物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

内包量と示強変数

2009-04-02 12:39:44 | 数学

内包量について授業のプリントをつくっている。出来上がったと思ってからの修正が多い。

直しているうちに「外延量」とは物理化学で言う「示量変数」にあたり、「内包量」とは「示強変数」にあたると書いてから、wikipediaで調べたら違う概念だと書いてあったが、加法性がないという特徴をもっているので、同じものを意味すると思う。

このことについて数学協議会の人たちがどう考えているかを知りたくなった。いつか「数学教室」にこのことを書いてみようかと考えている。

外延量と内包量とは数学教育での概念であり、他ではほとんど使われていないという記述がwikipediaにはあったが、それは他の分野が十分に認識が進んでいないだけではないのだろうか。

それともやはり量というものは高校、大学、一般学会や業界等に至ると難しくなってきて分類は簡単ではないということになってくるというのが本当のところなのだろうか。