昨日の日曜は久しぶりに妻と松山市北条の風見の里の出かけた。
夏にも一日この海岸に来たことがあったが、今日は「珊瑚礁」というレストランで遅い昼食をとった。ここは人工の浜辺で昔は狭い砂浜しかなかったが、いつのころからかかなりの海砂が入れられて、立派な砂浜となった。
瀬戸内海は一般に花崗岩からできた白い砂浜である。北條の海岸には近辺には南国の植物フェニックスが何本か植えてある。
一方首都圏の江ノ島あたりは黒い砂浜で、瀬戸内海の白いきれいな砂浜を見慣れた私などには汚く見えてしまう。実際に清潔でないかどうかはこの際問題ではなくてそういう印象をもってしまうということである。
瀬戸内の海は静かで昨日は波も大きな波はなく、水上スキーを楽しむ人、舟遊びをする人もいた。また、釣り船で釣りに出ている人もいた。
遠くにはタンカーらしき船や貨物船もかなり頻繁に行きかい、また島がたくさん見えて風景がすばらしい。
ギリシャのエーゲ海がすばらしいとのことをテレビや映画等で見るが、それに瀬戸内も勝っても劣らないのではないか。
こういうと、「また観光立国の宣伝か」とか思われて嫌だが、そういう意味でいっているのではない。どうも現在の社会はどうやって利益を生むかが主眼となっていて、どうもぎすぎすしている。いや、そういうことも大事なのだろうが、それ以外のこともあってほしいとの願望を込めている。
ここは夏には大勢の海水浴客でにぎわうところであるが、その賑わいは秋のいまはさすがにないが、それでも風見の里の道の駅には多くの車が来ていて、駐車スペースをかろうじて見つけた。
私はドライブも散歩も外出もあまりしない。それで、妻は不満なのかいつも誰か友だちとほぼ毎日どこかに出かけている。そのうちの半分以上は遠出ではなく、近くの医療生協病院の活動だが、それ以外にも友人知人を車に乗せて、近所の海岸や山に出かけている。
私は日曜日を除いて仕事場に出て、数学エッセイや読書その他の用をこなしている。それで体育の日の今日も仕事場に来た。