物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

二つのエッセイ

2011-07-14 14:31:35 | 数学

二つの数学エッセイを昨日ようやく書きあげた。二つとは言うがそれらが相互に関係しているので実質的に一つのようなものだが、明確に役割が違うので、2つのエッセイとした。

一つは四元数になじむことを目的にして書かれた。もう一つは前からいくつか書いてきたCauchy-Lagrange恒等式シリーズであり、その別の証明というつもりである。もっとも新しいことを含んでいるわけではない。四元数についてはよく知っている訳ではないが、これから少しづつ書いていきたい。

これらを書きあげたので、これからしばらく引き出しの中に原稿を寝かせておかなくてはならない。いつも言うように私はそそつかしいので、思わぬミスをするから、一番いいのは時間をおくことである。

9月にはまた数学・物理通信の第9号を発行するが、8月27日に徳島で徳島科学史研究会の30周年記念大会がある。そのときの講演を準備しなくてはならないのだが、まだほとんど準備ができていない。

その一環として田中克彦氏の『「スターリン言語学」精読』を少しづつ読んでいる。始めに予想したよりも興味深く読んでいるが、とびとびの時間を使って読んでいるので、なかなか読めない。


大事なことは書かない

2011-07-14 10:19:56 | 日記・エッセイ・コラム

私のブログを見て、何でも書いてあると思う方も居られるようだが、書いていいことと悪いこととは区別をしているつもりである。もっともその区別がそれほど厳しくないところはあるのかもしれないのだけれど。

他人の非難となるようなことは、特にすでに権威をもっている人は別にして書かないようにしている。それと自分の秘密もある。これは他愛のないことだが、自分でこれから調べてみたいことはあまり軽々に口にしないようにしている。

もっとも先日ちょっともらしたようなカオスに関係したことはなかなか自分では実現しそうにないのでわざと自分の考えの一端を述べてある。これは多分寝言か妄言だといってもよいからである。

いずれにしても何でも取り上げているようだが、その制限は自ずからある。もっとも何でもその制限なしに自由に取り上げているように感じられたとすれば、それはその気にさせて申し訳ないと思う。

別に政治的にどこかから圧力がかかるというほど政治的なブログではないし、それに第一とてもマイナーなブログであり、高々日に100人の方々が見て下れば、アクセス数がすごいという風なブログであり、何千とか何万のアクセスがあるようのブログを目指している訳ではない。

これは自分の楽しみにやっているブログなのであるから、アクセス数が数百もあるときは却って不安になる。もっとも200を越えるアクセ数があったのは、いままでに2,3回ですぐに60~100程度のアクセス数に落ち着いている。

しかし、何らかの情報を探して訪れる方々に欲求不満を与えているとすれば、申し訳ない。できるだけ考えるためのヒントになることを述べているつもりではあるが。