物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

「外延量と内包量の訂正」の訂正

2008-05-16 17:50:49 | 数学

今朝、起きたときにちょっと気になったので、高橋秀俊さんの「物理学汎論」を開いてみた。それによると示量変数と示強変数を熱力学での定義よりも広く用いているのを知った。

前に訂正をした理由はインターネットの記事によるのであるが、もちろん熱力学で定義されたように限定したものもあれば、そうでないものも通用していると考えられる。したがって訂正を再度訂正させていただく。ムーアの「物理化学」ではどう書いているか一度調べてみておく必要がありそうだ。

だから、外延量が示量変数、内包量が示強変数に対応しているという前の私の記述は間違っていなかったかもしれない。

高橋さんによれば、仕事の定義における力が示強変数で、距離が示量変数になるとのことであるが、これはもちろんLegendre変換すれば、その役割は変わってしまうので単純ではない。


オフィスアワー

2008-05-16 11:37:30 | 受験・学校

オフィスアワーに木曜日には16時から1時間ほどM大学にでかける。今日は2回目だったが、誰も質問には来なかった。質問に来るためにはかなり勉強しなければ質問できないから,質問に来る人はいないだろう。

そうは思っているが,いちおうオフィスアワーの制度があるということでその時間は詰めている。所在がないので仕方がなく自分の仕事をもっていってそこでしている。

わざわざ大学まで行くのが面倒だが、それも気分転換と思っている。それに教材のプリントを印刷してもらう必要もあるので、まったく無駄というわけでもない。

しかし、人間はそういう制度をつくれば、もう大丈夫とばかり安心している。それでは駄目なのではないかと思う。学校は制度をつくってそれを利用しない者が悪いといわんばかりだが、そういう消極的なことではいけないのだろう。もう一歩どのように踏み込むのか、それができて本当の教育ということなのだろう。

また、先生は薬剤師の国家試験でなんとかということについての試験が出たとかおっしゃる。しかし、それは正規の授業でカバーするテーマである。この感覚のギャップを埋めるのはかなり大変である。いや正直にいうとギャップは簡単には埋められそうにない。