どうもダイアローグが苦手だ。だからいつもモノローグである。ただ最近はだんだん気温が上がってきて、少し暑さを感じる。窓をあければいいのだが、窓を開けると花粉症がひどくなるのでそれを考慮すると窓を開け放すことはまだできない。
いや、ダイアローグを嫌いというわけではない。むしろたくさんの人がいるところが嫌いなので、一人の相手がいるときのダイアローグはそれほど苦手なわけではない。
「人の数が何人くらいから苦手になってくるのか」そこらあたりをあまり詳しく考えたことはない。3人は大丈夫な気がする。4人もまだ大丈夫なようである。しかし、10人を越えるとどうも苦手である。
現役のときに学科会議で20人くらいが集まって会議があったが、それが苦手だと思ったことはあまりない。別に意見がなければ黙っていればいいからだ。意見が違う場合もあるが、そういうときには真っ向から反対するか、その人の発想を憎んだこともある。憎んだというときにはもちろん発言をしていない。その発想がいやらしく思えたのである。
そういう人の神経を逆なでするような発想にはそんなにたびたびは出くわさないが、それでも数年に一回はそういう発想に出会うことがあった。誰がそのような神経を逆なでするような発想をしたのかはもう覚えていない。だが、人に嫌われるような発想をする人はどこか共通の要素がある。
私自身はそういう人をわざと支えてきたという傾向があったが、そういう人はいつも多くの人に嫌われるような傾向にあるようだった。ということは私も人に嫌われるタイプかもしれない。