ヲ ミタ”・・・・なんと・・・
赤の絵の下に青で『粗塩』と書いてある・・・・俺の常識では塩の袋は『青と白』だ。
何故、塩が赤と白の袋になっているのだろう?
塩の袋は青と云うのは日本の伝統文化だと思っている俺なのだが・・・・・


コンポートに塩でなくて一安心だったのだが・・・
これが逆ともなれば・・・大ごとになるのだが・・

こんなことで悩むのはと頭を切り替えて畑にミネラルは必要と・・・・
加熱されたイチジクは湯むきされた皮もろともとコンポストへ瞬間的循環生活となった。

しかし・・・塩に赤を使うのは何故なのだろう。

夜は社協報の編集会議があると云うことでお出かけた。
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