10月3日に愛媛大学法文学部の大会議室において「ドイツは二十歳」国際交流の会があった。この主催は愛媛大学のRudolf Reinelt氏であった。日本人ドイツ人あわせて5人の講演があり、かつコーヒータイムにはドイツ風のお菓子とパンを食べることができた。
それぞれの講演は20分から30分くらいのあまり長いものではなかったが、中でもマルコ・シュルツェさんは唯一の旧東ドイツ出身のドイツ人で彼の話はなかなか聞き応えのあるものであった。
彼は日本語が上手で、日本語で話をされた。コーヒータイムにも彼が講演のときには話せなかったことを討論的に敷衍して話をされたのは興味深かった。
ドイツのパンとお菓子はEngelhardt(パンと菓子のドイツのマイスター)さんの生徒さんがつくったドイツ風の菓子とパンでそれをコーヒーと一緒に頂いたのはなかなかよかった。
ドイツはなんでも自発性の国でこういうイベントでもドイツの大使館からお金が出るということもなく、一般のボランティアの発意によるものだという。来年は日独交流150周年だという。それで松山でもそれに因んだ行事が計画されているというが、すべて民間のボランティアとしてそれらの行事がなされるという。
やはりこういうことは日本人も大いにみならうべきことであろう。私もなにか計画をしてみようかと考えている。