どうも今年は昨年から書き始めている、広重の三段階論批判の原稿の続きを書く気が起きないので一日伸ばしにしていたが、もう締め切りまでに1週間をきったので、日曜日に10枚ほど書いてみた。
もっともこれをパソコンに入力してそれから推敲に入るのだが、時間があるだろうか。数学エッセイ「視力の単位」の原稿に書き足しておきたいことができたが、しばらく我慢して三段階論批判の原稿に集中したいと思う。
なぜ、あまり批判があからさまでないところで、書きあぐねているのだろうか。なかなかこれは自分でもよくわからない。広重の独白みたいなところもある。どうも広重が自分の勝手につくりあげた三段階論の批判みたいのところもあるが、それだけではない。
科学の歴史に関しては広重が言う方が正しいと思われるところもある。一般の人が陥るのと同じような誤解を武谷がしていたとの明白な指摘はない。しかし、一般人の誤解と同じ誤解に武谷が陥っていたのではないかとの印象を与えるような書き方のところもあり、もしそこを誰かに逆に鋭くつかれたときにはそういうことを意図としていないと、いい抜けることもできるようでもある。
いずれにしても残り日時は数日のことであるので、しばらく頑張ってみたい。