正式名称は忘れたが、5月4日に千葉の幕張メッセであった国際九条の会に出かけた。ところが行ったのは結構早かったのだが、列に並ぶのがいやだったので、昼食を近くのホテルでとって入場するのにちょうどいい時間に出かけたら、長い列ができていてなかなか中へ入れない。おかしいなといいながら待っていると参加者が多くて会場に入れないとのアナウンスが流れ出した。
またしばらく待つうちに近くの広場で会場に入れなかった人のために会場外でメーンゲストのスピーチをするという。それで大会関係者に誘導されてそちらの広場に向かう。3,000人くらいが会場に入れなかったらしい。会場は7,000人の定員というから約3,000人のオーバーであった。
北アイルランドのマクガイアさんとニューヨークからきた何とかさんとのスピーチがあり、参加者全員が盛り上がった。最後にWe shall overcome somedayを歌って散会したが、主催者の期待では5,000人も集まればいいだろうと思っていたとのことで、その予想をはるかに超した。
歳のいった参加者は若い参加者も多かったので、希望をもったようである。草の根の憲法九条を守るという運動は結構浸透している。世界の現状では世界的な大戦はもう行えないという状況だが、それにしても地域的な戦争は行われている。しかし、それもいつまでもはそうではなかろう。人類の戦争廃絶と核兵器廃絶はしかしいつのことだろう。
戦争を放棄した国は日本とコスタリカがあり、パナマも軍隊をもたないようにしたという。後は日本の軍備を縮小することが必要だろう。しかし、これは軍需産業の圧力でそう簡単なことではない。