物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

e-Learningの感想

2010-10-18 11:01:37 | 数学

e-Learningのコンテンツをつくって、10人くらいの人に送ったが、どこがよかったとか、どこはもう一つすっきりしないとかいうようなメールをもらったことがない。これはもちろん閲読者になってもらった3人の方を除いてである。

まったく感心しなかったということでも、便りをくれないよりはましである。大部なコンテンツなのですぐに返事をもらいたいとは思っていないが、送りっぱなしである。普通に自分が実践的に教育を行っているのならば、ここはちょっと自分は採用できないなとか、または、ここは自分の知らなかったことなのでこれからの自分の実践に取り入れたいとか言ってきてもよさそうなのだが、そういうことをメールする時間はないらしい。

そこらが皆さん忙しいことはわかるが、なんとかならないものだろうか。もっとも送ってほしくもないのに私が押し売り気味で送ったのだから仕方がないのかもしれない。

「コンテンツをつくる、つくる」と私が言い出してからでもほぼ5年を経過している。たった257ページのコンテンツでもそれだけの時間はかかっている。だが、人々には感情がないというのか気持ちが凍っているのではないかと思われる。そしてある人たちにはコンテンツの内容は初めて見ることもあったかもしれないし、ある人たちにはもううんざりするくらいご存知のことばかりだったかもしれない。

そこらあたりをいってほしいと 思っているのだが、ピンと来るような返事を頂いた方は少ない。日本人は人をほめない。これは私も含めてなので、この批評は私自身に返ってくるのだが、どうも意気喪失すること甚だしい。

そうはいっても私などはある意味では自信過剰であって、人からほめられようとけなされようとだからといってへこむ方ではない。多分私と同じような考えや感覚をもっている方が少ないのだろうと思っている。それはある意味の個性というか独自性なので、それを失いたくはない。

話は違うが、3人の閲読者の方の注文にはできるだけ応えようと改訂と補筆の作業をした。それが十分に閲読者の意を満たしたものであったかはわからないが、現在の時点で自分のできることはした。その分ごちゃごちゃして読みにくくなったかもしれないのだが。