今朝ようやく「思考の整理学」を読了した。この本はなかなか興味あることを書いた本なので、ベストセラーになったのも肯ける。それに薄い本なので、重たくは感じないですむ。だが、私は読み終えるのに数日かかった。
得ることはあったと思うが、本を読んだ順に忘れてしまうのでどうもしようがない。一つだけ覚えているのは、朝飯前というか午前中が頭が冴えたいい時間帯だということであった。
私のように朝が苦手なものには耳が痛いが、私の友人には朝に強い人がいる。彼のうちでは奥様も5時ごろに起きて掃除をされるとか聞いた。だから彼と彼の家族は夜の10時には就寝されると聞く。それだと確かに5時の起床で7時間の睡眠ということになるから、それで十分なはずである。そして朝の時間が長くていろいろ仕事ができるという風に聞いている。
「思考の整理学」はするすると読める本であるが、そこに述べられている方法を全部ではなくともいくぶんかでも取り入れるだけでも大いに役立つだろう。もっともこの本を読んだ人は少なくとも数万人はいるだろうが、それらの人々がこの本をどれくらい役立てているかはわからない。
いつでも、方法は誰にでもできそうで難しくはないが、それを実行してみる人は少ないものである。