昨日は休日だったのでとうとうずる休みをしてしまった。実は一日コタツで居眠りをしていたのだ。常にコタツを入れているわけではないが、ときどき電源を入れたり切ったりしながら居眠りをしていた。もっとも本を抱えてではあるが。
武谷の年譜の草稿をつくったと先日に述べたが、昔読んだものをまた引っ張り出して読んでみたら、いくつかの詳しい日にちが書いてあったりして、それで役立つことがわかった。
年譜は伝記の下書きになるようなものを意図しているが、どうも何かのための意図をもって読むと本を楽しめない。これはなんでもそうであろう。読書の楽しみというのは後でそれについて書こうなどと思っては楽しみはなくなってしまう。
このごろは根気がつづかないので少しあちらをかじり、こちらをかじりしてものごとを平行してやっている。これは別に自分で自分に課した課題なので誰から頼まれた訳でもないし、だから誰からもせかされることもない。そのために自分で自分を律することはしなくてはならない。
それでも自分が自分に課した仕事でも必ずしもそれが楽しいとまではいえないことが多い。ただ、自分の中に何かが充満してくると一気に噴出してくるものがあるときもある。そのときは夢中になって仕事に没頭する。